「旅」タグアーカイブ

旅から帰って「灘」へ(神戸・さんちか)


昨夜、香港・マカオ旅行から帰って来ました。関空からバスで三宮について、19時過ぎてたのでなんか食べて帰ろうかと。僕は洋食でも鰻でも中華でも良かったんだけどwあっさりしたものが食べたいという妻リクエストにより、さんちか味ののれん街の「灘」を選択。急に寒くなったせいかおでんの大根は売り切れでした。
 


旅先では青菜もちょくちょく食べてたんだけど、生野菜が欲しいとのことでサラダ。
 


その後燗酒に切り替えて、鰯フライ・千枚漬け・サンマ塩焼。特に日本食を欲してたのではないけれど、やっぱりええもんですな。 

去年のシンガポールネタがまだ終わってないので、今回のはその後に書くつもりです。いつになるやら。
 


青春18きっぷで1泊2日但馬の旅(オマケ)〜姫路で「楽歳」

DSC02682
一番の目的がかにだったもんで、その後は特になんのプランも無く帰路へ。でも姫路まで帰り着く頃にはちょっと小腹が空いてきて、せっかくなのでサクッと飲んで帰ろうということになりました。照明を受けて輝く姫路城の手前には、間もなく閉店してしまうヤマトヤシキのネオンサインが。そんなに親しんだわけでもないけど、なんだか寂しいです。
 

DSC02698
駅からお城へと続く大手前通りから2本東側の通り(おみぞ筋っていうんだそうですね)がなんとなく好きなもんで、あたりをぶらついたあげく初めての「楽歳(がっさい)」というお店に入ることにしました。あとで調べたら駅の南側の店は20年以上前からあり、こちらの駅北店はできてから4年ほどだそうです。

DSC02685DSC02686

(エントリ内の写真はクリック二度で大きくなります)

お客さんの年齢層はやや若め、食べ物飲み物ともメニュー多くお手軽価格。お酒類は姫路の地酒とか、僕の好きな兼八なんかもありました。
 

DSC02687
かにをたらふく食べた後だったもんで、あっさりしたものが欲しくてきゅうり漬け(300円)。どってことないんだけど妙においしくていい予感。

DSC02688
ちょっとベタですが、続いて姫路おでん盛り(600円)。生姜醤油でいただくのが姫路スタイル。
この程度でサクッと切りあげるつもりだったんですが、妻も僕もなんでか調子づいてしまい、もうちょっと飲んで食べていこうかと。

DSC02692
かつて博多に良く行っていた頃の味が懐かしくなって、トンコツ焼きそば(550円)。思っていたのとはちょっと違っていましたが、これはこれでよし。妻も気に入ってました。

DSC02695
カリカリ蓮根サラダ(600円)は、パリパリに揚げられたレンコンがカリカリベーコンを連想させてオツな味わい。

DSC02697
ここんとこご無沙汰だった明石焼(500円)は専門店並のふわとろ・大玉で、〆に選んで大正解。

なかなか良心的でいいお店でした。姫路には滅多に来ないんだけど、手近にあったらちょくちょく利用するでしょうね。

{お店データ}
住所:姫路市駅前町294
電話:079-288-8890
営業時間:
[月~金] 12時~24時
[土・日] 16時~24時
年中無休


青春18きっぷで1泊2日但馬の旅(後編)〜「うえ庄」でかにコース

DSC02605
城崎温泉では初日に外湯2箇所・宿で内風呂1回、2日目に朝風呂1回の計4回温泉に入りました。けっこうお湯が熱めなんで充分温められた気がしてw回数が少なくても充分満足出来ました。

DSC02612
宿には自販機もなかったので、駅前の喫茶店ノバで朝のコーヒー。ゆっくり過ごした後、次の目的地に向かうべく城崎温泉駅から電車に乗り込みます。
 

 
DSC02663
…といってもそんなに遠くではなく、1時間弱乗車で香住駅へ。目的の店は駅から見えているくらい近くなのに、ご主人がわざわざ迎えに来てくれていてびっくりしました。親切やなあ〜

DSC02661
今回の旅の一番の目的はこちら「うえ庄」。さぬきうどんの情報でいつも参考にさせていただいているメタボさんのこのエントリを以前読んで、そのうち行ってみようと思っていたんです。当初はここで泊まれたらと思っていたんですが、電話を掛けたらあいにく満室。でもお昼に食事だけならOKということで、前日を城崎泊にした次第。

