「スペイン料理」カテゴリーアーカイブ

3年ぶり4度目のカンバッシー(大阪・天神橋)

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昨年末に自分で旗振り役をしながら急用で参加できなかった、スペイン料理のカンバッシーでの宴会をしようと再び旗を振ったところ、*あきこ*さん・えて吉さん・LAKSAさん・myblackmamaさん・しげるさんと僕との6名が集まることになりました。
 

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(エントリ内の写真はクリック二度で大きくなります)

前回行ったのが3年も前とは思わなかったなあ。ここの料理はボリュームがあるし他で食べられないものだらけなので、人数が多いほうがより楽しめるんです。

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(上の写真は、ポインタを載せれば矢印が現れるスライドショーになっています)

こちらがレギュラーメニュー。これ以外に黒板メニューも色々あるので迷うところ。まずはタパスの盛り合わせを頼んで、それをアテに飲みながら次を検討するのが毎回のパターンです。
 

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まずはシードルをお願いしたら、マダムが突き出しを持ってきてくれました。地中海マジョルカ島の名物で本来は豚のひき肉で作る腸詰め・ソブラサーダのかつおバージョン。ペースト状で旨味が深く、ちょろっとだけで充分飲める。最初からこんなん出てきたらこの先どうなることか。
 

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「まずは」どころじゃないタパスの盛り合わせ、これだけで充分満足できそう。ジャガイモのアリオリソース/うずら卵のサフランソース煮/インゲンのスペインオムレツ/手羽先のアドボ(漬け焼き)/かぼちゃのオーブン焼/キノコの炒め物/豚肉のチョコレート(カカオ?)煮。
どれも旨くて早速ワインを注文したのは言うまでもなく。特に印象的だったのは、真ん中の豚肉のチョコレート(カカオ?)煮で、なんでか知らんが僕は当初チョコレート味がわからなかったんです。なんたるバカ舌と恥ずかしかったんだけど、ソースをパンに付けてみたらわかりました。なんでやったんやろ。
 

カンバッシーワイン1
この日飲んだワインその1は白で2本。大体の感じをいうとシェフやマダム(カタルーニャ出身)が候補を3本くらい持ってきてくれて、どんな味か・値段はいくらかなど親切に説明してくれます。そういえば今回からスペイン人の女の子がフロアに入ってました。
 

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で、タパス以降何を食べるか検討の結果、今まで食べたモノの中でリピートしたいのもあったんだけど、初物尽くしでいこうということに。マダムに席まで来てもらって「黒板メニューここからここまで」(右側全部)と注文、人数に会わせて増量してもらうことにしました。
 

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初めに出てきた「山羊のチーズとソブラサーダのオーブン焼き・トマトのジャム」がいきなり強烈。かつおじゃなくて豚肉のソブラサーダをじゃがいもに載せて焼き、その上にマダムの出身地近くで作ってる山羊のチーズとトマトのジャムをさらに載せたものでした。
もうね、これね、ものすごく旨いとしかいいようがない。けっこうクセがある(といって食べにくくはない)山羊のチーズと、旨味しっかりのソブラサーダ、そこにお供させたトマトジャムの甘味酸味の組み合わせが抜群。個人的にはこれが今回の一等賞でした(ほかのももちろんおいしいんだけど)。
 

カンバッシーワイン2
この日飲んだワインその2は赤で2本。右側のMARIA GANXAは現地の言い伝えで、「イタズラする子を連れ去る魔女」なんだとか。飲み過ぎたらあかんよ〜ってことか。
 

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こちらパタタブラバスは揚げたパタタ=ポテトの上にピリ辛ソースをかけたスペイン定番料理だそうです。今回のソースにはイカのわたも使われており、ワインが進む進む。
 

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お次はジャンボマッシュルームのオーブン焼き。マッシュルームというか、かなりでかい椎茸みたいな感じ。
 

