【旧】foodish：”雑”食記

◎三軒目：寿美屋

三軒目も僕のリクエスト。前回来たときの四軒目・週1日しか営業してないワークプラザたんぽぽの打ち手がこのお店の方だと聞いて、行ってみたいと思ったんです。

意匠的には民芸風で、けっこうスペースも大きく、各種県産品を取りそろえたおみやげ売場みたいなのもありました。色んな意味で余裕を感じさせるお店です。

お店に入ってすぐのところには、期間限定メニューの数々が。しっぽくもあるし、しじみうどんも魅力的、百花うどんてなんだろうって、いきなり迷うじゃないですか！


期間限定メニュー以外の定番メニューもバラエティ豊富。左メニューの「いわしうどん」ってどんなんだろうと思ったら。いわしのフライが載ったうどんだそうです。右メニューで気になる「婆娑羅うどん」はこんなの。ご店主、けっこうアイデアマンですな。

周りの皆さんはいわしカレーうどんを食べてる方が多いようで、僕もすごくひかれたんだけどこの後のことを考えてセーブ。シンプルに麺を味わいたくって、醤油うどんにしました。
表面はテカテカのツルッツル、あまり記憶にないくらいの滑らかさ。そのスムースさとコントラストをなすかのように、麺の中身はけっこうしっかり。カレーうどんも食べたかったけれど、ここでは麺そのものを味わうことにして正解だったなあと思いました。


◎四軒目；大島屋

ずっと前からいろんなブログで拝見していたこの店も、今回が初訪問。えて吉さんも僕も以前にこの店の前だけを通ったつもりになっていたんですが、実は全然違う店だったらしいんです。でもその時の店構えと周囲の風景だけが記憶に残ってたもんで、ナビに従ってこの店の前に来たときは、「ナビが間違ってるんやないか」とかなり戸惑ってしましましたｗ

こちらのお店は「わかめうどん」を筆頭に、四季折々色んなものを練り込んだうどんがウリです。でもメニューを見ただけではその手の打ち込みうどんをどういう風に頼んだらいいのかよくわかりません。まあ僕らのここでの目的はこの日2杯目となるしっぽくうどんだったので、選択に迷うことはなかったけど。

特に変わった注文もせず、フツーにしっぽくってオーダーしたら出てきたのがこちら。野菜が大きめに切られており、ごろんごろんとワイルド。だしをすすってみると、一軒目のマルタニ製麺より甘さ控えめで、どっちかというとこっちのほうが僕の好みのタイプ。

具に隠れた麺を引き出してみると、かなり細めの「わかめうどん」と、それよりもっと細くそばに近い太さの「赤ぬかうどん」の2種相盛りになっていました。特にオーダーしなくてもわかめうどんと何かの2種盛りがこちらのディフォルトのようですね。
正直なところ、赤ぬかうどんのほうは違いがようわかりませんでした(^^ゞ そばみたいに細いってだけで印象違いますしね。わかめうどんはわかめの効果か表面がツルッとというかヌルッとしており、香りも心地よし。麺がどうこうとかいう細かいことは置いといて、「しっぽくうどん」という一つの料理としてすごく良くできてる一杯だなあと思いました。


◎五軒目；うどんバカ一代

ここまでで4軒4玉うち2しっぽくなんで、それなりにお腹は膨らんではいたけれど、もう少し食べたい、でも時間的には製麺所系は閉店してるしってことで、こんなときは遅めの時間でもおいしいこちらのお店へ。

今回はまだ天ぷら食べてないし、カレーうどんは途中だからって我慢したし、でもやっぱりここに来たらこれまで連続3回食べてる釜玉バターははずしたくないし、どうしようかなあ〜(ブツブツブツ)

で、迷ったあげく、カレーうどん(ダシなしタイプ)にちくわ天という妙な組み合わせにしてしまいました。カレーは牛すじ煮込みの自家製ってことだったんですが、あんまり特別なものとは感じなかったなあ。うどんは毎度ながらおいしかったんだけど、やっぱりここではこれからも釜玉バターにしようっと。


今回のツアーでは新規3店、須崎では初めてのあつあつ、しっぽくも2杯食べられたし、充実した内容でした。いつもながらえて吉さん、どうもありがとう。2人で行くのもテケトー感が快適だけど、次回はもう少し人数揃えてワイワイ行きたいですね。