◎三軒目：UDON FACTORY エビス
三軒目はちょい変わり種、高松市中央卸売市場の関連商品販売棟っちゅう場外市場みたいなところにあります。卸売市場がらみだったら早朝から開いてるかのかなと思ったら、8時半開店とのこと。
お昼間に営業しているお店は少なく、ガラーンとした雰囲気の中、ここは元気に営業中って感じ。オープンして2年だそうで、周囲に比べて外観もフレッシュです。(古い表現でスンマセン)
いつもはお店に入ってそれ程迷うことはないんですが、何故だかここではすごく迷ってしまいました。入り口入ってすぐのところにメニューがあるので、まごまごしてる場合じゃないんですけどね。
すぐ近くで仕入れが出来ることもあるのか、ここは天ぷらもウリ。うーん、またまた何にしようか迷うじゃないですか…
結局ひやかけ220円に穴子天120円。ラッキーなことに、またしても出来たての麺にありつけたのは、初参加の友人の強運のおかげか。だしはわずかに甘め、麺は少し平べったく延びる感じで量もたっぷり。ガツンと来るうどんではありませんが、こういう麺、好きですねえ。ぶっかけもいいかも。
myblackmamaさんがトライしたカレーうどんは、少し珍しいタイプでした。こちらでよく見かけるどろっとしたルーが掛かってるんだけど、丼の底には出汁が少し敷いてあります。最初はルーのみを絡めて、途中からは出汁で割って、と変化を楽しめる趣向。これはなかなかナイスなアイデアですな。
◎四軒目：SIRAKAWA
香川のうどん屋さんは夕方くらいで閉まってしまうところが多いので、お昼を過ぎると次の店の選択肢がどんどん狭まってきます。いくつかあった事前候補の中からやや距離があるこちらの店にトライしてみたところ、なんとか14時閉店前に到着してギリギリセーフ。アルファベット店名だからもうちょっとチャラい店構えかと思っていたのに、意外とシックでした。
メニューをけっこう絞り込んではります。天ぷら類は3種のちくわ天のみを揚げたてで出してくれます。myblackmamaさんは以前からここの店主のツイートを読んでたそうで、趣味で落語なんぞをやらはる軽妙な方っていうイメージだったのに、実際にはえらくシャイでストイックっぽいのでそのギャップが可笑しかったそうです。
僕のチョイスはあったかいかけちく400円。麺は細めだけどしっかり量もたっぷり、天ぷらは揚げたてでいいちくわでした。ちくわ天って確かに揚げたて美味しいんだけど、出汁系のうどんと食べるなら、時間が経って硬くなってるのを出汁に入れてふやかしながら食べるのも好きなんですけどね。
◎五軒目：宮川製麺所
今回は麺の量が多いところが数軒あったので、四軒終わったところでけっこうお腹が膨れていました。14時を過ぎるとますます選択肢が少なくなるor営業してても一般店で量が多いので、どうしようかなと思っていたところ、ちょうどいい具合にこの店のことを思い出しました。僕は今回で4回目だけど、いかにも地元の人が日常的に通ってる店って感じなので、今回初めてうどんツアー参加の友人にちょうどいいかと思ったんです。
いい時間帯ならうどん玉はどんどん出来上がってくるし、熱々天ぷらがずらっと並んでるんですが、さすがにこの時間では活気はなく、のんびりした雰囲気。茹で置きの麺をテボに入れて自分で温めて、出汁も薬味も自分で追加するのを友人に体験してもらえただけでも、ここに来た意味があります。かけ230円に蓮根天で食べてたら、友人が自分のたけのこ天と交換して欲しいとのことでチェンジ。ビシバシの麺ではなかったけれど、こういう地元っぽいゆったりした時間を過ごせる店で〆られて良かったなあと思いました。
初参加の友人も大喜びしてくれて何より。帰りの車中ではいつもの音楽クイズ？が出来なかったけれど、友人とmyblackmamaさんの意外な接点が発覚したりして大騒ぎでした。いつも通りコースを組んでくれて運転してくれたえて吉さんに感謝。
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