DSC02656
3連休の中日の日曜だったので昼間でも一杯かと思いきや、僕等以外にほとんど人気を感じませんでした。個室に案内してくれたおかみさんによると、以前JRのプランをやってた時は昼間もたくさんだったそう(忙しいのがいやになったんですかねえ)。まあこちらとしては急かされることもなく、いい意味で放ったらかし気味でゆっくりさせてもらえて、とってもありがたかったです。

DSC02628
こちらの日帰りかに料理コースは3ランクあるんですが、一番スタンダードな8000円(税別)のコースにしました。上のコースにするとかに刺しとか茹でがにとかがプラスされるものの、恐らくそこまでしなくても充分じゃないかと思ったんです。女将さんに訊いてみたら、案の定茹でがにを食べきれず持って帰る人が多いとか。
ということで、お刺身盛り合わせでスタート。かにが目的なのでそんなに期待してなかったんですが、ぶり・えび・いかどれも良かったです。エッジが立ったぶりの断面にご注目。

DSC02629
そうこうするうちに、熱々のかに味噌登場。実は僕はかに味噌ってそんなに好物じゃないんだけど、これはなんでか知らんがあれって感じでうまかったんです。妻も気に入ったらしく、最後はかにの甲羅がカリカリ音を立てるほどスプーンでかき集めてました。かにの質が違うんですかねえ。

 

DSC02635
そしてそしてメインのかにすきの材料が登場。今シーズンは白菜も貴重品。

DSC02634

(エントリ内の写真はクリック二度で大きくなります)

かには殻も身もぴっかぴかに光り輝いています。かに身の透明感がたまらなく食欲をそそりまくり。
 
DSC02640
ある程度熱を加えた方がおいしいので、かに刺しは是非モノとは思っていません。でもこのかにを見たら少しだけ食べたくなって、鍋用のを2本ほど生で食べてしまいました。量的に生はこれで充分、とろ〜り、甘〜い。

DSC02642
熱を通しすぎるのはもったいないので、かにすきというかほとんどかにしゃぶスタイルで、自分が食べる分だけを鍋に入れて短時間火を通すだけにしました。生も旨いが、熱を加えると旨味が活性化され、かにの風味がブーストされて甘味も倍増。飲み物は最初だけビールで、すでに香住鶴の冷酒にスイッチ済み。お約束通り妻と言葉を交わすこともなく、ひたすらかにを食べまくります。

 

DSC02644
無言でかにしゃぶを食べている途中に、女将さんが焼きがにを持ってきてくれました。何度か行ったことがある柴山の甲羅戯と同じく、宝楽で焼くスタイル。軽く塩をしただけのを短時間強火で熱を加え、旨味をギュッと濃縮させたこのかに爆弾、熱いうちに食べねばもったいないので、鍋はひとまずストップしてこちらを手づかみで一心不乱に片付けていきます。当たり前だけど、鍋も旨いが焼も旨いなあ。
 

DSC02649
食べることに懸命だったし手がベタベタなので、途中の写真はありません。鍋も焼きもあらかた食べ尽くし、もうほとんど満腹でもシメの雑炊なしはありえません。鍋用のハコの部分の身を取り出しておき、女将さんに声を掛けたら作りに来てくれました。

DSC02651
出汁たっぷりめの雑炊にかに身をてんこ盛りにし、ちょろっとポン酢を掛けてすすり込む至福。街中で多少コストを掛けて上等なかにを食べる手もありましょうが、わざわざ足を伸ばして食べるのは、またそれとは違った格別な味わいがあります。

 
DSC02648
女将さんに伺ったところ今回の2人分でかに1杯半だそうで、元サイズがわからないもののこれで量的には充分。食べきれないともったいないし、無理するよりはこのコースを選んで正解だったと思います。宿としては質素な感じですが、食べることが目的なら全く問題なし。この価格でこれだけの質と量のかにを食べられて、大満足でした。
ちょっときついけれど、青春18きっぷで日帰りで食べに来たら、もっとお得感が増すでしょうねえ。とにもかくにも、いいとこ教えてくれたメタボさんに感謝します!また来ようっと。

 


青春18きっぷで1泊2日但馬の旅(前編)

2018-01-05 17.59.46
冬の間に青春18きっぷで以前から狙っていたカニの宿に妻と行こうと思い立ったところ、あいにく泊まりは一杯で昼食のみならOK。日帰りもナニなので、城崎で一泊してから翌日カニを食べるプランになりました。
 

2018-01-06 11.31.54
3連休の初日だったのでひょっとしたら列車が混んでいるかもと思いきや、結局2日とも全線座って行けました。

DSC02500
和田山で待ち合わせが30分あったので、改札を出てチューハイを仕入れ、たまたま見かけた和菓子屋さん「しの屋」でとらふす饅頭など購入。竹田城の別称「虎伏城」にちなんだものとかで、お店のご主人の話が結構面白かったのですが、時間があまりなく残念。

