【旧】foodish：”雑”食記

新開地の八栄亭に行ったエントリをあげたら、湊川にいい焼鳥屋があるよとのコメントをいただきました。そういやそういうお店のことを読んだことがあるなと記憶をたどってみると、思い出したのが、コウベライフさんのこのエントリ。2年半以上も前に読んだのにいまだに憶えているている僕もすごいですが(アホ)、それほど気になってたってことでしょう。
八栄亭のエントリにコメントをくれていた焼鳥好きのおがちゃんに「そのうち行ってみよう」と言ってたら、僕を差し置いて(笑)数日後にてつやさんと2人で初訪問、その後その翌週にも連発。そのまた翌週が今回の僕との2人連れというわけで、なんぼブログのURLがyakitoridaisukiとはいえ、3週連続とは相当のもんです。


写真を整理してて気がついたんですが、看板の店名が南側は「じゃじゃ馬」、北側が「じゃじゃうま」になっています。(あげあし取ってるようですみません)　どっちが正解かようわからんのですが、とりあえず全部ひらかなで記載しておきます。
今のところ店名等でググってみてもほとんどヒットしません。位置的には洋食のマルヤ本店の近くにあたり、以前からなんとなく雰囲気あるゾーンだなとは思っていたけれど、一見では入りにくいお店が数軒集まっています。

細くて薄暗い路地を進み、縄のれんをくぐってがらり戸を開けると、これまた薄暗めの細長い店内はカウンター席のみ1ダースほど(後に2階席もあると判明)。どんなヘンコツ親父が店主なのかと思えば、けっこうイケメンなご主人と奥様らしきお2人でやってらして、一旦店内に入ってしまえばゆったりくつろげる雰囲気です。


変な表現ですが、焼鳥屋というよりは地鶏の店と言ったほうがいいような気がします。(どう違うねんといわれたら説明しにくいけど)
裏面にもメニューが書いてありましたが、撮り忘れてました。事前情報では、一見そう安くは思えないけど実はかなりボリュームがあるとのこと。既に2回来店しているおがちゃんにとりあえずオーダーをおまかせし、まずはビール、続いて品揃え豊富な焼酎へと移っていきました。

(店内が暗いため、写真イマイチです。すみません)


(左)ぴかぴかの砂ずり刺身(500円)はざりっと歯応え、変な臭みなんて一切なし。やっぱりけっこう大きめな切り身でした。
(右)ささみのわさび和え(400円)もてんこ盛り。なお、こちらでは刺身類には鹿児島の甘味のある醤油を使用されています。


(左)ボリュームも歯応えも強烈な地鶏皮塩焼き(500円)。堅いといえば堅いけど、噛めば噛むほど出てくる旨味の濃厚さが魅力です。
(右)隣のお客さんが食べてておいしそうだったので、僕がリクエストしたポテサラ。これのおかげでけっこうお腹が膨れてしまいましたが、その方がかえって良かったかも(笑)


今回一番インパクトがあったのが、おがちゃん念願の一品・特製手羽先(500円)。1人頭1本で計2本オーダーしたのに、出てきたときは4本あるのかと思いました。上の写真、全容がちゃんと取れてなくて残念なんですが、実はこれが1本。左側の手羽先らしき部分と右側の？な部分が、レモンあたりでかろうじて繋がってて、今までにこんな状態見たことないです。珍しいだけでなく、身がたっぷりジューシーでかなりウマい！これは次回以降是非モノですな。


串ものは(左)ヒップ(右)せぎも(いずれも2本300円)。しつこいですが、いずれもボリュームあり、特にせぎも旨し。


振り返ってみれば、フツーの焼鳥っぽいメニューは頼んでませんでした。串焼きメニューにミンチとかないし、「焼鳥屋というよりは地鶏の店」って感じ、わかっていただけますかね？
確かにこれは隠れた名店だと思います。コメントいただいたなぎささん、どうもありがとうございました！


{お店データ}
住所：神戸市兵庫区下沢通1-5-2　電話：078-576-9001
※定休日・営業時間とも不明