「京都」カテゴリーアーカイブ

突然京都へ4〜智積院会館に泊まって朝のお勤め(東山七条下る)

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今回の京都行きが急に決まりネットで宿を探していたら、安くて面白そうなところが見つかりました。智積院(ちしゃくいん)というお寺の宿坊で、楽天トラベルで一泊朝食付きで5670円。(写真は泊まった翌朝に撮ったものです)

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部屋の作りは和室で、部屋の入り口入ってすぐに小さな畳敷きスペース、その奥には10畳部屋と小さいベランダがついてます。洗面所・トイレ・お風呂は共用、建物はそれなりに年数が経ったものですが、トイレとお風呂はリニューアルされたばかりでとてもきれいでした。

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1階は共用部、3階は大広間、2階の客室はほとんどが10畳(定員6名)で、1人だろうが6人だろうが1人当たりの料金は同額の様子。少なめの人数なら、このゆったり感でこの価格はかなりお得だと思います。

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お得なだけではなく、お寺で宿泊してこその体験が出来るところがここのミソ。泊まった翌朝、早朝からの法要に参加することが出来るほか、僧侶による解説付きで庭園・障壁画・襖絵を拝観できるんです。門限22時・消灯22時半、4月から11月までは翌朝5時45分集合、12月から3月までは6時15分集合。朝のお勤めは体調不良とかでない限りほぼマストなので、飲んだくれて夜遊びしたい方には不向きですが、せっかく京都に来たんだからこういう体験もいいじゃないでしょうか。

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ということで、6時前に宿坊のフロント前を出発して、担当のお坊さんの案内に従って金堂へ。この日は爽やかな気候、早朝の空気を吸いながら歩くのが清々しかったです。(…でも冬場だったら暗いだろうし寒いだろうなあ)

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残念ながらお勤めの様子を撮影することは出来ませんが、総勢100名弱のお坊さんによる読経はすごい迫力で、一種のトランス状態になる瞬間もありました(決して眠かったのではないっ!)。ユニゾンって力強いなあとかお勤めそのものが一つのプログラムとして成立してるなあとか、お祈りしながら色んな思いが頭の中をよぎりました。

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金堂で30分ほどの読経の後、となりの明王殿(写真左)に移動して護摩供法要。先ほどはほとんど人声のみでしたが、こちらでは太鼓が鳴るし、こんなに炎が上がって大丈夫かいなと思うくらいドンドコお札が燃え上がってるし、短めではあってもインパクトある時間でした。
   参考リンク:宿坊 智積院会館: お勤め

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お勤め終えて大書院に移動。お茶とお菓子をいただきながら、目の前の庭園の説明をうかがいます。池は揚子江を模しているのだそうで、濁りがちな川の特徴を再現すべく、水底の泥を巻き上げるよう鯉や亀を放してあるそうな。

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庭園の反対側には長谷川等伯による襖絵が見られますが、これはレプリカ。このあと収蔵庫に移動し、長谷川等伯一門の作品を拝見させていただくことになります。

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宿坊に戻ってきたのが8時前、起床から1時間経っているし軽く散歩しているので、適度な空腹感。お寺の宿坊ゆえ精進で、メインディッシュはたっぷりサイズの湯豆腐でした。おかずが少なめに見えますが、これだけでけっこうお腹一杯になりました。

施設きれい・部屋広い・お勤め興味深い・値段安いで、こりゃ穴場。門限早くて早起きが嫌じゃなければ、是非一度体験されることをおすすめします。

   参考リンク:桃色ポピー。〜 猫 美食 旅行記 〜
      初体験☆【 宿坊 智積院会館 】に泊まってみたYO!編
※上記エントリを初めとする3連続エントリで、宿・お勤め・食事など丁寧に記録されています。


突然京都へ3〜島原巡ってトマトさん

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今回の京都行きでは、今まで来たことがない島原地区を訪れました。

「京都島原案内」より引用〜
江戸時代以来の公許の花街で、江戸中期には和歌俳諧等の文芸も盛んなところでした。一時期は島原俳壇が形成され、与謝野蕪村等によって文化サロンの場となり賑わいました。吉野太夫はあまりにも有名で、幕末には新選組等がよく利用し、維新胎動の地の一つとなりました。

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いくつかあった目的の一つは、特別公開されていた置屋・「輪違(わちがい)屋」を見学すること。…と偉そうに書いていますが、実際は古い建物好きな妻の希望で、僕はそのお供。

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普段は非公開ですが、9月末まで期間限定で1,2階ともボランティアの方による解説付きで見学させていただけます。1階は写真撮影可ですが、2階は不可。上の輪違屋のリンク先で見られる2階の傘の間の襖にはほんものの傘紙が貼ってあるそうで、デザイン的にもポップですごく興味深い物でした。
  *参考リンク:京都島原の花街が遊郭と間違われてしまう訳

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はてさて。当然の如く、僕は花より団子。昨夜は祇園でちゃんとした和食をいただいたので、一夜明けての昼食は洋食気分。検索してみると、旨い具合に嶋原(島原ではなくこうとも書くそうです)商店街にデカくて素敵な暖簾を掲げた洋食屋さん「トマトさん」があ〜るじゃないですか。