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ラス前は鯛のオーブン焼き。ロメスコソース煮ってのもありましたが、こちらを選びました。

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鯛も旨いがそのエキスを吸った野菜類がまた旨い。白インゲンがいいですなあ。
 

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〆はカタルーニャキノコとお肉のパエリャ。定番のパエーリャは魚介類の旨味、こちらは肉とキノコの旨味。どっちもいいしパスタを使ったフィデウアも食べたいけど、全部は無理だしなあ。
 

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お腹一杯になっても、デザートは別腹の人なんです。

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デザート食べない人もいたし、バレンシア地方のドリンク・オルチャタってドリンクにチョコアイスを載せたクバニートを選んだ人もいたり。こちらはバスク地方の濃厚なチーズケーキにチョコミントのアイスクリーム添え。まったりみっちりしたチーズケーキに、フレッシュなミントが感じられるアイスクリームが超好みでした。

相変わらず何食べても飲んでも旨いし、マダムもシェフもいい人だし、ほんとにカンバッシーは最高です。料理食べててもこのエントリ書いてても、ものすごくスペインに行ってみたくなりました。いつか絶対に行くぞ!
 
 ◎参考リンク:スペイン料理定番リスト/旅スペイン.コム
 

「土佐清水ワールド 幡多バル」を様子見に(神戸・三宮)

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神戸の三宮・元町を中心に個性様々なお店を出店しているワールドワングループが、3月30日にオープンした「土佐清水ワールド 幡多バル」をちょっくら様子見にいってきました。幡多は高知県西南地域の名称で、有名なところでは四万十町がここに含まれます。

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「土佐清水ワールド」とつく店は三宮地区にすでに3店舗あり、いずれも和風テイスト。鰹のたたきが豪快にうまくて僕もちょくちょく利用させてもらってますが、今回は幡多「バル」ってくらいなので洋風に振ってるのが違い、内装もいかにもな感じです。

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従来土佐清水ワールドにあった鰹のたたき等の和風メニューに加え、カルパッチョ・アヒージョ・ブロチェッタ・フリートスなど、スペイン風メニューが多数揃っています。

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ランチもある上、僕みたいなものにはありがたい通し営業で昼飲みもOK。和風にも洋風にも使える幅の広さが便利そう。

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(エントリ内の写真はクリック二度で大きくなります)

この日は2軒目で軽く偵察なので、飲み物はプレミアムモルツのテイストセット(980円)を試してみました。あんまりビールにこだわりないので、まあどれもおいしいかなあと。

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タパス3種盛りはワールドワン会員特典クーポンで無料、これだけでそこそこ飲める藁焼き鰹のサルビコン刻み野菜のサラダ仕立て・キビナゴのエスカベッチェ・鰹のポテサラ。ちなみにレギュラーメニューでは9種盛りってのが1280円。手始めに9種盛りでスタートするのもいいし、一人飲みでこれのみで完結もいけそう。

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ビールがなくなったので、なんとなくサングリア(赤)をカラフェMサイズ(890円)で頼んでみました。赤のみでなく白もあり、グラスなら480円。カラフェLなら1580円。

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一人でガンガン飲むつもりもなかったので、お店が押しているスペイン炊き込みご飯 四万十鶏&宗田節仕立て(880円)を〆にいただきました。鶏と魚とトマトの旨味をお米が吸い込んでいて、はずしようがない料理との見込み通り、やっぱりなあなおいしさ。2軒目締めとしてはボリュームありすぎでしたが、きっちり完食しました。

高知の素材でスパニッシュという新しい試みが面白い。僕みたいなオッサンでもギリギリ一人飲みオッケーそうだし(←自分でそう思ってるだけかも知らんが)、場所的にも大丸の北側と便利なところにあるので、これからちょくちょく寄せてもらうことになりそうです。

{お店データ}
住所:神戸市中央区三ノ宮町3-2-2
電話:078-392-1034
営業時間:11時半~24時
定休日:無

三たびカンバッシー(大阪・天神橋)

