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超々穴場イタリアン・うみどり食堂(大阪・生野本通中央商店街)

20150220うみどり食堂
えて吉さんのエントリで、地元生野区のド・ローカルな場所にいいイタリアンがあるってことで、LAKSAさん・こばやしさん・だいこんさん・えて吉さんの5人で行ってみることにしました。平日夜だったので現地集合、環状線の寺田町駅を降りて、生まれて初めて通る「生野本通中央商店街」をずんずん進みます。

20150220うみどり食堂
けっこう距離が長い商店街は、19時少し前だったせいもあるのかほとんどの店のシャッターが降りたまま。えて吉さんによると昔は賑やかだったけれど、今は昼間でも閉めたままの店が多いそうです。時折至近距離をビュンビュン通り過ぎる自転車に冷や冷やしながら寂れた雰囲気の中を進んでいくと、スーパー玉出を越えて間もなくこんな黒板が表れます。

20150220うみどり食堂
黒板のある商店街右側の路地を覗くと、少し先にほんのり灯りが見えます。そこが目的の場所「うみどり食堂」。辺鄙な場所とは聞いてましたが、フリの客はまずないだろうし、立地的にイタリアンを食べる客層も少なそう。都会が好きじゃないかららしんですが、それにしてもこんな讃岐うどん的な場所でやらんでもええんやないかって、誰しも思ってしまうでしょうねえ。

20150220うみどり食堂
僕がお店に入ると既に皆さん集合済みで、さっそく前菜盛り合わせからスタート。今回は4人なので少し多めにサービスしてくれていますが、本来は2〜3人前でこれがなんと580円!事前に話は聞いていたものの、実際に目にして食べてみて、1人じゃ持て余すほどの内容にいきなりガツンとやられました。

20150220うみどり食堂
以下、イマイチな写真もありますが、とにかく食べたものを全部紹介していきます。どんな場合でもとにかく野菜は欲しいので、なにはともあれ生ハムのサラダ(550円)。

20150220うみどり食堂
本日のおすすめから、豚バラ肉ごぼうの白ワインビネガー煮込み(600円)。家庭料理っぽい感じ。

20150220うみどり食堂
ほたるいかと菜の花のアーリオオーリオ(500円)は、加減が勝負の季節の一品。菜の花の堅さ・ほたるいかの旨味を勘定に入れて、塩を加減・火も加減。偉そうな言い方ですが、食べてみて達者やなあと感じました。

20150220うみどり食堂
レギュラーメニューから、エビとアボカドの山葵醤油マヨ和え(450円)。アボカドと醤油って合いますよね。バゲットに載せてパクッと、こういうの好き。
ところで飲み物は最初はビールから始めて、途中で赤ワインにスイッチ。僕は「飲んでみて好きか嫌いか」程度の人なので詳しいことはようわからんのですが、ワインにもかなりこだわっておられるようです。

20150220うみどり食堂
エビ・アボカドのフリット(580円)カマンベールチーズのフリット(500円)の2種盛り。食い意地張ったおっさんが5人も揃っているので、ガンガン食べて飲みます。

20150220うみどり食堂
トマトソースピザ(650円)。うーん、これはちょっと個人的には好みのタイプではなかったですねえ。

20150220うみどり食堂
牛すね肉のシチュー仕立て(880円)は、コクも風味もボリュームもコストパフォーマンスもかなりな一品、ヘタな洋食屋ではとても太刀打ちできないです。もちろんご飯がハゲしく欲しくなりました。

あさりの白ワイン蒸し(500円)もボリュームたっぷり、スープがまたうまい。おもわずバゲット追加でお願いしました。特に珍しくもない料理だけに、またしても「達者やなあ」と感じてしまいました。

20150220うみどり食堂
淡路玉ネギポルチーニ茸のミルクリゾット(780円)は、個人的にこの日の一番。これまでポルチーニ茸食べてそれ程おいしいと思ったことがないんですが、とにかくこれは香りが抜群。玉ネギとミルクに優しく包まれた香りと旨味、それを吸い込んだお米を口に入れると、ホワッと開く感じ。いま思い出してもこれは良かったなあ。特別好きでもないリゾットをこんなに思ったのは初めてのことでした。

20150220うみどり食堂
最後に牛はね下ステーキ赤ワインソース(950円)とは濃いなあ。これもかなりコストパフォーマンスに優れた一品だったかと。ただし、その前のリゾットで既に個人的には「〆」の状態だったので、申し訳ないですが細かいことは余り記憶に残ってないっす。

ご主人がシェフ、フロア担当の奥様は、昨年8月に生まれたばかりの赤ちゃんを抱えながら店内を動き回っておられます。望んで選んだ場所とは言え、失礼ながらこんなところで大丈夫だろうかと心配してしまう半面、敢えてこの場所を選んだ心意気に応えるべく、とにかくこんだけ安くておいしいんだから、なんとか応援したいと思わずにはいられません。神戸在住の身としてはそれ程頻繁に行くことは難しいですが、近場にあれば常連になること間違いなし!の太鼓判なお店です。是非。

{お店データ}
住所:大阪市生野区林寺2-6-6 電話:090-3650-2935
営業時間:12時~15時 18時~23時 定休日:水曜

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