さようなら、そしてありがとう「はんなり祇園」(神戸・平野)

20151228はんなり祇園
僕にとって、そして多くの皆さんにとって唯一無二の店、はんなり祇園が本日をもって閉店することになりました。

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12月10日に突如として閉店が告知され、あまりの急な出来事ににわかには信じられませんでしたが、聞けば家族との時間をもっと作りたいゆえとのこと。迷い迷ってご本人が決断されたことですから、残念ではありますが前向きに受け止めるほかありません。

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20日足らずの残す営業期間の中、なんとか2回潜り込むことが出来ました。1回目は一人で、2回目は昨夜妻と二人で。最終営業日の前日がはんなり祇園とのお別れの日になりました。

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ここに来たら最初の飲み物は能勢ソーダの酎ハイと決まっていました。この日のアテ盛りは、カレイのエンガワピリ辛和え・洋風な卯の花・鱧皮の煮こごり。

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定番アテの一つ、「ごまきゅうり」。この店独特のやみつきになるゴマの魅力にとりつかれた方もさぞや多いことでしょう。

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定番アテからもう一つ、刺身にも添えられている「きざみ山葵」。本わさびの風味・ツーンとくる辛さ・ジャリッとした食感の三位一体。日本酒好きならこれだけで相当飲めてしまいます。

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甘口←→辛口、旨口←→淡麗のマトリックスになった日本酒メニューを見るのが毎回楽しみでした。僕はいつも辛口淡麗エリアから選んで、色んな日本酒を楽しませてもらいました。

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この2日間で飲んだ日本酒はこの4種。このうち特に気に入った九頭竜を売ってる店を教えてもらったので、買いに行かねば。

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はんなり祇園の真骨頂がお造りであることは、多くの皆さんが同意して下さるでしょう。この日のお造り盛り合わせは、別盛りの坂越産生牡蛎からスタート。粒がでかくて大迫力。

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もうこのお造り盛り合わせに出会えないかと思うと、本当に残念でなりません。まぐろ(大トロ・中トロ・赤身・炙り)/平目/鯖/イカ昆布〆/蛸湯引き炙り/伝助穴子などなど、それぞれの素材の複数箇所が複数の食べ方で供され、まさに豪華絢爛という言葉がふさわしいラインナップ。その上どれもがこれでもか!と言わんばかりに強烈に旨味を主張してくるパワフルさで、こんなお造りは他のどこに行っても味わえません。はんなりのお造りの写真を何度も撮ってきて、ちゃんと撮れたかなと自分で思うのはこれですかねえ。

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料理だけでなく、お店の雰囲気も味があって写真で残しておきたかったんだけど、連日一日で3回転ものお客さんが詰めかけているくらいなので、なかなか撮ることが出来ませんでした。

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こちらは牡蛎の西京焼き。魚の味噌漬けが好きで、お酒のアテにもご飯のおかずにもよく頼むんですが、牡蛎は今回初めていただきました。そういや土手鍋があるくらいなので、味噌との相性は言わずもがな。こってりとした旨味が日本酒に抜群に合います。

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こちらはフグのてっぴほかのサラダ。これも初めて食べる料理でしたが、旨かったですねえ。サラダという枠をはみ出して、なんちゅうか一つの力強い料理になってました。

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もっと色々食べたいけどもうそろそろ限界なので、最後はやはりこれでお別れとしましょう。はんなり祇園は魚介類メインのお店ですが、例外メニューであり定番であり超人気なのがこのチキン南蛮。甘酢をまとった揚げたてチキンに独特のタルタルソースが加わって、これがなんとも旨い。これと白ご飯で〆にしたいが為に、その他のご飯メニューが食べられないのが難点です。この店のもう一つの定番人気〆メニューの漁師茶漬けは、僕はとうとう一度も食べず終いでした。

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お店に来たい、でも満席で入れないというお客さんのために、店主の安藤さんがチキン南蛮テイクアウトを閉店数日前にアナウンスしたところ、申込が殺到。ここ数日チキン南蛮地獄wに陥ってるそうで、ご覧のように信じられないデカさの鍋からタルタルソースを注いでる姿を見て爆笑してしまいました。なんぼほど注文来てるねんw 閉店アナウンス以降超ハードスケジュールが続いているのに、そんなアナウンスをしてしまうところが安藤さんの、そしてこの店の魅力の一面です。

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少なくともお子さんが成人するまでは、飲食業に戻らないとのこと。本当に残念なことではありますが、次のステップを選択した安藤さんに心からエールを送りたいと思います。7年間ご苦労様でした。
さようなら、そしてありがとう はんなり祇園。


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