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前回の宴会が好評につきまたやろうということで、前回メンバー(*あきこさん*・えて吉さんこばやしさん・だいこんさん・僕)に加えて、きよみぃーとLAKSAさんの計7人でスペイン料理カンバッシーに行ってきました。

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初めて行った時になかなか商売が難しい場所じゃないかと少し心配になりましたが、なんのなんの今回もお店は大盛況。それなりの人数で行くならちゃんと予約しておかないと入れない店になりつつあるようで何より。もちろん今回もちゃんと予約していきましたよ。

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まずは突出しをアテにビール飲りながらメニュー検討。是非モノは漏らしたくないし初めてのものも入れたいし、なかなか悩ましいところです。なお今回飲み物は最初ビールから始まって、その後好みに応じてワインやらシェリーやら。フロア担当がマダム以外にもう一方男性が増えていて、お酒選びについて色々アドバイスしてくれました。

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スタートは色々楽しめて是非モノのタパス盛り合わせ(一人前なら1200円)から。鶏胸肉のモホベルデソース(緑の、モホ=Mojoはスペイン領カナリア諸島原産のソース)を中心に、イイダコの墨煮・マグロのテリーヌ・イワシのエスカベチェ・ブロッコリーのスペインオムレツ。この中で今回一番印象的だったのはまぐろのテリーヌかな。前回もそうだったんだけど、ここの魚を使ったタパスが僕には合うようです。

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アヒージョ数種ある中から、マッシュルーム(800円)を選択。他の(海老・あさり・ムール貝)を食べてないのにこんなこと言うのはなんですが、いい選択でしたねえ。こばやしさんがパンをオイルに浸してバクバクいってたのが眼に浮かびます。

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牛モツのカタルーニャ風(900円)は、トマトの酸味がモツの癖をカバーしつつ旨味を増す相乗効果とでもいいましょうか。もちろんパンやワインやシェリーにも合いますが、僕はなんか知らんが白ご飯が欲しくなりました。

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続いてのトマトパンは、トマトを潰してガーリックなんぞと一緒にパンに塗ってある系で、イタ飯なんかでもよく見かけるベーシックな料理ですが、こんなシンプルなのがこれまたおいしいんですよね。

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続いて、初めてえて吉さんと来たとき以来毎回注文している是非モノ・生ハムとあげ芋と玉子のまぜまぜNo4(900円)。生ハム・フライドポテト・目玉焼きをぐちゃぐちゃにして食べるだけなのに、なんでこんなに魅力的なのか。やはりポイントは堅めで塩がしっかり目な生ハムでしょうねえ、何度食べてもうまいです、これ。

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そして今回の目的の一つ、ここでは初めてのパエーリャ(一人前なら1800円)を魚介系で。ぼちぼち酔っぱらってたのでピントイマイチですが、海老。各種貝類がゴロゴロ転がっているのが見えます。僕のパエーリャ経験値は大したことありませんが、とはいえこれまで食べたものとは別格に魚介の旨味が豊かで、しっかり効いたサフラン風味とともにひとことで言うなら「濃い」パエーリャ。食事としてもうまいですが、かなりゴキゲンな酒のアテでもあります。へなちょこではなくドカンと来るこの一発、今回の料理の中で一番でした。

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そして3回続けてのパスタ版パエリャ・フィデウア(一人前なら1200円)は今回初めてのイカ墨味。イカ風味の固まりみたいでこれもおいしかったんだけど、もう少しパリッと焼けてて欲しかったかな。

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ぼちぼち終わりかと思っていたら、〆にドーンと出てきたのがスペアリブと海老の煮込み。写真ではサイズ感が伝わってきませんが、海老もピーマンの下の肉塊もデカくて、出てきたときにみんなおおっ!って声が出てました。でっかい肉はホロホロ、ソースは自然に甘くて酸っぱくてコクがあって、出来るなら重めの赤ワインをドカンと、あるいはソースごとご飯の上にドバッとかけてワシワシいきたくなりました。

