今年二回目の讃岐うどんツアーに行ってきました。メンバーはWakkyさん・えて吉さん・僕の三人。ざくっとコースは組んでいたけど、状況&気分次第で変更可能、久しぶりの日曜ツアーなので、どうなることやら。
◎一軒目:久保
Wakkyさんの希望店で、1963年製麺所として創業、1983年飲食可能店になった老舗です。
店内はテーブル席と小上がりがあり、派手さがなくいかにも地元の皆さんのための日常店っぽい雰囲気。
入り口入って正面にメニュー、左手が調理場と注文口で、うどん玉を受け取った後はセルフサービスです。
基本的にうどんは茹でた後に水でしめたのを丼に入れて渡してくれるので、そのままでもよし、テボにいれてお湯で温めるのもよし、だしが欲しいなら自分で入れる、という今となってはかなり少なくなったスタイルです。
三人ともかけの小(275円)で、僕は温めずに直接だしをかけました。写真を見てお分かりのように、麺はいかにも手作りで太さはかなりばらつきがあり、手切りなのが一目瞭然。うどんをすすると、この不ぞろいさ故のランダムな口当たりが口中に感じられて、とっても楽しい。Wakkyさんいわく「讃岐うどんはこうあるべき」なうどん屋のこの麺は、タイプとしては古いんだけど何故かうどんの新しいおいしさを感じさせてくれる麺でした。冬場はしっぽくもあるそうで、ぜひ食べてみたいなあ。
久保の次の二軒目に、これまで二度行ったことがある「いなもく」に行ってみたら、まさかの行列。あんな山の中の周りに何もないようなうどん屋にもこんなに人がくるとは、さすが日曜。並ぶのが嫌いな三人、一瞬にしてUターンを決断しました。
◎二軒目:灸まんうどん
今回の三人は何度もここに来ていて、とは言え僕は6年半ぶりの5回目とかなりの久しぶりです。
とはいえ店の前は何度も通っていて、久しぶりに行きたいなあとずっと思ってたんです。
一通りメニューはそろっていますが、三人とも過去の経験からここに来ると決まった時点で何を食べるかは決まっています。
ここに来たらあったかい肉ぶっかけの小(550円)と決めています。本業お饅頭屋さんの本気のうどん屋の麺は、力強くどっしり。なので、甘辛く煮込まれたたっぷりの牛肉に負けることなく、しっかりと受け止めてくれます。一味をかけてぐわっと混ぜて、途中で生姜を加えて味変させて、6年半ぶりに食べても相変わらずのおいしさでした。変わってなくて良かった〜
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