青春18きっぷの残り一回を使って、名古屋の某所に鰻を食べに行くつもりでした。「まもなく名古屋〜」って車内アナウンスが流れて来た時、ふと予約もしてないし名古屋でなくてもええんやないか、今回は一人だから自由だし、どうせならこのまま終点の豊橋まで行ってしもたれ！ということで急遽変更。浜松は行ったことあるけど豊橋は初めてなので、車内で目的地を検索。当然狙いは鰻、あっさりターゲットが決まりました。
やってきました初めての豊橋。新幹線や名鉄との乗り換えもできる駅なので、けっこう広くて立派です。
最近のJRの駅はどこも似たような感じではあるものの、きれいですねえ。それに引き換え神戸はまだまだ遅れてますねえ…
急遽だけど結構あっさり決定した目的地は「炭焼うなぎ ひつまぶし藤城」。駅からは結構距離があるんですが、運動がてら歩いてきました。Googleマップの「最短距離推奨」のおかげで道に迷って、余計に時間がかかりましたけど(-_-;)
店内は4人掛けテーブルが5卓。昨年末にリニューアルオープンされたとのことで、店内きれいでめっちゃしゅっとした雰囲気です。
メニューはほとんど鰻関連のみ。リニューアルを機にひつまぶしを前面に出された？そうで、他に丼と重箱も選べます。
東京赤坂で割烹料理店を経営していた板前歴28年の店主が鰻料理にだけ拘った専門店をと、店主の地元、本場三河豊橋で2016年に開業した、関西風地焼専門店、炭の火力に拘った焼きが売りのお店です。〜「食べログ」より
急遽決めたので当然飛び込みでしたが、前日までに2名以上で予約をすれば刺身小鉢がサービスされるのだそうです。やはり飛び込みだと待ってもらわないといけないからでしょうね。でも僕は、鰻が焼き上がるまでの間ビールを飲みながらゆっくり待つのは好きなので全く問題なし。お通しに出してくれたわさび漬けは数の子入りで、日本酒が欲しくなりました。
ひつまぶしがあっても丼か重を選ぶことが多いんですが、今回はリニューアル事情を鑑み、ひつまぶし上(3500円)を選びました。
お吸い物にはちゃんと焼いた肝入り。お茶わんによそってまずはそのままで。地焼の鰻は無駄な脂がなく絞まっており、焼き上がりはちょっとかりっとクリスピー。タレは辛めで、トータル的に僕の好きなタイプの蒲焼です。
次はネギとわさびを加えて。普段鰻を食べる時にあまり使わない山椒を途中から振ってみたら、香りが素晴らしい上物でした。鰻がおいしいんだから当然おいしく、この食べ方で二膳いただきました。
ラストは出汁茶漬けで。お気付きかも知れませんが、薬味はネギとわさび以外に梅肉が添えられてるんです。「鰻と梅干しは食べ合わせが悪い」というのは迷信だそうで、とはいえこれが添えられてくるのは珍しいんじゃないでしょうか。鰻がなくても梅茶漬けがおいしいんだから、これまた当然おいしい。あっさり上品なだしで、さらっと仕上げることができました。
上に書いたように、僕好みの蒲焼きでした。なのでもっとシンプルに鰻とご飯とタレを楽しみたい。やっぱり僕はひつまぶしではなく、丼か重やなあと改めて思いました。次回食べるなら、丼か重で後半半分は山椒を振って、って感じで食べてみたいです。予定変更して豊橋まで来た甲斐があったなあ。
{お店データ}
住所：愛知県豊橋市東小浜町112
電話：0532-45-5570
営業時間：11時～14時 17時～20時
定休日：水曜
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