初めて行ったのが15年前。そのころは大開駅の近くにお店があり、家族でも何度も食べに行きました。その後北野に移転されてからは以前ほど伺えていませんが、それでもペルドマーニはうちの家族にとって思い出が多い、大切なお店のうちの一つです。
このところのコロナウイルスの影響で、飲食店はどこもしんどい思いをされています。大したことはできませんが、できることからコツコツとってことで、3ヶ月ぶりに妻と二人で行ってきました。
二人だったのでカウンター席を選び、シェフとなんだかんだ話しながらメニューを決めていきます。まず前菜5種の盛り合わせを、僕はカンパリソーダをやりながら。かぼちゃとリコッタチーズのサラダ・キビナゴのエスカベッシュ・田舎風マリネ、あとはなんやったっけ。いつも通りここの前菜は手が込んでておいしいので、是非モノ。
この日のいけすの中の魚はこんな感じで、選んでから食べ方を相談するスタイル。いけす以外にこの日は珍くもアンコウがあったので、それをイってみることにしました。
ワインは白で。シェフお勧めの中からなんとなく真ん中のを選んだんだけど、なんか見覚えあるなあと思ったら、前々回に同じのを飲んでました。
こちらアンコウとアサリとブロッコリーのソテー。ペルドマーニでは明石の魚屋さんからお任せで魚を仕入れてるんですが、アンコウが入ったのは初めてだと。必ずしも深海にいるのばかりではないらしいにしても、明石で揚がることもあるんですねえ。食感はどちらかと言えばオマール海老に似てるんだけど、噛み締めてみると味は別物で淡白ながらしっかり。何も言わずに出されたら「ん?これは何?」ってなるでしょうね。しっかりめのバターソースと合わせて、なかなか珍しい味わいでした。
ちょっと見にくいですが、この日のメニュー。ここしばらくここで食べ逃していたものがあったので、是非そいつを食べたかったんです。
それがこれ、美作産鹿肉ラグーソースのペンネ。ラグーソースってのを実際に食べたのは、ペルドマーニが初めてやったんやないかなあ。大開にお店があった頃からラグーソースのパスタがメニューにあって、娘たちも大好きなんです、これ。
締めのドルチェは3種盛り×2の6種盛りで、りんごのパウンドケーキ・安納芋とモカのシブースト・苺のミルフィーユ・ココアのビスキュイとガナッシュのケーキ・洋梨のタルト・ティラミスと、パティシエなしでケーキ屋さん顔負けのバリエーション。いつも思うけど、ほんまにシェフようやるわ。
前菜・パスタ・メイン・デザートと、いつ来ても何食べても外さないのがすごい。やっぱり僕らにとって大切なお店です。かなり長い間ランチタイムにはご無沙汰なので、今度はサクッとお昼時に来てみましょうかね。
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