久しぶりに家族四人が揃い、義母も誘って五人で食事に行くことになりました。条件はランチタイム・予約可・それなりの店、ということで思いついたのが群愛茶餐廳(ぐんあいツァツァンティン)。前から狙っていたのである程度人数が揃っていて色々食べられるのは好都合、初めて行く店だけど群愛系なら大丈夫だろうと即決しました。
お店に入ってみると、モダンで若々しい雰囲気。「茶餐廳」とは、
香港、マカオ、広東省などの都市でとてもポピュラーな、喫茶や食事ができる飲食店のこと。日本語では「チャサンチョウ」と読み、広東語では「ツァツァンティン」と読みます。
ということで、中華風カフェみたいな路線を目指しておられるようですね。
今回は注文しませんでしたが、こちらが11時半から14時までのランチメニュー。手軽にあんかけご飯もいいけど、やっぱり飲茶グルメランチのほうに惹かれます。
こちらはお粥・麺類・単品・ドリンク・デザートのメニュー。レタス包みとかフカヒレスープなど飲茶系じゃないのも楽しめます。
…けどやっぱり今回の目的は点心系。1セット5種類の盛り合わせを人数分注文する手もあったけれど、訊いてみたら単品メニューの個数は希望通りにできるとのことだったので、好きなのを選んでそれぞれ5個ずつにしてもらうことにしました。
こちらにはレギュラー以外のメニューもいくつかあり、どれにしようかかなり悩みました。
以下、写真多めで食べたもの全部をご紹介します。
まず初めにピータンと豚肉のお粥(950円)をワケワケ。まずはお粥で胃を温めておきます。
この海老入り胡麻付き春巻き、胡麻香ばしく皮クリスピーで海老の香りがホワン。これ食べて、あ、ここはアタリと実感しました。
続いて点心の物差しとなるエビ入り蒸し餃子は、半透明で綺麗なヒダの皮に包まれた中身がコロンコロンのプリプリ〜
続いてのフカヒレ餃子は中身のおいしさもさることながら、包み方の技術の高さ(=おいしい)に目を奪われます。
そして特製焼売は、複雑・多様で濃い旨味のかたまり。個人的には今回はこれが一番印象に残りました。
デザートはその名の通り流れるカスタード饅頭をいただきました。
去年何年ぶりかで香港に行った(旅行記まだかけてません)のがきっかけになったのか、このところ飲茶欲が旺盛になり神戸でいくつか行きましたが、以前から目をつけていたとおりここはかなり気に入りました。個人的に欲を言うならば、もうちょっと癖があるというか変わったものがあってくれればもっと面白いなという気もします。
通し営業なので使い勝手がよく、一人でも全然オッケーな雰囲気。どれもとても食べやすく大概の方に合いそうなので、まずは飲茶グルメランチを試してみるってのはどうでしょうかね。
{お店データ}
住所:神戸市中央区栄町通2-6-6
電話:078-381-8675
営業時間:11時半~22時
定休日:火曜
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