20160614カンバッシー20160614カンバッシー
酔っぱらってたこともありおいしかったこと以外はあまり憶えてないデザートは、確か桃のアイスクリーム他4種。僕は甘辛両刀なので、やはり最後はこういうので締めたくなります。

ランチもやってるので、是非最初はそこからでも始めて下さい。でもやはりここの真骨頂は、これくらいの人数集まってみんなでワシワシ飲み食いすること。パエリャ・フィデウアにタパスはマストとして、そこに何を足していくかは気分次第のお好みで。一品のボリュームがドカンとあるので、そのつもりで色んな料理を試されんことをオススメします。個人的にはマストなメニューが多すぎて、次回はどないしょうかって感じですが。

人数増えてカンバッシー再び(大阪・天神橋)

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「パスタ版パエリア・フィデウア(Fideua)の本物を食べてみたい」ってえて吉さんのエントリが発端で、探したあげくたどり着いた「カンバッシー」がえらく良かったので、前回行った3人(*あきこさん*・えて吉さん・僕)に加えて、こばやしさん・だいこんさんのお2人を加えた5人で再訪してきました。

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前回行った時は一応予約をしといたんだけど、それ程混んでなかったので今回はなしでもいけるかと思ってたんです。念のためえて吉さんが席を予約してくれてて、結果的には正解。19時頃になるとお客さんがどんどん入ってきて店内は満員、写真のスペインビールは早々売り切れの大盛況で、商売繁盛良かった良かった(^^)

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ご存じの通り僕はいい加減なんで、料理の名前とか何が入ってたとかちゃんと憶えてないことが多くて(というかそもそもあまり気にしていない)、特に今回みたいな大人数になるとまるっきりだめなんです。だもんで、誰かがブログにあげてからそれを参考に書こうと思っていたら、こばやしさんがほぼ完璧なエントリをアップ。
参考エントリ
  ・B級的・大阪グルメ!ブログ/CAN BASHI(カンバッシー)@天神橋
  ・こんなの食べたよ/人数揃えて南森町のスペイン料理店「カンバッシー」再訪
これ読んだら僕なんかがエントリしても意味ないやんと思いましたが、気を取り直して記録のためにも以下あげておきます。

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突きだしは鶏のささみor胸肉に緑のソースをかけたもの。ハーブ系だったっけ。

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タパス盛り合わせは、インゲンのスペインオムレツ・あさりとブロッコリーのソテー・カボチャのオーブン焼き・マグロのエスカベチェ・カツオと焼き野菜のマリネ。前回もそうでしたが、この盛り合わせは楽しくて面白いですねえ。個人的にはカツオが印象的でした。

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続いては、レギュラーメニューから参加者絶賛の牛モツのカタルーニャ風。みんなモツ好きなんでそれだけで評価が上がろうというもんですが、モツの旨味はもちろんのこと濃厚でコクがあるソースがウマウマで、赤ワインススみまくり。

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今回僕はこれが食べられたら後はなんでもいいっす、というほど前回気に入った「生ハムと揚げ芋と卵のまぜまぜNo.4」。ネーミングのまんまのアホみたいに単純な料理なのに、何故にこんなにウマいのか。ヘナヘナじゃなくってカチカチの生ハムの旨さここにあり。

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白インゲンとモルシージャ(スペイン風黒いソーセージ)のソテーが出てきた時の第一印象は、これはなんじゃい。玉子とクミンの香りがインパクトあり、白インゲンうまし。

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続いてフィデウア。前回のほうが魚介類の旨味が濃かったように記憶していますが、これはこれでよし。どっちが好みかと言われれば、前回かなあ。

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コンフィが食べてみたかったので注文したら、鴨のコンフィ・ジローナ風ってことでしたが多分鶏でした。人数多いから大きさを考慮してくれたんですかねえ。鶏も旨かったが、豆旨し。

