神戸でも課題の鰻屋さんが何軒かあって、こちら「うな重」も長年行ってみたかったお店です。で、まず初めに誰もが気になるであろう「この店の店名は『うなしげ』なのか『うなじゅう』なのか問題」。こりゃやっぱり「うなしげ」だろうと思っていたら、どうやら「うなじゅう」が正解のようです。今度行ったらお店の人に確認しますが、どうせなら「うな重でうな重」ってタイトルにしたかったなw
店内は4人がけ小上がり席3つと4人がけテーブル席2つとコンパクトで、すっきりコンパクトにまとまった感じ。ご主人とフロアの女性との2人でやってらっしゃるようで、落ち着いた雰囲気がいいです。
こちらの鰻は関西風の地焼きだと事前に確認済み。お店の方に伺ったところ、丼と重は器の違いだけで、ご飯も(小)以外は同量だそうです。聞き忘れたけど、ランクの違いは蒲焼きの量だけなんかな。
僕以外に先客は3人でしたが、注文してから出てくるまで15分ほどかかったと思います。鰻屋さんで待つのはむしろいいことだと思っているので、いい予感。蓋を開けるのが楽しみ〜
注文したのは鰻丼(上・2850円)。ちゃんと肝吸いだし、昨今の相場からするとこれだけの蒲焼きが載ってるとはうれしい誤算。いやー、関西風の地焼きの鰻はいいなあ。鰻好きなんで関東風も好きなんだけど、噛んだときの舌触りというか歯ざわりというかと、何よりこの香ばしさがやっぱり好みです。タレが少し甘めだったけど、ご飯もお漬物もおいしい。柔らかい食べ物が好まれる昨今、関西風の鰻屋さんが減っていますが、これはかなり個人的好みに合ったお店に出会ったかも。
大好きだったけど残念ながら去年閉店してしまった板宿の「加奈井」とはちょっと違いますが、ようやく後釜が見つかったような気がしています。次回はうな重にするか、丼か重の特上にするか、今から迷うなあ。
{お店データ}
住所:神戸市中央区元町通2-5-14
電話:078-332-1271
営業時間:11時〜19時
定休日:月曜
復活に期待します。
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