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ぷるみえさんえて吉さんと「はんなり祇園」(神戸・平野)

20141019はんなり祇園
10年前にブログを始めた頃からのブログ友達・東京在住のぷるみえさんとは、これまでもこっちに遊びに来た時に色々ツルんできました。この度久々に来られるということで、事前にやり取りした結果、えて吉さんにも神戸に泊まってもらって大好きな「はんなり祇園」にご案内することになりました。

20141019はんなり祇園
こちらのお店はこれまでに何度も僕のブログでネタにしており、かねてから特にえて吉さんは行きたくてしょうがなかったようです。でも電車嫌いなので大阪在住でもなかなか来ることが出来ず、かといってここに行くためだけに泊まるのも贅沢過ぎるしってことで見送りになっていました。でも今回はぷるみえさんと一緒だし、この翌日には神戸発でうどんツアーに行く計画にしたし、ってことで晴れてこの度大義名分が立ったわけです。(そんな大層なもんか)

20141019はんなり祇園
ごまきゅうり」と「きざみ山葵」をつまみながらチューハイで喉を潤してるうちに、「パクチーサラダ・ピーナッツオイルのドレッシング」が登場。今回は一部メニューを除き、ぷるみえさんとえて吉さんに料理を選んでもらいましたが、3人ともパクチー好きなのでこれは即決でした。

20141019はんなり祇園
続いて「とうとうみの塩焼き」。僕は以前に食べたことがあるんだけど、とうとうみはフグのどこかだとしか憶えてませんでした。正解は、三枚あるふぐの皮のうちの真ん中。内から順に身皮(みかわ)・とうとうみ・鮫皮だそうで、その名前の由来にはこういう説があるそうです。

戦国時代、三河(みかわ)の国の隣に、 遠江(とうとうみ・と読みます)と言う国があるのです。 つまり、身皮(三河)の隣にあるからとうとうみ(遠江)になったようで、関西人にはわからんはずやあ・・・と納得しています。

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こういうのを食べ始めたら、当然日本酒にチェンジせねばなりません。辛口〜甘口/旨口〜淡麗の2次元マトリックッス上に書かれた銘柄から、さてどれを選びましょうか。

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おちょこも色々あり、好みのを選ばせてくれます。中には、底に穴があいてたり卓の上には置けない(=持ったまま飲み続けるしかない)のもあるのでご注意を。

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この日飲んだ日本酒の数々。これ以外にも飲んでるはずですが、酔っぱらっていたので良く憶えてまっしぇ〜ん〜

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ここらで来たるべきメインイベントに備え、定番の「うずら玉子の黒酢漬け」「大根からしビール漬け」で舌をリセット。

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そして登場したのが、刺身盛り合わせの一部として出てきた仙鳳趾(せんぽうし)産の牡蠣。仙鳳趾って何?中国の地名?なんて思ってたら、なんと北海道釧路町の東、有名な厚岸湾の端っこに位置するらしく、北海道生まれのぷるみえさんも初耳だそうです。
わずかにポン酢が掛かっているでっかい牡蛎の身にかぶりついてみると…なんじゃこれは!!
口の中でとろりととろけるその味は確かに牡蛎なんだけど、舌触りがものすごく滑らかで、ソフトなムースというかほぼクリーム。口から鼻に抜ける香りは爽やか、一粒で豊かな海を感じるデザートのよう。いやあ〜今まで牡蛎は色々食べてきましたが、こんなの初めてですねえ。大げさでなく、ほんとにこれは衝撃的な味でした。
(めっちゃ贅沢だけど、これで牡蛎フライ作ったらどんなんやろう…)

20141019はんなり祇園
そしてついに真打ち、お造り盛り合わせが登場。見た目も中味も絢爛豪華、その日のネタそれぞれをを色んな手法で楽しませてくれます。この日は剣先イカ昆布じめ(身・エンペラ・ゲソ)、鯖きずし(フルーツソース添えも)、宇和島トラフグ(身・皮・焼霜)、300kgカナダ鮪&和歌山本鮪(赤身・中トロ・大トロ・タタキ風)。
どれもこれも旨味が濃く、これでもかとばかりにガツンと主張してきます。こんなお造り、他では出会ったことがありません。いつ食べてもすごいなあと思うばかり。ぷるみえさんもえて吉さんも楽しんでもらえた様子ですが、本音のところではどんなことを感じたのか、感想が気になるところです。

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生牡蛎含め強烈なお造りを堪能した後は、舌休めに「細ネギのアテ」。刻んでじゃこと合わせてなんやかやと混ぜてるだけと言えばそれまでなんだけど、相変わらず凝ってます。

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続いて、定番・高野豆腐の揚げ煮。お造り盛り合わせに比べてなんとも地味な見かけの一品、でもこれがほっとできるふんわかした味でいいんです。ぷるみえさんがかなり気に入ったようで良かった良かった。

20141019はんなり祇園
僕が西京焼きが好きなもんで最後にオーダーしたんですが、酔っぱらってたもんで詳細不明。多分甘鯛じゃなかったかなあと。

楽しく飲んで食べて、この辺でもうお腹一杯。できればここのチキン南蛮とかデザートもお2人に食べて欲しかったけれど、さすがに無理。食べるの大好きなお2人にもきっと楽しんでもらえたと確信しています。また一緒に来られたらいいですね。個人的には、今回は生牡蛎が圧巻だったなあ。

{お店データ}
住所:神戸市兵庫区上三条町1-25 電話:078-511-0665
営業時間:18時~24時 定休日:木曜

コメント

  1. ぷるみえ より:

    まあよく食べた飲んだ、そして
    美味しくて美味しくて美味しくて幸せでした!
    料理の美味しさだけでなく、エンターテインメントとして楽しめました。
    そしてあの牡蠣!なんというミラクル!
    こういう、自慢できる行きつけのお店があるのってうらやましいです。
    また絶対連れてってください!

    • ish より:

      ぷるみえさんのエントリで「美味しいものは美味しいとしか言いようがない!」って書いてたけど、ほんと、ウダウダ書いてもしょうがないんですよねえ。そこんとこを悪あがきしてなんとか伝えようともがいてるわけですが、ほんまにどうしようもない(笑)
      こちらのお店は、料理もさることながらあの空間やそこにいる方々も含めて魅力なんですよね。ぜひまた一緒に行きましょう!…でも「誰を連れて行っても満足してもらえる自信がある店」がまだ数軒あるんですけどねえw

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