「北陸」カテゴリーアーカイブ

青春18きっぷで冬のトミーツアー/後編(福井市)

トミー赤
前編からの続きで、この辺からは赤ワインにチェンジ。トミーではいつもワインはおまかせで、左の前回に続いて登場、右のはラベルが汚れたからということでフランス産を出して下さいました。左ので充分おいしいので、ワインの違いがわからない僕にはちょっともったいなかったかも…
 

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いつの季節であろうとも、トミーに来たならこれは必須のタンシチュー(左)とビーフシチュー(右)。どちらもホロホロと崩れる柔らかさ、黒くて深くてビターでどっしりとしたドミグラスソースは唯一無二。残すのはもったいので、別途パンを注文してお皿がきれいになるまで食べ尽くしました。何度食べてもやっぱりこれはほんとにすごいというかなんというか、ただ感服としか言いようがありません。

 
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〆のデンプン質系にハヤシライスとの意見もありましたが、持ち帰り用メニューのカツサンドにしてみました。参加メンバーのほとんどが経験済みのトミーのポークカツはコストパフォーマンスがすごくいいんだけど、カツサンド用のじゃなくってそのポークカツをそのまま挟んでいるので、迫力満点。一人1ピースずつでも充分な満足感がありました。

 
トミーデザート
デザートは、ベイクドチーズケーキ・ババロア・プリンにそれぞれフルーツ添え。ここでデザートは何度も食べているのに、今回はチーズケーキがことのほかおいしく感じました。三代目に訊いたところ、チーズケーキだけホールで売って欲しいというお客さんもいるほどの人気だそうで、でもすごい値段になってしまうのでお断りしているんだそうです。

前半はシーフード中心で白ワイン、後半は肉料理中心で赤ワイン、まるで一度で豪華な食事を二度したような感じでした。この1年間で神戸から福井まで来ること5回。アホちゃうかと思われるかも知りませんが、できることなら月1回でも来たいです。地元にあったら毎週来てるだろうなあ。

 


青春18きっぷで冬のトミーツアー/前編(福井市)

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ことしもまたセイコガニ料理を食べに福井のトミーまで日帰りで行って来ました。参加者は*あきこさん*・ラクサさん・こばやしさん・だいこんさん・えて吉さん・僕の総勢6名。福井駅までは青春18きっぷ、福井駅からトミーの最寄り駅までは、Wakkyさんを見習ってコミュニティバスを利用しました。
 

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バスは一人100円。少し遠回りにはなりますが、ちょっとした市内観光気分も味わえて道中も楽し。公共機関の車内が(車外も)クリスマス仕様になってるのは珍しいですね。
福井駅に着く手前はけっこうな雪景色でしたが、市内は気温が高いせいか除雪もしてあるのでそう大したことなし。ぐちゃぐちゃの雪道を歩かんといかんかなあとも思っていたので助かりました。

 
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トミーに到着し席についてあれやこれやとメニュー検討していると、オードブルにどうぞとレギュラーメニューにはない「ホタテのエスカベッシュ」が登場。これがきっかけ?で、すでにセイコガニ料理は予約してあるし、まずは白ワインをお供にシーフード中心でいってみましょうということになりました。
 

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トミーではデミグラスソースが外せないので、赤ワインをいただくのがほとんど。白ワインをボトルでオーダーするのは初めてじゃないかと思いますが、これはこれでいいもんですなあ。

 
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まずはセイコガニグラタン登場。ここんとこ海が荒れて入荷が少ないそうで、事前に3人前予約して確保してもらっていました。

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ベシャメルソースの下にはカニ身・内子・外子がたっぷり。そもそも殻から身を取り出すことに手間がかかる上、さらに手間をかけた逸品。濃厚な旨味がワインとの相性バッチリで、白にして良かったなあとつくづく思いました。
 

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お次のセイコガニコロッケは一人一つずつ。存分に堪能させていただきましょう。

