【旧】foodish：”雑”食記

知ってる人は知ってる香川県？の銘菓「灸まん」。なんでお灸の灸って字があてられてるかといえば、「お灸の形をしてるから」ってことらしいんですが、そう言われてもちんぷんかんぷんな世代が大半でしょうね。その灸まんが展開している、セルフのうどん屋+喫茶店+美術館というようわからん組み合わせの店舗？が今回の4軒目です。


灸まんは創業230有余年、「灸まんうどん」は1974年創業・今年で35年目。当初は一般店だったようですが、2007年10月からセルフに変わったそうです。


外観同様に内部もきれいで、どっちかというとファミレスっぽい。セルフとはいえ、メニューもきれいな写真入りでわかりやす〜い。こんなにきれいでも「かけ200円」はさすが老舗和菓子屋の経営といったところでしょうか。


ここまででの3軒で3玉2天ぷらと飛ばしてきたのにもかかわらず、誘導されたが如く自然にチョイスしたのは、こちらの人気ナンバーワン・肉うどん(小・400円)。コンダクターWakkyさんを信頼してはいても、正直なところこの店の妙に今っぽい雰囲気からして味にはあまりあまり期待していませんでした。ところが、…う、うまいやん！

甘辛く煮付けた肉汁がうどんだしに染み出してガッツ注入、ヤワなうどんなら負けてしまうのに、予想以上に麺がちゃんとしてる。肉そのものももそれなりの質、量もたっぷりで食べごたえあり。こりゃあ人気あるのわかるわ。基本のかけもきっとおいしいんやろなあ。

考えてみれば、本業ではないとは言え、地元のこれだけの老舗がカッコ悪いこと出来ないだろうし、メンツかけてやってると考えて当然だったか。灸まんさん、なめてかかってどうもスミマセンでした。