少し前に娘達が行った時「今年になってまだお父さん来てないね」とマスターに言われたのでw、妻と「立ち呑み厨房いち」に行って来ました。まあ言われたからではなくてずっと行きたいと思ってたからなんだけど、去年の10月以来なのかー。
相変わらずホワイトボード2枚にぎっしりなこの日のメニュー。新しいのも気になるし定番はやっぱり外しがたいし。
開店即飛び込みだったので、まずはワンコインセットを。生ビールと枝豆に、日替わり一品の油淋鶏と冷や奴で500円。ビシッとピリ辛なタレが旨し。
僕が選ぶと僕好みに片寄ってしまうので、メニュー選択はほとんど妻に任せました。春らしく、竹の子と新玉ねぎのサクサク衣揚げ(290円)。ここのふわっとサクッとな衣がおいしいので、何を天ぷらしにしてもおいしい。
こちらは海老のシンガポール風チリペッパー炒め(390円)。相変わらず立ち飲みとは思えないレベルの高さで、この辺りからハイボールにチェンジ。
台湾ミンチ中華オムレツ(390円)は中身トロトロ。ぽってりとボリュームもあって、麻辣にちょっとしびれた舌をやさしく一休みさせてくれます。
再び辛いのに戻って、激辛四川麻婆豆腐(320円)。定番ばかりじゃいかんと思いながら、やはりこれは外せません。しかし、うちの妻も昔は辛いの全然ダメだったのに、自らこれを注文するまでになったんやもんなあ。
〆のデンプン質は、海老ミソ炒飯(380円)。いつもの炒飯をベースに、仕上げに海老ミソをプラス。海老ミソのコクはそれほど濃くなく、適度に控えめ(訂正:ちゃんと主張してました)。ただし海老ミソの香りが豊かにプワ〜ンと漂ってきます。ベースとなるぱらりと仕上がったいつもの炒飯の香ばしさに海老ミソ風味が重なり合って、レンゲで口に運ぶ度に、大げさに言えばちょっとした高貴ささえ感じてしまいました。さすが、スゴ腕!
マスターと話をしてて面白かったんですが、新しいメニューをどうして作るのか訊いたら、ほとんどは意外にもネット検索。店をやってると食べ歩く暇もないので、検索して面白そうと思ったものを元に自分の頭の中でアレンジして作っていってるそうです。もちろん基本があるからできるんだけど、それをここまで自分のものにできるのは、やっぱりすごいなあ。
(追記)
汁なし水餃子(290円)は皮むっちりプルンで、麻辣ダレがうまい。
前回食べたかったけど見送った台湾ミンチと焦がしラー油の油そば黄味載っけ(390円)。とにかくこれは名作としか言いようなし。
あー、やっぱりおいしい〜
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