DSC02529
和田山駅に戻って電車が入ってきたら、何故か3両編成のうち1両だけこんな車両。(写真は降車時に撮ったものです)

DSC02514
天空の城・竹田城趾号」という特別車両を、カニ狙い客用として普通列車に増結(有効活用)しているそうです。車掌さん曰く「海は4人掛け席の側なので、横並び席のほうは山しか見えないんですが」とちょっと申し訳なさそう。
(注)僕は鉄ちゃんではありません。

DSC02521
和田山駅で買った「丹後のばらずし」を妻とワケワケ。

2018-01-06 13.34.14
城崎温泉駅について宿まで荷物を置きに行こうとしたら、ハゲしく霰が降ってきたのでしばらく「霰宿り」。

DSC02604
今回の宿・水郷は素泊まり専門。翌日贅沢するので、敢えて素泊まりを探しました。

2018-01-06 15.07.35
食事はないけど、内湯はあるし外湯巡りができる入浴券もついています。今はQRコードで入場出来るんですね。

DSC02537
徒歩で温泉街へ。雪は日陰に残っている程度でしたが、今はすごいでしょうね…

DSC02545
まずは、一番奥にある鴻の湯へ。城崎に来る度に「一番奥から」って言ってるような気がするな。

DSC02558
続いて奥から二番目の「まんだら湯」へ。ここは初めてじゃないかと。
2箇所入って一旦温泉には満足したと思ったら、家を出てからばらずし半分こしただけなのでお腹が空いてきました。ちょっと早いかなと思いつつ、予め決めていた店に夕飯を食べに移動。
 

DSC02562
城崎で素泊まりとなった時から、自動的にここに行こうと決めていた駅前の「海女茶屋」。一見なんてことない外見なので舐めてかかってたら、ものすごい店だということを前回思い知らされたのでした。

DSC02564
まだ16時半やし〜と余裕ぶっこいてたら、なんと17時閉店で慌てました。城崎の温泉街は外食出来る店が少なく閉店時間も早めなので、あと少し遅れたら食いっぱぐれるところでした。手始めにビールセット(1200円)を頼んだら、セットのソーセージがけっこう立派。ハーブ風味とか辛目なのとか色々で、さすがやってくれます。

DSC02577
ビールに続いて冷酒をオーダーしたら、出てきたのは香住鶴の山廃仕込み。

DSC02580
食べたかったのは、「エビ・カニ定食(1800円)」。前回に比べて全体的に値段やメニュー構成が変わっているようですが、それでもこの迫力。お店いわくの「ミニ」エビフライ2本とカニ足フライ3本がてんこ盛り。

DSC02582
エビフライ、全然ミニじゃないしコロモでかさ増やしてるわけでもないし。カニ足フライも身がたっぷりだし。これともう一品何にするかって時に、妻がエビフライハヤシとかいいだして、確かにここのカレーとかハヤシライス食べてみたいのはわかるけど、さすがに無理やろと僕が止めました。

DSC02592
で、前回から食べてみたかった但馬牛使用・ビフカツサンド(2000円)をば。分厚いビフカツが挟まった3ピース、ほんとに店の外観からはこんなものが出てくるとは思えません。
観光客相手のなんてことない喫茶店かと思いきや、その実態は都会でもこんな店なさそうな洋食屋。やっぱり城崎に来たらここははずせんなあと再認識、ここで満足してしまったし満腹でしばらくはお風呂に入る気もしなかったので、この日はこれで宿に戻りました。って、なんとお利口さんなことか。(開いてる店がほとんどないという理由もあるが)
 


1泊2日北陸の旅(1)〜まずはトミーへ(福井市)

20170701トミー
久しぶりに土日休みが取れたので、妻と北陸ドライブ旅行に行って来ました。そっち方面に行くなら寄らぬ手はないということで、初日のランチは福井で降りていつものトミーへ(こっちが主目的との噂あり)。妻は2回目、今回は車で行ったので僕は飲めませんでしたが、まあそれはしゃあない。2人なので食べられる品数が限られますが、まずはいきなりもはや説明不要のタンシチュー、ここに来てこれを食べないことなどありえません。
(なお、話の都合で、料理は出てきた順番どおりではありません)

20170701トミー

(エントリ内の写真はクリック二度で大きくなります)

