吉兵衛本店にて(神戸・三宮)

20150411吉兵衛本店
久しぶりに三宮市場を通りかかったら、いくつか変化がありました。でもかつ丼の吉兵衛本店は相変わらずの盛況。夕刻だったからか大将の姿が見かけられず、ちょっと残念でした。

20150411吉兵衛本店
吉兵衛のサイトの会社概要によると、センタープラザの西館でかつ丼専門店をオープンしたのが1979年のこと。その当時の店舗は現在のお店より30m西にあり、今はこのお店があるところだったと記憶しています。カウンター5席程で調理場も超狭く、大将はその頃から超高速かつ丼製造マシーンでしたw 間近であの技が見られたのはある意味贅沢やったなあ。

20150411吉兵衛本店
その頃は並のかつ丼が400円か450円だったと記憶していますが、今や680円。正直なところ昔程の割安感は感じられないにしても、まだまだここのかつ丼には魅力があります。(店舗増え過ぎが気がかりではありますが…)

20150411吉兵衛本店
この日は他に予定があったので店で食べる気はなし。メニューをよく見ると、本店限定・ミンチカツ弁当380円なんてのがあるじゃないですか。今までこんなの知らなかったし、値段的にもリーズナブルなもんで、ついつい注文してしまいました。(注:「弁当」が本店のみで、ミンチカツは他店舗でも販売しているようです)

20150411吉兵衛本店
おかずとご飯が別容器に入っている2段重ねでボリュームたっぷり、円盤形のミンチカツが2個コロッと入っています。おかずはミンチカツだけなのでぶっちゃけ物足りなさはありましたが、ご飯がたっぷりなので量的には食べ応えがありました。恐らくはかつ丼を作る際のくず肉を利用したものでしょう、コストは抑えられていてもジューシーで肉質良く、レベル高い?ミンチカツでした。他店では玉子でとじた丼もあるようですが、個人的にはこれはソースでサクッといただきたいですね。

{お店データ}(本店)
住所:神戸市中央区三宮町2-11センタープラザ西館B1A-22
電話:078-392-4559 営業時間:10時半〜19時
定休日:不定


春の京都一泊二日-その3〜グリル生研会館(下鴨)

20150426グリル生研会館
今回の宿は珍しくも岡崎辺り。2日目は早めに宿を出て、バスで大原まで行って三千院をうろつき、混み始める前にさっさと退散しました。バスに乗ってからさて昼ご飯をどうしようかと思案するうちに、以前からの課題店・「グリル生研会館」がうまい具合に途中にあることを思い出しました。

20150426グリル生研会館
店名は、生産開発科学研究所の食堂だったからだそうで、少なくとも現在は誰でも利用可能。下鴨神社の西側なので四条辺りからは少し距離があり、なかなか行く機会がなかったんです。洋食屋さんとして日常使いするにはちょっと高めかなあ、でも観光客としては許容範囲な価格設定。

20150426グリル生研会館
昭和33年に出来た建物だそうで、表通り側のガラスブロック使いがおしゃれ。これは食後の写真でけっこう空いていますが、僕らが席に着いた13時前はほぼ満席で、地元率6割って感じでしょうか。

20150426グリル生研会館20150426グリル生研会館

(エントリ内の写真は二度クリックで大きくなります)

メニューはオーソドックスな洋食ばかり、残念ながらシチュー類は欠品中。サラダとライス付きのスタンダードセットと、それにスープとコーヒーがプラスされるフルセットの2ラインがあります。

20150426グリル生研会館
妻チョイスは、店内を見渡しても半数近くがチョイスしてる人気メニュー・スペシャルランチ(1800円)。海老フライ・カニクリームコロッケ・ハンバーグ盛り合わせの豪華版でボリュームたっぷり、野菜の種類豊富なサラダの盛りつけが美しい。ちょこっとクリームコロッケを味見させてもらいましたが、ちゃんと作った感のベシャメルでとてもおいしかったです。3種類盛られたつけあわせにラッキョがあるのも嬉しいなあ。