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今回で僕は4度目、何度食べてもこれはすごいわ。カニ身・内子・外子はもちろん、ベシャメルソースにもセイコガニの殻から取ったフォンがたっぷり使われているので、コロッケ一個なのにカニの存在感がとてつもなく大きいんです。これは送ってもらうことはできないからここでしか食べられない、だから時間をかけてでも何度でも食べに来たい。12月のトミーには特別な価値があります。
 

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今回のツアー前に希望を募ったところ、こばやしさんからオニオングラタンスープのリクエストがありました。これはナイス、冬限定だしいつもあるとは限らないし僕も食べたことないし。
事前にお願いして、当日はハーフサイズを各自一つずつ。これまたものすごく手間がかかってるのは言うまでもなく、わざわざ作ってもらって申し訳なく思うくらいのジーンとくる深い深い美味しさ。初めてということもあって、個人的には今回一番記憶に残りました。マダムに訊くと、ポタージュが人気なのもあり、コンソメはほとんど作らないんだとか。そうだろうなあ、手間がかかる割に採算取りにくいだろうし。でも作ろうと思えばこんなのがつくれる、その引き出しがすごいよなあ…

 
ホタテを除いてここまでが事前にお願いしていた料理で、量的にはそれほどではなくても、すでに充分満ち足りた一食を終えた気分でした。でもこのままでは終わるはずもなく、以降はワインを赤にチェンジ、お腹を満たすべく二食目に入ります。
(続く)

 


女将さんと一緒にトミー(福井市)

神戸・元町にある、おまかせ料理のみのお店「佳景」には、たまに寄せてもらっています。毎回行く度にエントリはしていませんが、それというのもこちらの女将さんの話が面白いもんで、写真撮ったり料理のメモを取るのがそっちのけになってしまうからなんですよね。
で、夏の初めににえて吉さんと一緒に佳景に行った時になんでだったか福井のトミーの話になって、えらく盛り上がったと思ったら、えて吉さんが「運転手を買って出るから3人で一緒に行きませんか」って言わはったんです。これには僕も驚きましたねえ。だって運転する=飲めないってことですから、僕以上に食事時にはアルコール類ほぼ必須のえて吉さんにとっては半分ゴーモンみたいなもんですから。まあそれだけえて吉さんがお店と女将さんを気に入ってるからで、それならってことで早速その場で日取りを打ち合わせ、トントン拍子で「女将さんと一緒にトミー」ツアーが決定してしまいました。

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その日からほぼ2ヶ月後、大阪からわざわざ神戸まで車で迎えに来てもらい、女将さんと僕が乗り込んで福井へ。こういう場合には大概僕が助手席なんですが、お店以外で僕らが女将さんと顔を合わすのはほぼ初めてなので、今回は並んで後部座席に座らせてもらいました。えて吉さんがわざわざお父さんのいい車を借りてきてくれていたので、座席は革張り。まるで運転手付きの重役気分にさせてもらって、えて吉さんには申し訳なかったです。

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メニュー選択はほぼ僕に任せていただいて、まずは週替わりランチ(1350円)のサラダをば。女将さんに是非味わってもらいたかったので、300円プラスしてスープもお願いしました。

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えて吉さんはノンアルコールビールで我慢、申し訳ないけど女将さんと僕はいつもどおりお店におまかせで選んでもらった赤ワイン。うー、すんませんなあ〜

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せめてもの罪滅ぼしに、ペシャメル好きなえて吉さんのために通常メニューにはないエビクリームコロッケを事前に頼んでおきました。僕は前回に続いて2回目、前回はランチの一品だったせいか小判型、今回は俵型でどっしりボリュームあり。ドミグラスはもちろんのこと、ここのペシャメル系もすごくおいしいんですよ。

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週替わりランチを選んだのは、メインがこのトミーオリジナルの「ポークベロア」だったから。この料理、かなりの名作だと思っています。

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その実態は、豚肉にトミー特製タンクリームコロッケの中身(ベシャメル)を貼り付け、パン粉をまぶしてオーブンで焼き上げた初代シェフのオリジナル。フツーにポークカツだけでもおいしいのに、それに加えてレギュラーメニューにはない牛タンクリームコロッケのおいしさがプラスされ、そこに例のドミグラスソースがかけられているという手間の固まりみたいな料理です。毎度ながら思うことですが、こんなのがメインで1350円のランチってほんとにすごい。

