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今月末で閉店する「やぶそば神戸阪急店」(神戸・三宮)

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ひょんなことから神戸阪急南館2階のレストランフロア・味の一番街が、全面改装のため今月末でなくなることを知りました。
 

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たまたまその少し前に東京風の濃いつゆでそばが食べたいと思っていたこともあり、同フロア内の「やぶそば」に行ってみることにしました。

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江戸3大老舗蕎麦(砂場・藪・更級)のひとつ「藪」の正統「かんだやぶそば」(東京都千代田区神田淡路町)で修業した創業者が、正式なのれん分け制度により、1966年(昭和41年)東京都杉並区の西荻窪に、第一号店を開業したのが当社「杉並藪蕎麥(すぎなみやぶそば)」の始まりでございます。

株式会社杉並藪蕎麦HPより
 

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お店に行った土曜の13時頃はほぼ満員で、少しお客さんが入れ替わる頃に店内の写真を撮りました。この場所にお店ができた1993年以降、阪神淡路大震災をはさんで28年目。途中で改装されたのでしょうが、せっかく落ち着いたいい雰囲気なのにもったいないことです。
 

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シンプルに「せいろう(もり)そば」(825円)にしようかと思いましたが、最初で最後なのでお店の看板メニューの一つ「たくみ天せいろう」(2200円)をはりこみました。一般的な天ざるとは違い、熱い天つゆの中に揚げたての海老入りかき揚げが初めから入っていて、これを崩しながらそばと一緒にいただくという趣向。
 

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写真をご覧になっての通り、かなり濃いつゆ。ここまで濃いそばつゆは関西ではなかなか出てこないじゃないでしょうか。
そばをドップリつけると濃すぎるので、ちょこっとだけつけてずずっとすすりたい。でも、崩したかき揚げとそばを一緒に食べようとするとつゆが多過ぎる。結局、つゆに浸かったかき揚げを口に含み、そばはつゆにつけずにいただくことにしました。
正直なところ、このメニューは辛口のつゆに慣れた人向きだなあと思いました。濃いめのつゆに「ちょこっと」そばつゆをつけるのが難しく、かき揚げは最初から浸かってないほうが良かったかなと。でも、細めのするっとしたそばはおいしく、久しぶりに濃いめのつゆでいただけて本望でした。

このところしばらくおいしいそばをたべてなかったので、これでまたそば食べたい欲に火が付いたような気がします。東京や信州にはなかなか行けないので、神戸周辺でそば巡りでもしてみましょうかね。
 

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