20150426グリル生研会館
僕は当然ビーフカツ。スタンダードセット1900円のところ、レギュラーではご飯少なめのようだったので50円プラスして大盛りにしてもらいました。バランス的には大盛りで正解でした。こちらの写真のほうがサラダの全容がよくわかります。端っこの辛子は最初から付いて出てきました。

20150426グリル生研会館
ビフカツのサイズがそこそこある上に厚みもけっこうあり、カットするとかなりなレア状態で肉質上質。当初は価格的に少し高いかなと思いましたが、この内容ならむしろ安いかも知れません。デミグラスはややビター・やや重めで、クラシックさを感じさせます。ここしばらく食べたビフカツの中でも、かなりアタリ!なおいしさでした。

冒頭に書いたとおり、もしこの店が近所にあったら、しょっちゅう行くのは価格的にちょっとしんどいかも知れません。でも「今日はちょっといいもん食べよか」ってな場合には、超オッケー。チャラチャラしたところがなく、お店も料理もややハレな気分にさせてくれ、値段なりに充分満足できる僕好みなお店でした。やはり京都の洋食は奥が深いです。なかなか場所的に行けないけど、次回はシチュー類を食べてみたいなあ。

{お店データ}
住所:京都市左京区下鴨森本町15 生産開発科学研究所ビル1F
電話:075-721-2933
営業時間:12時〜14時、17時〜20時
定休日:水曜の夜、木曜


春の京都一泊二日-その2〜念願のキムラですき焼(寺町通)

20150425京都キムラ
何十年も前から行ってみたいと思っていた、寺町通の「キムラ」。なんともクラシックな外観のこの店の前を、数え切れない程何度も通りかかっています。「そんなに行きたかったのならもっと早く行けばいいじゃないか」とのご意見もごもっともなんですが、ここまで時間が掛かったのはここがすき焼専門であるが故。昼ご飯には贅沢な気がするし、晩ご飯にしてはなんとなく京都らしくない気がするし、ってことで見送ってきてたんです。

20150425京都キムラ
ここんとこ夜の京都では「三木半」連発だったもんで、今回は違うところにしようと決めてました。京都に向かう途中でこの店のことをふと思い出し、妻に持ちかけたところ即決。この時代にあってもなお下足番のおっちゃんがいるこういう風情のある建物は、建て替えたりしないうちに行っとかないといけませんからね。

20150425京都キムラ
入口で靴を脱いで下足番のおっちゃんに下足札をもらい、それをもって2階へ。そうか、3階は宴会場なのか。

20150425京都キムラ
下足札を仲居さんに預けると、席を案内してくれます。チープなちゃぶ台に、ガスコンロと水が入ったケトル、表通り側の窓にはすだれ。いいなあ。

20150425京都キムラ

(エントリ内の写真は二度クリックで大きくなります)

「すき焼」はロースと並の2コース、ネット上の情報で200円違いならロースにしておくべきとあったので、メニュー選択には迷いませんでした。「あしらい」というのは肉以外の野菜・豆腐・糸コンニャク等のセットのこと。「赤玉ポートワイン」なんちゅうもんがメニューに書いてあるところがシビれますなw

20150425京都キムラ
仲居さんが何人かいてはっても、基本的には自分達で作るシステムなので、作り方解説が備え付けられています。裏面は英語表記で、読んでるとけっこうオモロイ。写真撮っときゃよかったなあ。
すき焼の作り方には色んな流儀がありますが、ここのは初めてのタイプ。油をひいたらまず野菜・糸コンニャク・豆腐を入れ、その上に肉を載せて砂糖を振りかけ、だし(みりんと醤油ベース)を注ぐ。砂糖が溶けたら肉を鍋肌で焼き、麩と三つ葉を加えなさいと。昭和7年創業の歴史に逆らう理由などあるはずもなく、当然素直にこの通りに作ることにしました。

20150425京都キムラ
(以下、2人前です)左・焼き豆腐・麩・三つ葉・糸コンニャク、中・小さなとっくりに入っただし・玉ネギ・京ネギ、右・生玉子。ディフォルトではご飯は付いていません。

20150425京都キムラ
主役の肉は、かなり大きくスライスされたのがお皿一面に盛られてきます。この価格と場所柄からすれば、質的にも予想以上に上質。さすが歴史あるお店やなあって感じ、仕入れルートがきっちりしてるからでしょうね。

