この日は久しぶりに姉兄と三人そろって三宮での食事会。事前に場所は決めず当日の気分次第でってことでしたが、なんとなくごく自然に「もん」に行くことになりました。
平日の13時過ぎでも店内はそこそこの入り。中休みなしなので、その後の中途半端な時間でもちょこちょこお客さんが入ってこられます。
前回いつ行ったのか調べてみたら一昨年の春以来で、その時も姉兄との三人でした。子供の時から家族で来てたので、頭にも体にもこの店のことが擦り込まれてるんですね。
前回に比べて当然値上がりしていますが、おそらくメニュー内容は同じ。さすが1936年創業の伝統ある老舗です。今回も三人で相談しながら、食べたいものを片っ端から注文することにしました。なお、以下すべておいしかったので、いちいち書きませんw
まずは、ぱっと見カキフライに見えますが、ここの名物とんかつ(1820円)。必ずしも柔らかい肉がいいとは思いませんが、なんの抵抗もなくすっと噛みきれて、豚ならではの肉のおいしさが楽しめる逸品です。
続いては、この時期には是非物のカキバタ焼(2000円)。カキフライも食べたいけれど、バターでうま味がブーストされたカキ・ベーコン・タルタルソースの三重奏は、この料理ならでは。抜群。
それぞれの料理にたっぷり付け合わせはついているんですが、なんかしらんがハムサラダ(1480円)を頼んでしまいます。分厚いハムがたっぷり。
この料理で本日のピークを迎えます。ビーフシチューとどっちにするか迷った揚げ句のタンシチュー(3080円)。ドミグラスソース好きな3人ながら、今回はこれのみで一点中央突破。ほろほろに煮込まれたタンとビターなソースの揺るぎない組み合わせに、余計な説明は不要です。
今まで何度この店に来たかわからないのに、頼んだことがなかった肝とセロリのバタ焼(1920円)。肝だけでなく砂ずりなんかも入っていて、食感色々。洋食っぽくもあり焼鳥っぽくもあり、もちろんご飯に合うけど、アテとしてもようできてます。
締めはオムライスにしようと思ったけれど、どうせならと言うことで初めて(多分)続きのスパゲッチ(1320円)。いわゆるナポリタン系なんだけど、チキンライスっぽく鶏肉が入ってるのが珍しかったです。
ビールほかもいっぱいいただいて、この年の三きょうだいとは思えないほど食べまくりました。お店の人も驚いてたんじゃないでしょうか。
確かに大衆的な洋食屋さんに比べればいいお値段ですが、ああやっぱりここに来てよかったと思えるのは、歴史のなせる技なんでしょう。これほどまで食べなくてもいいのでw、若い方にも是非経験してもらいたいです。
散々食べて手ぶらで帰るのもナニなので、妻へのお土産にはこの包み紙のアレを。
ビフカツサンド(テイクアウトだと2110円?)。ビフカツとソースとパンだけ。これで十分、というかこれがいい。このお土産で、ビシッと〆ることができたって感じです。
さすがに三人いると色々食べられたけど、それでもまだ食べ逃した感があります。ビフカツ食べたかったなあ、オムライスも、マカロニグラタンも、そういやここのカレーを食べたことなかった。今度洋食屋さんのカレー巡りってやってみよかな。
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