今年初めての讃岐うどんツアーにえて吉さんと一緒に行って来ました。事前の打ち合わせでいくつかの店を僕からリクエスト、その上あわよくばまだ残っているかも知れないしっぽくうどん(本来は冬の食べ物)が食べられたらラッキーという計画になりましたが、2人で行くと脱線気味になるのはいつもどおり。今回も色々あって楽しい旅でした。
◎一軒目:灸まんうどん
できれば行きたいと僕がリクエストしていた灸まんうどんは、なんと3年ぶり3回目。そうか3年も来てなかったか、2回しか来てなかったのかと自分でも驚き。この店の前はしょっちゅう通ってるし、しょっちゅう行きたいと思ってるもんなあ。
前回来た時のエントリにも書いたように、こちらはこんぴら名物として有名なお菓子「灸まん」を販売してる会社が、なぜかやってるうどん屋さん。初めて来た時は「饅頭屋がやってるうどん屋なんておいしいわけないやん」と舐めてかかっていたら、意外にも無茶苦茶おいしくて、讃岐うどん界の奥深さに恐れおののいたものでした。
過去2回、肉うどん・肉ぶっかけと肉ものしか食べてません。今回も1軒目からいきなりどうよとも思いましたが、やはりこの店では肉ぶっかけ・あったかいの・小(450円)意外の選択は考えられませんでした。3年の間に50円値上がりしてましたが、そんなことなどどうでもいいと思わせるこの旨さ!くどすぎない程度に甘辛く煮付けられた肉と、それをがっちり受け止めてがっぷり四つの力強い麺、この一体感が抜群です。3年ぶりとは言え、改めてこの肉ぶっかけの旨さを再確認しましたねえ。結果から言えば、この日食べたうどんの中で、僕としてはこれが一番。他のももちろんおいしかったんですが、このバランスとパワフルさには参ったしましたです、いやホンマ。
◎二軒目:味覚苑
こちらはえて吉さんのチョイス、2人とも初めて。香川のうどん屋って「ようこんなところで商売する気になるなあ」と思うことが良くあるんですが、ここもそのパターン。写真左の建物で以前は焼肉屋をやってたそうで、それもすごいな。「うちだてのうどん」と「だ」になってるところが地元っぽくっていいですなあ。
未舗装の駐車場はかなり広く、店内も同様にかなり広い。うどんを注文したら、以降は温めるなり出汁を注ぐなり薬味を入れるなり、全部自分でやるセルフスタイルでした。12時半頃到着したせいか、天ぷら類はやや品切れ気味で残念。かき揚げがめっちゃ大きくて魅力的でしたが、後のことを考えて断念しました。
かけ小230円は一玉入れてもらった丼に温かい出汁を注いで、薬味を載せただけのひやあつ状態。麺は細めの多めでつるっと入りやすく、若干塩が効いてる感じ、いりこがふわっと香るだしとともに、飽きない味でした。麺を温めていたら僕には少し軟らかすぎたかも知れなかったので、これで正解。ハシゴするんじゃなくて、うどんと天ぷら(あるいは名物鰺フライ)とおにぎりでフツーに日常昼ご飯食べるのにいいなあと思ったお店でした。駐車場とお店も広いですしね。
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