先週の週末、妻と二人・一泊二日で京都に行って来ました。桜の時期は過ぎているとは言え、ゴールデンウイークを控え好天に恵まれた土日なので、人出が多いのは必至。それを如何にくぐり抜けてストレスなく楽しむかが一つの課題でした。
土曜のお昼時に京都駅に到着した段階で、お腹ペコペコ。駅周辺は当然混み合っているのである程度待つのは覚悟して、SUVACO(スバコ)ジェイアール京都伊勢丹の3階にある「はしたて」に行ってみると、15分程待って無事着席できました。まあこの程度の待ち時間なら上出来と思うべきでしょうね。
はしたては京都の料亭・和久傳のカジュアル版って感じだそうで、丼物や麺類等を中心としたセットメニューが魅力的。この日も丼物だけで9種類あり、どれもおいしそうで迷う迷う。結果、妻が選んだ「はしたて丼」(1728円)は2種の小ぶり丼のペアセットで、右は筍と茄子のかき揚げ丼です。
左のは鮪とろろ・鯛・炙り鯖丼で、このうち炙り鯖が大層おいしく、もっと食べたかったとか。炙り鯖丼と麺類とのセットメニューもあるので、次回はそいつでご満足いただきましょう。
僕もめっちゃ迷いましたが、初志貫徹で鰆味噌焼丼と桜海老・春キャベツ煮麺(にゅうめん)のセット(1782円)を選択。魚の味噌漬けが好きなんですよね〜 どっしりとした味噌味が染みこんだ鰆とご飯の相性は抜群、これは味噌だけでも充分おいしいでしょうねえ。もちろんご飯に合うんだけど、おもわず日本酒頼みたくなってしまいました。
けっこうしっかり目味付けの丼に対して、だしのうまさ前面プッシュのにゅうめんは、桜海老の旨味とキャベツの甘味が援護射撃。若布の香りもプラスされ、春が盛り込まれた椀ものでした。今回は二人とも丼物中心なメニューを選びましたが、例えば「鯛・筍・ワカメ煮麺セット」とか「金目鯛と小蕪煮麺セット」みたいな麺中心のメニューもあり、出汁の旨さを味わいたいならそっちチョイスもまたアリかと。
日々のランチとしてはやや高めですが、僕らみたいな観光客にとっては内容もいいし、肩肘張らずに「和食」を楽しめるし、場所柄考慮してもとてもお値打ちだと思います。さすが京都、商売上手ですなあ。
{お店データ}
住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町スバコ・ジェイアール京都伊勢丹3F
電話:075-343-4440 営業時間:11時~22時(15時~17時は丼と茶菓)
定休日:不定休(ジェイアール京都伊勢丹に準ずる)
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