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予定変更テケトーツアー(2) 讃州めんめ〜讃岐うどん巡礼2019-3

◎3軒目:讃州めんめ

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わがまま言って直前にコース変更してもらったのは、ここに行きたかったからなんです。

住所としては高松市内、位置としては有名な栗林公園に近い紫雲山という山の中腹にあります。市街地から少し山に入るだけで雰囲気が変わり、つい最近まですぐ近くに国民宿舎もありました(現在は宿泊営業停止中)。いつも参考にさせてもらっているメタボさんのブログでここのことを知って以来、ずっと行きたいと思っていたんです。
 

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目的のうどん屋・讃州めんめは「高松美山ホテル」の喫茶室で昼間3時間だけの営業。「うどん」の看板はありますが、それがなければここがうどん屋だとは夢にも思いますまい。なんでこんな山の中で、なんでホテルでうどん屋なのか理解に苦しみますがw、現在ホテルは営業されておらず、県外高校生の下宿をされているのだそうです。

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到着したのは11時前で、まだその時は暖簾がかかっていませんでした(この写真は食べ終わってから撮ったものです)。しばらく外で待っていたところ、常連さんがぞろぞろ入られたので、僕らも中で待たせてもらうことにしました。
 

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フラットな平地にポッコリと山がある香川独特の地形なので、少し登っただけでも見晴らしがいいです。讃岐うどん巡りでこういう景色が見える所は初めてやないかなあ。

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うどんは別室で打ってる様子。カウンター上には薬味や、やがて揚がってくる天ぷらの取り皿が並べられていきます。

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やたら薬味の量も種類も豊富なのは、夜営業で鍋料理とか出されるからなんでしょうかね。
 

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待っているうちに「天ぷらが揚がりましたよ〜」の声が響き渡り、常連さんが続々と取りに行き始めます。ぱっと見ではさつまいも・かぼちゃ・なす・椎茸など、どれもデカくて揚げたてで一個80円。

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野菜に続いて魚介類も揚がってきて、こちらデカくて食べ応えあるイワシは100円。日によってはイカ・えび・ふぐなんかもあり、持ち帰られる方も多いそうです。
 

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(エントリ内の写真はクリック二度で大きくなります)

で、肝心のうどんメニューがこちら。予め知ってたので驚かなかったですが、なんかおかしいんとちゃうかと思うくらい安くて、ほとんど製麺所価格なんです。

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こちらはえて吉さんチョイスのかけうどん(200円)。すらりとしてきれいな麺です。

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そして僕と妻は2種頼める強みを生かし、メタボさん絶賛のきのこおろしぶっかけときのこうどんと、冷たいのとあったかいのとを両方。見ての通り、何種類ものきのこがてんこ盛りに入っているので、味わいが重層的でものすごくぶ厚く、こんなにきのこの香りと旨味を感じられる料理は初めてです。これがそれぞれ一杯300円とは、一体どうなってるのかと呆れるばかり。このきのこ群に負けないうどんも只者ではないはずなんですが、正直な所、今回はきのこのインパクトに圧倒されてしまいました。すごいわ、これは。
きのこうどんは入荷時のみ、なおかつ冷たいのとあったかいのと両方味わえる時期が限られるんです。なので今回えて吉さんに無理をお願いしてここに来ることにしてもらったんですが、久々のちょっと秘境系&わけわからん系うどん屋でもあって、わざわざ来た甲斐がありました。寒くなったらしっぽくが始まるし、是非また再訪したいですなあ。
 

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