今年の6月、新長田駅前に兵庫県と神戸市の合同庁舎が完成する予定のため、職員さんのランチや夜飲み需要で周辺のお店も期待が高まっているようです。それを見越してなのかどうかはわかりませんが、こちら「洋食ジャンボ」は1月28日にオープンしたばかり。たまたまツイッターで情報をキャッチしたので、オープン1週間後の2月4日に早速行って来ました。
ぶっちゃけ新長田駅あたりの再開発地区は人出があまりなく、ビルの1階はまだしもその他の階はシャッターが降りたままの店舗が多数。そんななか、ビルの2階にあるこの店はオープンして1週間しか経ってないにもか関わらず、店外に椅子が並べてありました。早くもピーク時には行列ができていることがうかがわれます。
ランチメニューはビフカツを除き1000円アンダー、サイドメニューをトッピングとして追加出来るのも嬉しい。敢えてポークなカレー、チキンキエフ、サイドメニューのコロッケ類とか有頭エビフライとか魚フライとかカキフライとか、気になるものだらけです。
定食とセットで注文出来るソフトドリンクが、フロートものを除けば高くても150円とはこれまた安い。
店内は2人掛けテーブルが13卓あり、人数によってくっつけて使用可能な他、8人掛けの大テーブルもありました。目だちにくい場所にあって開店1週間後にもかかわらず、平日12時前にすでに9割方埋まっているのは大したもの。僕は12時前には退店したのでその後の混み具合はわかりませんが、この分ならやはりピーク時には行列ができているものと思われます。
メインに先駆けて出てきた味噌汁とご飯。そのご飯のお皿には、お店のロゴがプリントされていました。ありものの食器ではなくわざわざオーダーしていることで、お店をオープンさせる気合いが感じられます。
お店に入る前からオーダーはビフカツ(ご飯・味噌汁付き1200円)と決めていました。ご飯大盛りも出来ますがこの日は敢えてノーマルサイズにしたところやや小盛りだったので、次回は大盛りかな。サラダ系はたっぷり、粒マスタードは最初から添えられていました。ビフカツのサイズはそれほど大きくないのですが…
断面を見るとわかるとおり、そこそこの厚みがあるミディアムレア。デミグラスソースは苦みはそれほどなく、甘味と酸味のバランスが取れたサラッとタイプ。この今風のソースが、カツ全体ではなく半分だけかかっているのも好印象です。
食べてみて、その肉質の良さにちょっと驚きました。厚みがあることも相まってちゃんとした噛み応えがありつつも、柔らかい。肉汁が甘く、牛肉らしい牛肉の味がする。この価格でこのソースとこの肉質のビフカツが出てくるとは、予想をはるかに超えていました。
今のところネットで検索しても情報は少ないですが、オムライス等も良さげ。夜メニューはどんなのか、店内を初めとする客船モチーフは何故か、どこで修行されたのか、店名の由来はなどなど、興味津々。とにかく店名の通り、大型新規洋食店であることは間違いありません。
{お店データ}
住所:神戸市長田区大橋町5-3-1 アスタプラザイースト2F
電話:078-611-5220
営業時間:11時~15時 (火木土のみ17時~20時半)
定休日:日曜
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