充実のやんばるステイ(中)〜2007沖縄その3
Posted ish / 2007.08.25 Saturday / 10:20
*このエントリは「充実のやんばるステイ(前)〜2007沖縄その2」の続きです。
「やんばるホテル&ファーム」という名の通り、ホテルの裏側にはかなり広い農園があります。農園といっても現在は手付かずの土地が大部分で、まだまだ開発は始まったばかり。今のところパパイヤやコーヒーなどが栽培されていますが、農薬を使ってないので虫に食われたり日々成長する雑草対策が大変、その上台風に備えていったん苗木を切り倒したりと、まさに大自然との格闘の毎日だそう。将来的な自給自足を目指してがんばっていただきたいものです。
このホテルの周辺にはなーんもないので、昼間はドライブしたりアクティビィティを楽しんだりでのんびり健康的に過ごし、こちらのウリの食事を朝夕2回楽しんできました。
今回のエントリはイタリアンなディナー編で、まずは初日分から。
(以下の小さな写真はクリックで大きくなります)
アミューズの「ポテトとチーズのパイ」。
量的には大したことありませんが、しっかりした味わいでした。
結果的に言えば、もう少し軽めのほうが良かったかも。(それだけボリュームたっぷりだったってことですが)
前菜は左が「近海鮪とセーイカ・沖縄マンゴー・イタリア産スペルト小麦のタルタル仕立てガスパッチョソース」、右に「青空放牧豚(琉球在来豚アグー)の自家製パテ・イタリア産フレッシュサマートリュフを添えて」。
長い名前の料理のどちらかと言われれば、個人的には豚の味が濃厚なパテが印象的。食事の際には最初に生ビール、続いてクースーだったのですが、これにはガツンと来るフルボディの赤ワインが欲しかったな。
第一の皿「沖縄県産活渡り蟹のリングイネ・タイムの香り」。
ある意味では2日間の料理の中で一番印象的だったかも。この一品だけでも充分夕食の一品になるくらい、圧倒的な密度と濃厚で力強い旨味を感じる一皿。これを食べている間は典型的な「蟹を食べる時は無口」状態がしばし続き、家族間の会話は一切ありませんでした(笑) 馬力ある渡り蟹の旨味に対抗するには、やはりリングイネでなければならぬと深く実感した次第です。
僕が選んだ第二の皿「古宇利島産ウニを添えた近海白身魚のオーブン焼き・アーサと青菜のスープ仕立て」。
おかしな表現ですが、「ウニ載せ魚グリルの海苔茶漬け」って感じでしょうか。香ばしく焼けた魚の風味とカリッとした食感に、アーサ風味のスープがいい丸みを与えていて、面白い料理だなあと思いました。
(左)第二の皿のもう一品「青空放牧豚フィレ肉のスカロッピーネ・マルサラワインのソース・フォワグラを添えて」。
あっさり目のフィレとフォワグラの組み合わせってことですね。写真で見る以上にボリュームたっぷりで、この前の渡り蟹でけっこうキてる妻には正直量的に辛そうでした。もうお腹パンパンだとか。
…といいつつデザートは別腹なので、(右)「バニラ風味のパンナコッタと沖縄マンゴーのジェラート」はぺろっと平らげていました。食後のコーヒーがおいしいなあと思ったら、近くのヒロコーヒーファームのだそうです。
これで今回は1泊2食が14,000円!ピーク時期をはずせばまだ安くなります。これは価値ありましたよ〜♪
(以下、2日目ディナーの内容紹介のみ)
「やんばるホテル&ファーム」という名の通り、ホテルの裏側にはかなり広い農園があります。農園といっても現在は手付かずの土地が大部分で、まだまだ開発は始まったばかり。今のところパパイヤやコーヒーなどが栽培されていますが、農薬を使ってないので虫に食われたり日々成長する雑草対策が大変、その上台風に備えていったん苗木を切り倒したりと、まさに大自然との格闘の毎日だそう。将来的な自給自足を目指してがんばっていただきたいものです。
このホテルの周辺にはなーんもないので、昼間はドライブしたりアクティビィティを楽しんだりでのんびり健康的に過ごし、こちらのウリの食事を朝夕2回楽しんできました。
今回のエントリはイタリアンなディナー編で、まずは初日分から。
(以下の小さな写真はクリックで大きくなります)
アミューズの「ポテトとチーズのパイ」。
量的には大したことありませんが、しっかりした味わいでした。
結果的に言えば、もう少し軽めのほうが良かったかも。(それだけボリュームたっぷりだったってことですが)
前菜は左が「近海鮪とセーイカ・沖縄マンゴー・イタリア産スペルト小麦のタルタル仕立てガスパッチョソース」、右に「青空放牧豚(琉球在来豚アグー)の自家製パテ・イタリア産フレッシュサマートリュフを添えて」。
長い名前の料理のどちらかと言われれば、個人的には豚の味が濃厚なパテが印象的。食事の際には最初に生ビール、続いてクースーだったのですが、これにはガツンと来るフルボディの赤ワインが欲しかったな。
