【旧】foodish：”雑”食記

実は一つ不満がある。音が悪いのである。

というか、正確には先代のソニーの２９インチテレビの音が良すぎた。もう１０年以上前に買った物なので型番などわかるはずもないが、シリーズ名としては「キララ・バッソ」といい、全盛期のマイケル・ジャクソンがＣＦに出ていたと記憶する。
このテレビを使い始めた時、その重低音、音の厚み・広がりに驚いたものだった。ちょっと派手なＢＧＭを使ったＣＭなんかの音を聞いて、「なんちゅうテレビや」と感動した。もっともその前は１４インチだったこともあるが。

それに比べて今回のテレビは音が薄っぺらいというか、ショボい。
使っていくうちに慣れるのかもしれないけどなあ。
確かに値段は安くなったし、画質は良くなった。時代が移り、標準装備で音質にこだわるよりもコストダウンを図る必要があったのだろうし、そこまで音質を求めるならサラウンドシステムやらなんやらかんやらを外付けするのが、いまや当たり前なんだろう。今回は手が届かなかったが、どう考えても、液晶やプラズマテレビについてるスピーカーがいい音出すとは思えない。

じゃあどうするのか、かなり思案した。外付けスピーカーをつけることも考えたが、スペースに問題がある(もちろん資金的にも問題あり)。これ、欲しかったんだけど、あきらめました。テレビより高い買い物になるし(^^;)
結局、テレビの音質を補正して、高音・低音を最高レベルまで引き上げるというドンシャリになりかねない状態にすれば、かなりましに聞こえることが判明したので、当分はこれで我慢することにした。耳が慣れてくれるのを期待するばかり。