デミグラスソースを求めて/前編〜トミーとの出会い

洋食が好きなので、ちょくちょくネットで良さそうなお店を検索します。特にビフカツが好きなのはご存じの方も多いかも知れませんが、もう何年も前からずっと探し求めているものがもう一つ、それは昔ながらの重くて苦味が利いたドミグラスソースなんです。
子供の頃に父が連れて行ってくれた何軒かの洋食屋さんでは、その手のヘヴィなデミグラスソースが出てきました。でも年月が経つに連れそういうソースはどんどんと減っていってしまい、悲しいことに今やほとんど絶滅危惧種。その理由は、お店の閉店・客側の嗜好の変化など色々あると思いますが、やはり最大の原因は、作るのに手間が掛かりすぎるしコストが合わないからだと思います。
(参考サイト:辻調グループ総合情報サイト・【半歩プロの西洋料理】 デミグラスソースとは)
これまで色々な洋食屋さんに行きましたが、僕の記憶にあるような重くて苦くて黒いのには巡り会えず。それに近いのはあっても、求めるものは今やもうなくなってしまったか、あるいは自分の記憶の中で勝手にイメージが膨らんでしまっただけで、元々そんなものはなかったのではないかと思い始めていました。

とはいいつつ、先日も色々と言葉の組み合わせをとっかえひっかえしながら、いつものようにGoogleで洋食屋を検索していました。で、その時ふと思いつきました。通常のウェブ検索ではなく、「画像」検索をしてみたらどうだろうと。

デミ検索
例えば「デミグラス」「黒い」というワードを組み合わせて検索し、その後「画像」検索にしてみた結果はこんな感じです。どこの何の料理かはわかりませんが、検索語で引っかかってくる画像は洋食だらけ。もちろん写真と実物の色は違いがあるでしょうが、これならぱっと見ただけで候補を探し出せます。
これはと思う料理をクリックし、そこからリンク先をたどってどこ店のどんな料理かを想像する。その繰り返しをしているうちにたどり着いたのが、福井市にあるレストラン トミーサイトに掲載されているこのデミグラスソースの色、お店のブログで紹介されているランチメニューの数々を拝見しているうちに、最初の「おや、これはひょっとして」って直感からどんどん加速度を増し、確信のようなモノに変わっていきました。
でもでも、大変大変失礼ながら、何故福井?
神戸でも横浜でも東京でもなく、洋食屋がたくさんあって競争してるわけでもないだろうその地に、僕の探しているクラシックなデミグラスソースなんてあるんだろうか?でもなあ、サイトで見る限りあの料理の数々はアタリの予感バリバリだし、かといって福井なんてそうそう行く機会ないし、わざわざ行ってハズレだったらダメージ大きいだろうし…(ブツブツ)…なんてことをツイッターでつぶやきながら、いつの日か旅行の計画を立てて確かめに行ってみようと思っていたのでした。

ところが思わぬことに、意外と早くその日がやってきました。上記のツイートをしていた数日後にたまたま平日休みがあり、昼酒でもしませんかといつものえて吉さんに声をかけたら、「帰ってから飲みに行くのに付き合ってくれたら、福井まで日帰りドライブの運転手務めていいですよ〜」とのお返事。ええ、マジっすか?!、福井まで洋食食べるためだけに日帰りドライブなんていいの?!
…まああの方の場合のドライブが常人の感覚とは大きく違うのはよくわかっています。あつかましいなあとかアホちゃうかと思いつつ、ありがたくその提案を受け止め、どんなドミグラスソースなのかを確認するため、大阪から神戸を経由し福井まで日帰りドライブすることに相成りました。

〜(後編に続きます)


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