しばらく食べてないけど僕にとっては子供の頃から馴染みのある「野球カステラ」。今や作ってるお店も少なくなりましたが、明治40年創業の楠堂本家さんが年内で廃業されることを知りました。
親子3代、創業113年 野球カステラ老舗閉店へ
神戸市兵庫区の東山商店街にある手焼き煎餅の老舗「楠堂(くすのきどう)本家」が、12月末で店を畳み、創業113年の歴史に幕を下ろすことを決めた。
フットワークの軽い妻が早速行ってみたところ閉店の話が伝わって予約しないと手に入りにくいらしく、予約だけして後日改めて買いに行きました。
店頭でカステラを焼くご主人。焼き型は1つ6kgもあるそうで、長年扱ってきたために体への負担が溜まってきたのだとか。
神戸市内で野球カステラを扱っているのは今や9店、そのうち職人の手焼きは5店ほどになっているそうです。
久しぶりの野球カステラ。全部で9種類あるそうですが、入っていたのはグローブを中心に上から時計回りにバット・キャッチャーマスク・ボール・優勝カップ(コアラにあらずw)・優勝旗・帽子。あと3つは何やったんやろ。食べてみたら記憶のまんま、ふんわり柔らかくて甘くて懐かしい味。昔は野菜カステラってのもありましたって、ご存知の方がどれだけいるのか。とにかく楠堂本家さん、長い間お疲れ様でした。
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