久しぶりに広島・宮島口「うえの」のあなごめしが食べたくなって、新大阪駅の「旅弁当 駅弁にぎわい」まで行ってきました。
コロナの影響でしばらく休止していたのが、いつの間にか取り扱い再開。現在は土曜・日曜(本来は日曜だけ?)の13時から限定数販売で、昨日は8個のみ入荷でした。駅に着いたのが13時ちょい過ぎで慌てて売場に行ったら、頭の上にデカデカと表示されていて一安心。
うえののあなごめしの表紙(レッテル)は12種類あるそうなんだけど、これは初めてかなあ。大正中期まで使われていたデザインの復刻版だそうです。
穴子から取った出汁で炊いたご飯・焼穴子・口直しのお漬け物だけの、シンプルな剛速球ストレート弁当。初めて食べてからもう数十年、年に一度食べられたらいいほうとはいえ、これまで何度これを食べてきたことでしょう。
いつ食べても変わらないおいしさ。宮島口のお店で出来たてを何度か食べたこともありますが、やはりこれは冷めてからのほうがおいしい。特にご飯がおいしくて、酒のアテにもなるくらい。こんなにも完成度の高い弁当が百年以上前から在り続けるということ、本当に素晴らしいことだし、ずっと在り続けてもらわねばなりません。
久しぶりにあなごめし食べたら、また広島に行きたくなってきたなあ。
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