【旧】foodish：”雑”食記

かなり俗だし、支店が心斎橋や梅田にも出来た(注：大阪の2店は経営が違うそうです)のでありがたみがないんだけど、せっかく本拠地に来たんだからということで、上海市内の超有名観光地・豫園にある小龍包で超有名な南翔饅頭店(上の写真右の建物)に行ってきました。
リンク先にも書いてあるように、こちらのお店では階に比例して値段が上がる・階に反比例して待ち時間が減るという如何にもなシステムになっています。本来なら一番安い一階で並んで食べるほうが面白そうなんですが、慌ただしいオプショナルツアーの最中ゆえ、もっともブルジョワジーな三階で食べることになりました。



(左)単品メニューの一番上は蟹ミソ入り。(右)セットメニューとデザートメニュー。
オプショナルツアーの一貫だったので、あらかじめ何が注文されていたのかよくわかりません。微妙に違うような気もするけど、一応は右のセットメニューだったんでしょう。


多分蟹肉入りだったんでしょう(^^ゞの小龍包(1人あたり6個)。破れるのがイヤだったので、丸ごとレンゲに載せてパックリいってたので、中身は一切見てません。
今回の旅行中はどこでもテーブルの上に調味料をほとんど見かけなかったのですが、こちらでは黒酢が置いてありました。これとてんこ盛りの刻み生姜を薬味にしていただきます。なんちゅうか、予想通りにウマかったです。(言い換えれば、驚きはなかった)


以下、1人1個ずつ。(左)薄焼き玉子入りスープ。どうってことないです。
(右)カレー風味挽き肉のパイとゴマ団子。中のこしあんはけっこう甘味がきついです。


(左)炒めた青菜入り饅頭と中華ちまき。青菜はけっこうクセがありましたが、僕はこういうの歓迎。ちまきは全長5cmほどとかなりなミニサイズで、きれいに巻かれた糸の仕上げが見事！技術を感じる一品でした。
(右)三角形のが「蟹ミソと豆腐の揚げ春巻き」で、小さなさいの目に切った豆腐が入っていました。あっさりしてて、珍しい・おいしい。揚げパンのは蟹ミソスープとえびすり身入り。この料理だけでなく全般的に、僕は蟹ミソスープの味があまり判別できませんでした。熱かったからか鈍いからか。


いずれも上品かつ洗練された味付けで美味しく、量的にはまだまだいけました。諸事情により追加注文しなかったのが心残り。日本の支店で食べるとやっぱりそれなりの値段がするし、もっと食べときゃ良かったなあ。