【旧】foodish:”雑”食記

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上海旅行記2〜翡翠酒家(淮海店)

Posted ish / 2008.09.09 Tuesday / 10:48

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到着直後の夕食に友人が案内してくれたのは、「翡翠酒家・淮海店」。(注:すぐ近くの新天地店について、わかりやすいサイトがありましたのでご参考下さい:上海ナビ)。隣には糖朝があるし、帰ってから写真を見たらビル名が「香港新世界大厦」だしと思ったら、やっぱり香港資本のお店でした。友人曰く、このお店で通じるのは中国語と英語が少しだそうな。リンク先の「上海ナビ」とか「ぐるなび上海版」にも載ってるんで、それなりに日本人の利用も多いのではないかと思われます。

上海翡翠2.JPG

在上海・香港資本のお店で食べる「台式皮蛋豆腐」。皮蛋はもちろんこと、水が悪いと言われながらも豆腐が美味しい。同行の先輩は小食なのに、これはバクバク食べてました。

上海翡翠3.JPG

「エビと貝柱とアスパラのXO醤炒め」、(悪い意味でなく)文字通りの料理です。ちなみに上海と言えば蟹なんですが、秋以降がシーズンなので当然ながら今回食べることは出来ませんでした。

上海翡翠9.JPG

「香煎素鵝」話に夢中で何だったのか失念。鵝なのでガチョウを使ってる?のかもしれんが、野菜料理の印象が強かったような気も。

上海翡翠4.JPG

「北京片皮鴨=北京ダック」。友人が食べ方を教えて欲しいと(わざと)テーブル係の女の子に頼んでみたら、一所懸命お箸とフォークを使って包んでくれました。手でやればいいのに、気を使ってくれたんでしょうね。
一般的に、テーブルごとにきっちり担当がついているようで、食べている間もずっとそばにいてくれます。お店によって、気が利く場合もあればそうでない場合もあるのは日本と同じ。チップの習慣はなし、言葉さえ通じれば色々話しかけた方が先方も喜んでくれるようです。(こちらもおもしろいし)

(以下の小さな写真はクリックで大きくなります)

上海翡翠5.JPG上海翡翠6.JPG

ここで食べたものの中で一番印象に残った「黄金葱油大餅」。油で炒めた(和えた?)葱を練った小麦粉でサンドし、ゴマをつけて表面がカリッとするまで揚げ焼きしてあります。神戸の蛸の壺に大餅(ターピン)というのがあるけど、それとは少し違う感じで、皮がより饅頭(マントウ)っぽく、焼き目が香ばしくて甘味を感じます。これと葱との相性がすこぶるいい。珍しい材料など使ってなくても、おいしいもんはおいしいという見本みたいな料理でした。

上海翡翠7.JPG上海翡翠8.JPG

(左)店内の様子。新天地店ほどでもないように思えるけど、こちらもかなりおしゃれです。こっちのほうがビルの地下にあって、ややカジュアル使いなのかも。
(右)上海でレシートを求めたら、お札みたいにそれぞれ金額が書いてある「定額領収書」みたいなのをくれます。一定額以上の額面のものにはなんとクジがついており、銀色のスクラッチ部分をこするとたまに当たりが出るそうです!おもろいなあ〜

Comments

優季2008/09/13 01:08 AM

クリスタルジェイドは、シンガポールでたまに行きましたが、お店の人がめちゃくちゃキビキビしていて、「ディンタイフォンのほうが気楽だ」と思った次第・・・(^_^;

いろいろ見てたら、またクアラルンプールに行きたくなっちゃいました(T_T)

ish2008/09/13 09:24 AM

優季さん>
淮海店は、きびきびというより、きっちりしてて割とアットホームな感じのサービスでした。
今んとこ、ローストダックはシンガポール風のほうが好きかもしれません。

K1郎2008/09/16 08:25 AM

「素鵝」の「素」は「素食」、すなわち精進料理のことで、精進料理の「鵝」っていうのは、湯葉春巻きのことです。揚げ色が鵝のローストっぽいからでしょうか。

ish2008/09/16 12:02 PM

K1郎さん>
そうか!あこがれつつ未経験な、中華の精進料理だったんですね。
どう考えても湯葉春巻きっぽかったのに、なんでこの名前なのか帰ってから不思議だったんですよ。(オーダーシートを写真に撮ってたので、料理名はわかっていた)
勉強になりました。

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