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第3回アホほどカキを食べる宴会(後編)

20160211カキ宴会
宴会当日の朝、えて吉さんが兵庫県は赤穂市坂越の功結水産までひとっ走りしてカキを仕入れてくれていました。今年も昨年同様殻付きと剥き身それぞれ4kgずつ。殻付きはこの写真ので全体の半分弱といったところでしょうか。

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やや出遅れたこともあり、EGMさんやえて吉さんの友人のしげるさんがガンガンと殻を開けてくれたので、僕は楽をさせてもらいました。カキを開けるのって最初は難しいんですけど、コツを掴むとどんどん開けたくなってくるんですよね。

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先月日生にカキオコを食べに行った時にも感じたように、今年のカキは身が大きくブリっと立派に肥えています。まずは何はともあれ生で。レモンを少し搾って食べてみたら、やや塩を強目に感じるものの、さすがの美味しさ。わざわざ遠くまで買い出しに行ってもらった甲斐がありますねえ。
カキは生に限るという方もいらっしゃるかもしれませんが、これはこれそれはそれ、いい素材で作った料理はこれまた別の楽しみ。以下、みんなで手分けして作った料理をご紹介します。

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第1回めのカキ宴会の時にこばやしさんが作ってくれた神戸元町別館牡丹園式「煎生蠔」(広東風牡蠣のお好み焼)がすごくおいしかったもんで、今回も作って欲しいとリクエストしました。
*参考リンク:B級的・大阪グルメ!ブログ/別館牡丹園式「煎生蠔」-広東風牡蠣のお好み焼きのレシピ、作り方

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でもただ単にリクエストしただけじゃありません、この料理を作るのに必要な牛脂を提供させていただました。「牛脂なんてスパーでただで手に入るやん」とお思いでしょう。しかーし今回提供したのはそんなんじゃありません、ふるさと納税でゲットした最高級石垣牛ステーキの脂身を切り出して、冷凍保存しておいたものなんです。室温だと溶け出してしまうので、持ってくる時には保冷剤を抱かせてきました。

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見ただけでおいしいのがわかる焼き色、直径10cmほどの一枚にカキ2,3粒ほどの細切れが入ってる贅沢品です。カキそのものに加えて、牛脂とオイスターソースでさらに旨味をブーストしてるんだから強烈。お店で出したらどのくらいの値段が付くかわからん一品を、こうして宴会でいただけて感謝したくなる美味しさでした。

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こちらは生と同じに見えますが、殻ごとの蒸しガキ。今回のカキは総体的に生よりも火を通したほうがよりおいしいという意見が多数派でした。熱が加わっても充分な大きさと膨らみ、そのものの旨味が凝縮されて、これはレモンだけが一番。

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こちらは昨年も登場した、えて吉さん作「カキのオイル煮」。にんにくの風味とピリッとした辛さがアルコール類にすごく合うんですが、残念ながら今回僕は食べ逃しました…

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続いてもえて吉さん作「カキの唐揚げ」。たまたまこの前日にNHKの「ためしてガッテン」で紹介されてたらしく、唐揚げなんて聞いたことないからやってみようと。僕ら的感覚では茹で過ぎじゃないか・揚げ過ぎじゃないかって感じのレシピでしたが、とにかくそのとおりに。多数派の感想としては、確かに旨味は凝縮されるけれどなにもこの調理法でカキを食べんでも…って感じでしょうかねえ。

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続いては初登場&本日一番の注目料理。南インド料理・スリランカ料理食事会「グルコバ」の主催者であるこばやしさん作「カキビリヤニ」。僕はグルコバに2度ほど行っただけで、その方面は全くようわからんのですが、ビリヤニとは簡単に言ってしまえば「炊き込みご飯」だそうで。
 *参考リンク:日本人に本場のビリヤニを食べさせたい
テケトーに解説しますと、こちらは下味をつけて茹でたカキ。煮汁はご飯を炊くのに使います。

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ご飯はバスマティ・ライスという高級米を使用。あらかじめこばやしさんが作ってきたルーっちゅうかマサラと共に圧力鍋で炊きあげます。当然ですが、炊く段階ではカキは入れません。

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炊きあがったら味見。少しだけ塩を加えてはりました。

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下茹でしておいたカキを投入。茹でる前は剥き身で1Kg弱あったんではないでしょうか。すごい量。

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鍋の底からご飯をぐわっと混ぜ合わせます。

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こちらやや気どった盛りつけ例。インド系の料理の経験値が全く低い僕ですが、いやあこれはうまかったっすねえ。バスマティ・ライスの香りにマサラやかきやらハーブやらなんやらの香りが加わって重層的に。カキの旨味が加わったご飯の味ももちろんですが、これはむしろ香りを楽しみたい料理やなあと思いました。
たくさんあったのでお土産に持って帰ったら、家族にも大好評。娘に「また作ってね」って言われたけど、さすがにこれは僕にはムリっす。

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大トリは定番というか王道というか、カキフライで締めました。まず1kg入りのチューブ一本弱をざるに空けて水切り。今回はネットで見つけた作り方に従い、水洗いせずそのままで衣をつけて揚げることにしました。

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袋に小麦粉とカキを入れて振ったのち、溶き卵とパン粉付けは*あきこ*さんが手際よくやってくれました。

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揚げるのは不肖・ワタクシが担当。一度に入れ過ぎないよう・火を通しすぎないよう、やや高めの温度をできるだけキープし、手早く揚げて油をきっちり切ります。

20160211カキ宴会
いじるのはもったいないので、えて吉さんとの前打ち合わせでタルタルソースは用意せず。揚げたてをそのままで食べるか、塩・レモン程度に留めたいところ。どうやったって当然の如くおいしい。個人的には、定番の中ではやっぱりカキフライが一番好きですねえ。

以上、かなり長めのエントリになってしまいましたが、来年以降参考にするために写真多めにしました。持ち込みのアテを含めて毎回どれもこれもおいしいカキ宴会、今年はこばやしさん作「カキのお好み焼」と「カキビリヤニ」がダブル受賞って感じです。カキって生でもおいしいし色んな料理に使えるので、この手の宴会ネタとしてはすごく適してるしおもろいなあと毎回思います。来年もこの宴会、ぜひまたやらねば。

*関連エントリ:えて吉さん・こばやしさんとこのブログでもエントリがあがっています。僕が記録できていなかったものやカキビリヤニの作り方なども紹介されていますので、ぜひご覧になってみてください。

  ○こんなの食べたよ/第3回 坂越の牡蛎をアホほど買うて家宴会
  ○B級的・大阪グルメ!ブログ/毎年恒例の宅飲み牡蠣宴会で、牡蠣ビリヤーニを作る

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