お店が忙しかったので前回みたいにマダムと色々話せなかったのが残念でしたが、商売繁盛が何より。参加の皆さんにも喜んでもらえて良かった良かった。フツーのパエリャを初めまだ食べてないものが色々あるので是非また来たいです。

【オマケ】
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カンバッシーを出た後、北側に少し歩いて行きしなに気になってたバー「White L
」に*あきこさん*とえて吉さんと3人で行ってみたら、これがなかなか。すごくちゃんとしたカクテルを作ってくれるし、この手のバーにしてはオーナーが饒舌でめちゃおもろい。静かにじっくり呑むタイプではないかも知れませんが(というか雰囲気崩したのは僕か)、これはこれで気さくでとてもいいバーでした。南森町から天神橋にかけて、興味深いお店がたくさんありましたよ。

{お店データ}
電話:06-6353-8250
住所:大阪市北区天神橋1-10-9 2F
営業時間:18時〜4時
年中(ほぼ)無休

ただ美味しいだけでないスペイン料理店「カンバッシー」(大阪・天神橋)

事の発端は、えて吉さんがこのエントリで「パスタ版パエリア・フィデウア(Fideua)の本物を食べてみたい」って書いてたことでした。僕はスペインに行ったことはないしスペイン料理に詳しいわけでもありませんが、現地に行った娘達から美味しかったし好みに合ったって話は聞いてたので、以前から興味があったんです。

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だもんで、お節介にも早速あれやこれやと検索した結果、選んだお店が「カンバッシー(CAN BASHI)」。決め手は、バルセロナの料理店で修行されたご主人(日本人)と、カタルーニャ出身の奥様(スペイン人)のご夫婦でやってらっしゃるということ。この組み合わせならかなり現地っぽい味が期待できるのではないかという推測の元、えて吉さんと*あきこさん*との3人で行ってみることにしました。

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今年4月に開店、明るく陽気な雰囲気の店内はカウンター席とテーブル席が4卓ほど。後で気づいたことですが、上の写真の日の丸の右側にあるカウンター上の物体は、乾かないようにカバーを掛けた生ハムの塊(「原木」と呼ぶそう)でした。

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(エントリ内の写真はクリック二度で大きくなります)
冷たい前菜とデザートはこんな感じ。

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温かい前菜・サラダ・メインはこちら。

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今回の主目的であるフィデウアとパエリアには、魚介といか墨の二種類あり。ビール、ワインを初めとする飲み物メニューはあっさり書いてありますが、実はけっこうバラエティに富んでることが後に判明します。

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とりあえずスペインビールをお願いして、喉の渇きをうるおしながらメニューを検討。

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突きだしは、手作りっぽい豚肉?の燻製。ちょっとしたものですが、手がかかっていてあまり経験のない味わいに、この店アタリ!の予感が漂います。

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そしてこちらが本日のタパス&おすすめ料理。聞いたこともない単語やら未知の組み合わせがあちこちにちらばっていて、興味津々。色々食べてみたいし、スペイン料理といえばまずはタパスをいっときたいので、スタートは盛り合わせでお願いしました。

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*あきこさん*は遅れて参加だったので、この時点では2人前。中央はかぼちゃのオーブン焼きに万願寺唐辛子、手前から時計回りにブロッコリーのスペインオムレツ(かなりしっとりしている)、鶏モモとレンズ豆の煮込み(豆の風味が素朴&家庭っぽい)、まぐろのパテ、豚ウデとブルーベリーの煮込み。どれもが食べたことあるような気がするけどちょっと違う。この中でも一番面白かったのがブルーベリーを使った煮込みで、お菓子じゃなくってこういう使い方もするんだってちょっと新鮮な経験。甘酸っぱいブルーベリーが豚肉とマッチして、特に美味しかったです。

