かつてしょっちゅう名古屋に出張に来ていた時期があったので、金山という地名や、いろんな交通機関が交差している主要駅だとは知ってたものの、降りるのは初めて。JR・名鉄・地下鉄の合わせて5路線が使える「金山総合駅」っていう名称なんですね。
名古屋に詳しいだいこんさんは、中心部だけじゃなく金山も詳しい。まるで地元民の如く目的の店に向かっていきます。
夜の一軒目は「歓酒亭 大安(だいやす)」。
メニュー数多い、安い。この店頭メニューを見る限りでは、海鮮系が多い感じですね。
店内はコの字型カウンターの立ち飲み。僕らが入った17時半ごろはまだ半分くらいの入りでしたが、1時間後はこの大盛況状態。皆さん楽しそうに飲んではります。
カウンターのどの面からでも見やすいようにメニューがあちこちに貼ってあります。入店直後はどのメニューを見たらいいのかよく分からずちょっと迷ってしまいましたが、例えばこの縦長のは店頭のと同じ。その下にちょろちょろっと貼ってあるのはその他メニュー。
まずはビールでスタートして、いわし350円とミル貝350円。ミル貝って神戸の中華でよくある食材なんだけど、最近あまり見かけないのでさみしく思っています。
周りのお客さんの注文を見ていて、高い位置に定番メニューがあるのに気づきました。地元の三河産鶏の刺身が人気あるようです。
早速見習って鶏レバー刺身(230円)。ネタの質と量からするととてもお得に感じました。
こちらは数量限定・心臓血管(一本150円)。初めて聞く部位でしたが、調べてみたら「ハツもと」「カン」「つなぎ」とも呼ばれてるんでしょうかねえ。脂が乗っていて適度な噛みごたえがあって、個人的にはとても気に入りました。
あっさり目のあては、左上・ゆず大根(220円)/左下・干し大根を使った はりはり山椒煮(220円)/右・ゴマだれで焚いてるのかな厚揚げごま煮(280円)と大根とろろ昆布かけ(250円)。
蒸し鶏ねぎまみれ(380円)はボリュームたっぷりで、一人だったらこれともう一品くらいで終わってしまいそうなくらいでした。
台湾風豆腐(250円)は、豆腐の上にそれほど辛くない肉味噌が乗っかってて、さらにネギと干しエビで彩りもきれい。おそらく台湾料理ではないんでしょうが、干しエビと豆腐の組み合わせが面白かったです。
メニュー名でけでは何なんかわからんかったかぶらなん骨柔煮(320円)を頼んでみたら、そのまんまのあっさりした煮物でした。
当初メニューを見て魚介類が得意そうな店やなあと思っていましたが、それだけじゃなくどれも安くておいしくて、気軽にワイワイやれる陽性な雰囲気のいい店でした。近くにあったら必ず通うに違いないでしょうなあ。
{お店データ}
住所:名古屋市熱田区波寄町22-24
電話:052-883-6252
営業時間:平日17時〜23時/土曜17時〜21時
定休日:日・祝
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