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3泊4日沖縄の旅(4)〜民芸酒場おもろ(那覇・桜坂)

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旅に出る直前に沖縄通の方からこの「おもろ」のことを教えてもらいました。歴史がある店内には、幅広くさまざまなお客さんゆかりの品々があって、それだけでも値打ちがあると。でも残念ながら、長くとも今年いっぱいでなくなってしまうのだそうです。
 ◎参考サイト:那覇 桜坂 「おもろ」が、消滅のピンチを迎えている/ずっと旅していたくって。
 

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歴史がある割りにはネットで検索してもあまり情報がありません。住所はわかっていたのでなんとかたどりついたら、国際通りから少し路地を入っただけなのに雰囲気は一変。さらに店内に入ると薄暗く独特の空気が漂っています。
 

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かといってそれが不快とかなんだか恐ろしいとかってわけではなく、むしろ何かに包まれるような安心感と居心地の良さを感じました。
 

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朴訥とした話し方のご主人にご挨拶して、ビールを注文。色々お話を伺っているうちに、刺身の盛り合わせとおでんが突き出しとして出てきました。事前に調べたとおり食事をするお店ではなく、つきだしでゆったり飲む酒場のようです。{※予約すれば食事も可能だそうです}
 

R0001265カウンターの後ろに所狭しと並べられている品々。そのそれぞれに物語があるに違いありません。

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整然と並べられていないところが却って何かしら生々しいものを感じさせてくれます。酒器は酒器で気になるし、なんだか訳のわからないものはあれは何なんやろと興味深く思ったり。真ん中の矢がたくさん刺さっているように見えるものは、沖縄の古い凧だそうです。
 

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客が僕らだけだったせいか、ご主人が2階を案内してくれました。
 

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1階に5,6人用の小上がり、2階は15,6人が入れる座敷席。こちらにも様々な品がありご主人がいくつか説明してくれましたが、とても憶えきれませんでした。(その他モロモロ、ちゃんと説明できなくてごめんなさい)
 ◎参考サイト:おもろ民芸酒場/歯いさい!BLOG

圧倒的物量の品々と年代物の建物、そしてご主人の人柄が相まって、なんとも言えない独特の濃密な空気が漂っています。ちょこっとお邪魔したくらいではほんの少し囓っただけに過ぎませんが、もっと早くから知ってたら何度かここに来れてたのに。今年中にまた来れるかなあ…というか、こんなに貴重な酒場、なくなってしまうのはほんとに惜しい。どないかならんもんですかねえ。

{お店データ}
住所:沖縄県那覇市牧志3-9-12
電話:098-863-5859
 

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