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きっと細身のオーガニック好き若オーナーかなんかがやってるに違いないと暖簾をくぐってみると、全く予想がはずれて、ドカンと陽気なご夫婦でやってる地元密着系。カウンター席4席、テーブル席が3卓ほどの店内はアットホームな雰囲気で、僕らが入店した後には地元のおっちゃんが一人でやってきて、奥さんと地元話で盛り上がってはりましたw

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ランチメニューは単品系かあるいはそれらを組み合わせたセット系か。一見するとハンバーグがウリのようで、注文してからペタペタと空気抜きをする音が聞こえていました。オムレツの中からチーズハンバーグが出てくるのがなんでスピルバーグランチなのか、聞いときゃよかったな。

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ビール飲みながら待つことしばし、まずは妻チョイスの「るんるんランチ・1200円」がド〜ンと登場。生野菜を中心に、ハンバーグ・マカロニサラダ・玉子焼き・茄子の煮物(だったと思う)・海老フライ3尾・ケチャップスパがぐるりと取り囲む迫力盛りに、こりゃすごいわとちょっとビビりました。

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るんるんと来たら「らんらんランチ・1200円」をイっとかないといかんでしょうで、こちらは鶏胸肉の片身丸々唐揚げとハンバーグの組み合わせ。うーむ、どっちかは単品系ランチにすべきだったなとは思ったけれど、出された物は全部食べるのが流儀。妻の分もちょっと助けながら、おいしく完食しました。
場所柄からすると少し高めかなと事前に思いましたが、出てきたものとそのボリュームからすれば納得。入店前に勝手に想像したのとはかなりイメージが違っていましたがw、地元の方々の会話を聞きながらモリモリ洋食いただくのもある意味京都らしく、楽しくおいしくゆったり過ごせるお店でした。セット系はかなりヘヴィなので、ビフカツ単品ランチがあったら良かったのになあ。

{お店データ}
電話:075-351-4341 住所:京都市下京区二人司町2
営業時間:11時半~15時 17時~21時 定休日:無休


突然京都へ2〜祇園もりわき(京都・祇園)

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京都行きが決まったのが金曜。翌日土曜の晩ご飯どころを探していいて、そうや、関屋さん(ほんとは江里さんと呼ばねばならない)のサイトで探してみようと思い立ち、そこで見つけたのが「祇園もりわき」。今年8月28日にオープンしたばかりで、今のところネットで検索してもほとんどヒットしません。場所は、旧祇園ホテル/現在アパホテルEXCELLENT京都祇園の裏側。このあたりのゾーン、夜に行くのは初めてでしたが、風情あっていい街並みです。

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〈玄米スープ〉

この日お願いしておいたのは、税サ別7000円のコース(10000円のコースもあり)。色々調べてみましたが、祇園辺りでこれくらいの価格で食べられる割烹はなかなかありません。オープンしたばかりということもあるのかもしれませんが、頑張ってくれてはります。

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〈鱧・ずいき・鮑の梅肉煮こごり掛け〉

料理はご主人、奥様は接客。カウンター席6席に4人掛けテーブル席1つとこぢんまりした店内には、店外同様所狭しと開店祝いの蘭が並べられていました。
鮑は旨味たっぷり弾力ぐにゅっと柔らかく、梅肉煮こごりのだしがおいしい〜 料理の季節的にはもうすっかり秋なんですねえ。

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〈鱧・松茸・しんじょ煮物椀〉

最初はビールをいただき、その後は日本酒に移行。最初にいただいた「羽根屋純吟プリズムブルーラベル無濾過生原酒」がやや辛で香り高くスッキリしていて、すごく好みでした。
やはり椀物は日本料理の華。名残りの鱧と走りの松茸は出合いもの、ふうわり柔らかな真薯からは色んな具が現れ、だしはふくよかに通って全体をまとめてる。季節感たっぷりに菊花も浮かべられて、一椀でとても優雅な気分にさせてくれました。

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〈めいち鯛昆布〆・歯鰹・剣先イカ・うに〉

めいち鯛にはしっかり昆布の旨味が乗っていて、濃厚な味わい。苦味がないクリアな味わいのうには長崎産だそうです。添え物の紫紅色のオクラは生で食べられる品種とのこと。おいしくて美しい。

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〈いくら載せ飯蒸し〉

ここらでちょこっとお腹に溜まるものをってことで、ご飯ものが出てきました。お昼をたっぷり食べていたので腹ペコで入店したわけではないのですが、僕が早食いだもんで妻には「せからしい」といつも小言をいわれてしまいます(笑) この手のカウンター割烹では、もっとゆったり上品にいただかないといけませんねえ。

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〈いちじくごまクリームがけ〉

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〈ゆばのプリン〉

そんなことを思っていたら、早くもデザートが出てきてしまいました。いずれもとってもおいしかったんだけど、ええ?これでお終い?それとも洋食コースでいうところの中締めシャーベットみたいな感じ?