タンシチューは迷わず決まってたんだけど、あとをどうするか出発前にしばらく悩みました。悩んだ結果、今まで食べたことがない不定期メニューの「エビクリームコロッケ」をお願いしてみようかと。で、数日前に「もしできれば」とメールを送ったら、嬉しいことにOKとのお返事。
…で、当日お店のメニューを見てみたら、なんとシェフ特製ランチにエビクリームコロッケが入ってるじゃないですか!マダムによると「たくさん作らないとおいしくならないから」とのことで急遽ランチに組み込んでいただいたそうで(そんなことになるんやないかと少しは思っていましたが)、申し訳ないと思いつつ、とても感激してしまいました。

20170701トミー
シェフ特製ランチはいつもながらレベルが高いオードブルから。スモークサーモン・エビのボイル・鴨のローストなど。妻には遠慮なく赤ワインを飲ってもらいましたが、僕はノンアルコールビールでガマンガマン。

20170701トミー
そしてメインの(左)エビクリームコロッケと(右)ポークのピカタ。どちらもコンビニおにぎりを二回りほど大きくしたくらいのサイズで、けっこうボリュームがあります。前者にはエビの殻から作ったアメリケーヌソース、後者には伝家の宝刀・ドミグラスソースがかかっています。

20170701トミー
エビクリームコロッケの断面。おいしいベシャメルがプリッとコロッとなエビの身を包み込み、カリッとしたコロモとアメリケーヌソースの複合コンビネーション。トミーで何度か食べたセイコガニコロッケに比べると、軽やかでカジュアルな味わいで、また違った魅力があります。しかしこちらも相変わらず手間と技術の集合体ですなあ…

20170701トミー
続いてポークのピカタの断面。ポークカツを始めここの豚肉もおいしいのは経験済みなんだけど、ピカタでよりシンプルにそのおいしさを確認。この価格でこの厚み、そしてやっぱりここのデミグラスソースはすごい。

20170701トミー
シェフ特製ランチにはカップスープが付いていて、その半分を妻から引き継ごうとしたら、なんとカラっぽ。なんでやねんと訊いたら「おいしかったから気がついたら全部飲んでしまってた」との答えorz え〜楽しみにしてたのに〜、ということで、スープのみ追加注文しました。
三代目シェフに伺ったところ、昔ながらの作り方のポタージュをベースに、今の季節はコーンを加えているのだそう。真夏に食べたヴィシソワーズもおいしかったし、今後はスープも是非モノになりそうです。

20170701トミー
ここまででデザートを除き注文した料理は一通り出てきたので、さて追加でもう少し食べようと検討開始。ちょうどこの日(7月1日)から昨年好評だった期間限定・ブラックカレーが復活しており、これ目当てのお客さんがけっこう来店されていました。去年食べておいしかったので、追加はこれにしようかなあと思っていたら…

20170701トミー
いきなりドドーンとこんなのが出てきました。ブロック肉を分厚くカットしたのが3枚、ソースを纏ってサフランライスに寄りかかっています。訊けば、60度の弱火で13時間赤ワインで煮込んだ「ポークの赤ワイン煮込み」とのこと。まずは見た目の迫力にびっくり、食べてみたら豚肉ホロホロ、タンシチューとはひと味違う豚肉の旨味が溶け出したソースがこれまたうまい。

20170701トミー
そして嬉しいことに、「食べ比べてみて下さい」とブラックカレーのルーも添えて下さいました。フルーティーな甘味・ドミグラスソースのコク・スパイシーなカレーの合わせ技。「ちょっとだけ」とか言ってた妻、ポークもカレーもバクバク食べてました。
神戸から福井までわざわざ何度もトミーに来ているのは、もちろんここの料理が素晴らしいからなんだけど、それだけでなく、お店の皆さんのこうした心遣いがありがたいからなんですよね。地元にあったらマジで週2回は来てるよなあ。

20170701トミー
そしてようやくいつも通り彩り美しいデザートで締め。いつもと少し違うのは右上、「越のルビー」という高糖度トマトのコンポートで、トマトの風味を損なわないよう軽ーく手が加えられています。

ドミグラスソースに代表されるクラシックな料理を作り続ける一方、それを活かしたブラックカレーを創り出したり、デザートに野菜を加えるという新しい試みは、(気恥ずかしい表現ですが)立ち止まることなくおいしいものを求める意欲あってのものだと思います。一言で言ってしまえば「料理が好きなんやなあ」ってことなんですが、そこが僕がトミーに惹かれる所以なんだろうと思います。
いつもエントリ書いてて旨かったなあって思い出し、また食べたくなる、その繰り返し。さて、今度はいつ行きましょうかねえ、何を食べましょうかねえ。