第一の皿「沖縄県産活渡り蟹のリングイネ・タイムの香り」。
ある意味では2日間の料理の中で一番印象的だったかも。この一品だけでも充分夕食の一品になるくらい、圧倒的な密度と濃厚で力強い旨味を感じる一皿。これを食べている間は典型的な「蟹を食べる時は無口」状態がしばし続き、家族間の会話は一切ありませんでした(笑) 馬力ある渡り蟹の旨味に対抗するには、やはりリングイネでなければならぬと深く実感した次第です。
僕が選んだ第二の皿「古宇利島産ウニを添えた近海白身魚のオーブン焼き・アーサと青菜のスープ仕立て」。
おかしな表現ですが、「ウニ載せ魚グリルの海苔茶漬け」って感じでしょうか。香ばしく焼けた魚の風味とカリッとした食感に、アーサ風味のスープがいい丸みを与えていて、面白い料理だなあと思いました。
(左)第二の皿のもう一品「青空放牧豚フィレ肉のスカロッピーネ・マルサラワインのソース・フォワグラを添えて」。
あっさり目のフィレとフォワグラの組み合わせってことですね。写真で見る以上にボリュームたっぷりで、この前の渡り蟹でけっこうキてる妻には正直量的に辛そうでした。もうお腹パンパンだとか。
…といいつつデザートは別腹なので、(右)「バニラ風味のパンナコッタと沖縄マンゴーのジェラート」はぺろっと平らげていました。食後のコーヒーがおいしいなあと思ったら、近くのヒロコーヒーファームのだそうです。
これで今回は1泊2食が14,000円!ピーク時期をはずせばまだ安くなります。これは価値ありましたよ〜♪
(以下、2日目ディナーの内容紹介のみ)
(左)アミューズ「カボチャのピクルス」
(右)前菜「古宇利島産ウニの冷製スパゲティーニ・シブレット風味」「やんばる鶏胸肉とパルミジャーノのサラダ仕立てツナクリームソース・イタリア産フレッシュサマートリュフを添えて」
第一の皿「島蛸と自家菜園からの青パパイヤのスパゲティーニ」
第二の皿「伊波牛フィレ肉のバポーレ・自家菜園から採れたフレッシュハーブソース・島の野菜を添えて」(バポーレ=蒸し)
(左)もう一つの第二の皿・「近海白身魚の黒糖キャラメリゼ・スパイシーなシークワァーサーソース」
(右)自家製ジェラートとシャーベットの盛り合わせ
ということで、ほとんど意地で2日間の全メニューを載せました(笑)
がんばってらっしゃることが伝わればいいなと願いつつ。
Comments
naname2007/08/30 10:54 PM
あーー、先を越されましたっ!(笑)
実は、イッパイ・イッパイになったら逃亡しようと思っていた隠れ家ホテル。
ベトナムから大工さんを招いて建てたそうで、
建築物にも非常に興味があります。
それにしても、美味しそうなお料理の数々ですね!
やんばるホテル&ファーム2007/08/31 01:01 PM
この度は、数あるホテルの中から私どもホテルを
お選び頂き、そして遠い中をお越し頂きまして、
誠にありがとうございました。
こんな風に紹介されており、ビックリしました。
今回の滞在が、ご満足頂けたご様子で、私ども
と致しましても嬉しい限りでございます。
自然と健康をテーマとした『癒しの隠れ家』と
して都会の生活で疲れた心と身体を癒して頂ける
場所として、お客様に愛されるホテル作りを継続
していきます事をお約束致します。
また機会がございましたらお出かけ下さいませ。
やんばるホテル&ファーム
総支配人 徳田創一郎
追伸 以前は農園の奥でしか目撃されなかった
ヤンバルクイナですが、ここ最近は早朝
は農園のホテルから目と鼻の先まで出現
しております。次回は是非!
ish2007/08/31 10:04 PM
nanameさん>
確かにその用途には最適なホテルだと思われます。
携帯電話も通じないし(笑)
あまり書けませんでしたが、建物も調度品もすごく面白いんですよ。無造作に置いてあるテーブルがすごい細工物だったり。
是非イッパイイッパイになって下さい!
やんばるホテル&ファーム徳田支配人>
わざわざコメントいただき恐縮です。
神戸との縁も深く、なんだか親近感を感じてしまいました。気が向いたときにひょこっと訪れたいところですが、なかなかそうもいかないところが残念です。
次回伺う際には、農園ももっと活用されていることと思います。今後もますます充実した宿として進化されることを楽しみにしています。
ヤンバルクイナ、遭遇できずで残念でした〜(´。`)
ryuji_s12007/11/16 05:19 PM
素敵なコース料理ですね
黒トリュフも遣われていて
楽しそうです、
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