20150425京都キムラ
まもなく完成の図。全量の半分で1回目を作って食べきり、残りの半分で2回目と2ラウンド方式にしました。味としては「まさにすき焼」、それ以外の何物でもない。割り下を先に敷く作り方が好きではないので、焦げ付きにくいこの流儀は理に叶ってるなあと思いました。肉質は軟らかく脂に甘味があり、充分満足。ここ一軒で済ますならご飯追加すれば量的にも充分じゃないでしょうか。
すき焼もおいしかったんだけど、ここでは建物やお店の空気感を味わう楽しみも大です。外人さんのお客さんもけっこう見かけ、仲居さんの説明やら彼らの「これなんだろ?」的会話が漏れ聞こえるのがまた楽しい。生玉子に浸けて食べる習慣なんてまずないだろうから、驚いてるだろうなあ。

{お店データ}
住所:京都市中京区寺町通四条上ル大文字300 電話:075-231-0002
営業時間:12時~21時 定休日:月曜(祝日の場合は翌日)・第3火曜


一人お疲れさん会

写真 2015-04-29 19 31 31
仕事帰りに一人飲みでリセット。
今日はハムカツなんぞをアテにしながら、ゆるゆる。


春の京都一泊二日-その1〜はしたて(JR京都駅)

20150426はしたて
先週の週末、妻と二人・一泊二日で京都に行って来ました。桜の時期は過ぎているとは言え、ゴールデンウイークを控え好天に恵まれた土日なので、人出が多いのは必至。それを如何にくぐり抜けてストレスなく楽しむかが一つの課題でした。

20150426はしたて
土曜のお昼時に京都駅に到着した段階で、お腹ペコペコ。駅周辺は当然混み合っているのである程度待つのは覚悟して、SUVACO(スバコ)ジェイアール京都伊勢丹の3階にある「はしたて」に行ってみると、15分程待って無事着席できました。まあこの程度の待ち時間なら上出来と思うべきでしょうね。

20150426はしたて
はしたては京都の料亭・和久傳のカジュアル版って感じだそうで、丼物や麺類等を中心としたセットメニューが魅力的。この日も丼物だけで9種類あり、どれもおいしそうで迷う迷う。結果、妻が選んだ「はしたて丼」(1728円)は2種の小ぶり丼のペアセットで、右は筍と茄子のかき揚げ丼です。

20150426はしたて
左のは鮪とろろ・鯛・炙り鯖丼で、このうち炙り鯖が大層おいしく、もっと食べたかったとか。炙り鯖丼と麺類とのセットメニューもあるので、次回はそいつでご満足いただきましょう。

20150426はしたて
僕もめっちゃ迷いましたが、初志貫徹で鰆味噌焼丼と桜海老・春キャベツ煮麺(にゅうめん)のセット(1782円)を選択。魚の味噌漬けが好きなんですよね〜 どっしりとした味噌味が染みこんだ鰆とご飯の相性は抜群、これは味噌だけでも充分おいしいでしょうねえ。もちろんご飯に合うんだけど、おもわず日本酒頼みたくなってしまいました。
けっこうしっかり目味付けの丼に対して、だしのうまさ前面プッシュのにゅうめんは、桜海老の旨味とキャベツの甘味が援護射撃。若布の香りもプラスされ、春が盛り込まれた椀ものでした。今回は二人とも丼物中心なメニューを選びましたが、例えば「鯛・筍・ワカメ煮麺セット」とか「金目鯛と小蕪煮麺セット」みたいな麺中心のメニューもあり、出汁の旨さを味わいたいならそっちチョイスもまたアリかと。

日々のランチとしてはやや高めですが、僕らみたいな観光客にとっては内容もいいし、肩肘張らずに「和食」を楽しめるし、場所柄考慮してもとてもお値打ちだと思います。さすが京都、商売上手ですなあ。

{お店データ}
住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町スバコ・ジェイアール京都伊勢丹3F
電話:075-343-4440 営業時間:11時~22時(15時~17時は丼と茶菓)
定休日:不定休(ジェイアール京都伊勢丹に準ずる)