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〈からすみと大根〉

そしたらご主人が「時間がかかってすみません。これでもつまんでいて下さい」とこれを出してくれました。僕らの後に2人×2組が新たに入ってこられたのと、僕の早食いのせいで段取りが遅れ気味だと思われたようです。全然急いでなかったんだけどなあ、どうもスミマセン。

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〈蕪の毛蟹あんかけ〉

毛蟹と聞こえましたが、ひょっとしたら菱蟹を聞き間違ったのかも知れません。いずれにせよ、チマチマ丁寧にとりだされた蟹の身がたっぷり入って、あー日本料理ってなんて手間が掛かってるんだろうと改めて思う一品。お酒が入った喉にとろりとあたたかいあんが心地よいです。

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〈手打ち粗挽きそば〉

とてもぶあいそな写真で申し訳ありませんが、ここいらで〆のそば。石臼で粉を碾くところから全て自家製の手打ちだそうで、塩とつゆが供されます。どっちでもおいしかったんだけど、好みとしては塩とわさびですかね。黒い器は木製、奈良の作家さんのものだそうで、木材の素性を活かしたいびつな形が面白かったです。

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〈鯖寿司〉

満腹加減次第で出て来るらしい鯖寿司は、鯖がしっとり旨味たっぷりでお代わりしたかったです。ちなみに僕らは満腹加減を訊かれませんでした。(訊かなくてもわかるっちゅうねん)

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〈ももリキュールシャーベット〉

けっこうアルコール分が効いたシャーベットでお開き。ずっしりしたクリスタルのカップと、アラビア数字をモチーフにしたお皿の組み合わせもしゃれてていいです。

20140906祇園もりわき
感想としては、とにかく大大満足。7000円のコースで質・量とも充分だったので、10000円のコースってどんなんだろうって興味が沸きます。揚げ物や肉類は出ませんでしたが、かといって不満は一切なし。こぢんまりとしたスペースも居心地いいし、ご主人と奥様も感じ良し。オープンしたてで今は知られていなくとも、先々予約困難なお店になることは間違いないでしょう。いい京都の一夜を過ごさせていただき、感謝します。

{お店データ}
電話:075-525-1030 住所:京都市東山区祇園町南側570-177
営業時間:12時~13時半LO 18時~20時LO 不定休・全席禁煙・要予約


突然京都へ1〜楽仙楼(京都・四条烏丸)

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前日に急遽京都に行くことになり、取り急ぎ宿と晩ご飯どころだけは予約して出発。お昼前に家を出たので河原町辺りに着くのは14時前、この時間だったらお腹も空いているだろうし駅から近いところで昼食にしたい。さてどうしようと道中考えて、ふと思い出したのが「楽仙楼」。ここだったら阪急の烏丸の駅を降りて地上に出たら徒歩1分だし、前から行きたいと思っていたので条件的にドンピシャでした。

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外観ちょっと怪しげな雰囲気で、店内はカウンター席10席・テーブル席20席ほどあって、そこそこ収容可能。ハルピン出身のオーナーが水餃子のおいしさを伝えたいと、20年ほど前にスタートしたお店だそうです。

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(写真クリックで、より大きなサイズで見られるflickrにジャンプします)

現在は「中国北方料理と手作り水餃子の店」ってのがキャッチフレーズらしいですが、左の土日祝メニューを見た限りでは、全ての定食に水餃子が付いてくる以外は特にフツー。でもセロリ入り水餃子なんてあるところはちらっと違いが見られますね。

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こちら妻オーダーの「鶏肉とカシューナッツのピリ辛炒め定食」。1200円とまあまあの値段はしますが、メイン以外に水餃子・唐揚げ・シュウマイ・玉子スープ・ザーサイ・春雨サラダと色々付いてきて、けっこうなボリューム。ピリ辛って書いてても大したことないだろうと思っていたら、けっこうな辛さでご飯ワシワシ系でした。

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僕は店内に別途張り出されていた「シングルセット」に目があった瞬間即決。生ビール・水餃子5個・唐揚げ2個・おまかせ冷菜3種(この日はザーサイ・春雨サラダ・じゃがいも細切りサラダ)で1500円、このメニューだけでビール飲みながら色々楽しめて、なかなかの充実度です。
水餃子は、皮がやや厚めでぽってりした感じ。スルッとお腹の中に入っていくので、5個くらいだとすぐになくなってしまいます。定食やセットで色々食べるのもいいけど、次回は水餃子単品をもっとたくさん、満足いくまで食べたいですね。焼餃子はどこでもあるけど、水餃子が食べられるお店って少ないもんなあ。

{お店データ}
電話:075-351-4900 住所:京都市下京区東洞院通四条下ル元悪王子町37
営業時間:11時半~14時半 17時半~23時 定休日:月曜夜休(祝日の場合営業)


京都なう。


(帰宅後追記)一泊二日で京都に行って来ました。急に決まったので、宿と夕食を前日に抑えただけで、後は行き当たりばったり。今回は2日で約36000歩と、とにかくよく歩きました。それだけ歩いたんだけら痩せたらいいんだけど、充分食べましたからねえ。
これか何回かに分けて京都ネタをあげていきます。