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最初だけスペインビールを飲んで、次はシェリーにバトンタッチ。僕はほとんど経験値がないと言ってもいいくらいですが、えて吉さんはけっこう好きで馴染みがあるようでした。フロア担当の奥さんがお酒のことだけでなく産地のことやら教えてくれながら、色んな種類を味見もさせてくれて、単なる商売だけでなくスペインという国・スペインの料理に親しんでもらいたいという思いがビンビン伝わってくる接客に、とても好感が持てました。写真は撮り忘れましたが、各ブランド毎のロゴが入ったグラスに並々と注いでくれる太っ腹振りで、前菜段階で早くもこの店のファンに。

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続いての料理は、生ハムを食べてみたかったもんで「生ハムと揚げ芋と卵のまぜまぜNo.4」。揚げたてのフライドポテトに、半熟目玉焼きと原木から切り出したばかりの生ハムを載せただけといえばそれまでですが、これをざくざくと混ぜ合わせると野太いおいしさにヘンシーン。まず生ハムが、こんなに硬いのは初めてやないかなあと思うくらい(いい意味で)硬い。中途半端じゃなくってきっちりと塩を効かせてるから旨味が深い。この生ハムで玉子とジャガイモを一緒に食べるってのは、一見単純に見えて実は計算された組み合わせなんですよね。なんちゅうこと無い料理なのに、旨い旨いと言いながらあっという間に平らげてしまいました。(シェリーも)

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文章長いなあということで、ここは短く「シッチェスのサラダ(XATO)ロメスコソース」という魚のカルパッチョが入ったサラダでした、という説明のみ。

この辺りでワインもボトルで頼んでみることにしたんですが、赤白交えてまたも味見させてくれたのにはびっくり。説明だけで決めるのが普通なのに、有り難いというか良心的というか。

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いよいよ本日の目的であるフィデウア登場、イカ墨も興味ありましたが魚介類にしました。麺は素麺かと思うくらいの細麺で、色とりどりの野菜など載っかってないのでシンプルで素朴、こういうのが現地風らしいです。僕らの持ってるパエリアのイメージはもっと黄色っぽいんですが、奥さんによるとそれは本来のサフランの効果ではなく、色はこんな風に醤油っぽくっても香りが肝心なんだそうです。わざわざお店で使ってるサフランを見せてくれたりして、相変わらずのサービスぶり。魚介の旨味を吸い込んでサフランの香りをまとったパスタは、それほどパリッとはしていなくややしっとり目で、派手さはなくてもじわっとくるおいしさ。本場物を経験したえて吉さんに、そのうち自作を食べさせてもらうのを楽しみにしています。

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サラダあたりから合流の*あきこさん*もこのお店と波長が合ったようで、3人ともゴキゲンで食べるし飲むしで、このあたりからやや記憶が飛び気味ですが、スペイン料理と言えばアヒージョは外せんやろっってことで、珍しい生チョリソーのそれを、バゲットと共に。

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記憶が飛びそうでもデザートを忘れない僕は、チーズのプリンを*あきこさん*と分け分け。うろ覚えながら、ご主人の話によるとデザート(の一部?)は奥さんの作だとか。名前聞いたけど忘れた写真右のドライフルーツとかが入ったアイス?もかなーり美味しかったです。

ふと気がつけば終電ギリギリだったので、慌ててお勘定してもらってお店を出ましたが、片言であっても気持ちが伝わってくる奥さんと、黙々と料理を作るご主人とのこのコンビ、かなり素敵でもっとお店にいたかったです。現地で食べたことはないけれど、多分現地っぽいんだろう料理とスペインとお近づきになれるこのお店、自分でもよく見つけたなと自画自賛したいです。リピート確実!

*関連エントリ;「こんなの食べたよ/南森町のスペイン料理店「カンバッシー(Can Bashi)」に大満足

{お店データ}
電話:06-6360-4859
住所:大阪市北区天神橋1-3-4
営業時間:12時~14時半、17時半~23時
定休日:水曜日