今年4月にオープンし、まだそれほど知られていないのにもかかわらず、既に行列ができるお店となっている「かくいにいくか」。いずれもっともっと列が伸びるに違いないと思っています。
実はこちらのシェフはもともと超スゴ腕のフレンチシェフ。
(下記エントリをご参照下さい)
年齢を重ねのんびりやりたいということで、基本的には昼時のみの洋食屋さんとして営業されていますが、要予約でフレンチのディナーコースをいただけるということで、妻・娘との3人で行ってきました。
基本は税込み4400円で、リクエストによってアップグレードも可能。今回は初めてなので基本のコースでお願いしました。
(上の写真は、タップすれば矢印が現れるスライドショーになっています) とりあえずビールを飲んだけれど、食事中はやっぱりワイン。リストを見せていただいたら、ありがたいことにお手頃価格。全然詳しくないんだけど、これなら3人でボトル2本くらい奮発してもいけそうということになりました。
ということで、1本目はスパークリングワイン(ビーニャ・バルディビエン・リミテッド・ブリュット/フルボトル2600円)。
この後2本目は白でしたが、料理に夢中で写真を撮り忘れましたw
事前に一品目はオードブルだとは訊いていましたが、えらく盛りだくさんなのがいきなり登場してきました。これだけで相当飲めてしまうやん。
中央の緑っぽいのは淡路島さざえの肝ソース(だったと思う)、黒っぽいのはごぼうのワインビネガー漬けかなんかだと思います(いい加減でスミマセン)。その他、何気ないようでいてどれもレベルが高く、生ハムなんかも、おっ、これはと声が出るほどでした。
魚料理は、鯛のソテー・川津エビのアメリケーヌソース。一口食べて、3人とも一瞬息を飲みました。このソース、むちゃくちゃおいしい。フレンチのアメリケーヌソースはオマールエビを使うことが多いのですが、川津エビのほうが濃厚にできるのだそうです。コスト的にも、近場から仕入れられるというメリットもあるんでしょうね。
淡泊な鯛によく合ってて、これはすごかったなあ。
肉料理は、牛ステーキ2種のソースで。まず、肉質がいいです。そして、ソースの左半分は赤ワインがよく効いた深みのあるドミグラスソース、右半分がガーリックペッパーソース。お話によると、縁あって特別に栽培されたスペシャルにんにくだそうで、これだけたっぷり使われているのにまだまだ欲しくなるほど。上質なステーキにおいしい2種のソースの組み合わせで、4人で来てたら赤ワインも飲めたのになあとちょっと悔しい気がしました。
〆にデザート盛り合せと、コーヒーで大満足。この量と内容でこの価格は破格です。
席数12席で、夜はシェフとマダムだけなこともあるのか、この日は僕ら3人の貸し切りでした。8人くらいまでならお互いに話をしながらの食事会ができそうですので、相談なさってみて下さい。
質的にも量的にも充分満足できたのに、まだまだ色々食べてみたい気がしてなりません。お昼のメニューも早いこと制覇せねば。
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