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そしてメインはもちろんタンシチューとビーフシチューの相盛り。これを女将さんに食べてもらいたくって、わざわざえて吉さんが運転手を買って出てくれたんです。女将さんは子供の頃から、今も元町にある洋食屋さんでよく食事をされていたとのこと。ああだこうだ説明しなくてもこのシチューの意味は食べればわかってもらえるはず。でも気に入ってもらえるかどうかは好み次第。(プロに感想は聞きにくい)

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シチューを食べ終わって、さて〆にあと一品どうしましょうかと言ったら、ハヤシライスが食べたいとのことで特製オムハヤシを。ハヤシライスが食べたいってことはこのソースを気に入ってくれた証、良かった良かった。

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そしてデザートにはサプライズで、季節限定巨峰のゼリーが登場しました。僕は一度食べたことがあって、「巨峰の実が巨峰のゼリーに封じ込められていてその上に巨峰のソースがかかったアイス」という、仕込みの時にナンボほど巨峰の皮を剥いてることやらな一品。いつものことながらデザートまで隙なくビシッと決まっていて、ほんとにすごいレストランです。
行ってから1ヶ月近く経ってこのエントリを書いてると、またトミーに行きたくなってきます。数えたら今年になって4回目。そうかあ、それくらいしか行けてないのかあ…次回のトミー行きは、セイコガニコロッケの時期でしょうかねえ…

帰りにに神戸まで送ってもらうのはさすがに申し訳ないので、えて吉さんの最寄り駅まで送ってもらってお別れ、あとは女将さんと二人で電車で神戸まで。プロの料理人の方と一緒に食事をする機会なんてめったになくて、でもお店と変わらず気さくな女将さんからいろんな話も伺えて楽しい一日でした。お店でも、お店以外でも、機会があればまたご一緒したいものです。


1泊2日北陸の旅(3)〜メガネとそば「亀蔵」(鯖江市)

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2日目は行ったことがない加賀市をうろつきたかったのですが、そっち方面に向かうとドカ雨に遭いそうだったのでとりあえず南下。石川県から福井県に戻って、今まで通過のみだったメガネの街・鯖江市へ。以前から来てみたかっためがねミュージアムに立ち寄りました。

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自慢にもなりませんが、僕は小学校5年の頃から眼鏡をかけています。必需品でもあり道具でもあり、いい格好言えばファッションアイテムでもあり。福井県内のメーカーが製造した3,000本以上のフレームを展示販売しているアンテナショップは誘惑の固まりで、ものすごく危険な場所でしたが、なんとか誘惑を振り切りました。いいなあと思ったのの値段を見たら13万円だったもんで(@@;) (これだけ飛び抜けて高かった)

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ミュージアム内の至る所にメガネモチーフが散りばめられていて、メガネ好きなら必ず楽しめます。誘惑多いけどおすすめ。

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お昼ご飯はそばを食べたいと思っていたので、検索した結果「亀蔵」へ。お店に着いたのは日曜の13時で順番待ちが何組かあり、たまたま2人席は空いていたのですぐに座れてラッキーでした。

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(エントリ内の写真はクリック二度で大きくなります)

メニューの一部。そばは福井県産を自家製粉した完全手打ちの十割。そば以外にもいかにも旨そうな酒のアテが各種揃っています。いい店。

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隣の席の人のを見て思わず注文してしまったかき揚げおろし(1480円)。すごいかき揚げマウンテンの中身は、小海老と貝柱。

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添えられた大根おろし入りのつゆをかけていただきます。卓上に花鰹があるのを食後に気づきましたが、個人的にはなくても一向に構いませんでした。そばはやや太め、十割らしくしっかりぼそぼそ。かき揚げはかき揚げで旨かったんだけど、次回来ることがあったらシンプルにおろしそば系2種で行ってみたいですね。

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妻は冷たいすだちそば(1080円)。柑橘系の酸味とすだちの香りが爽やかで、湿気の多い時期にぴったりな一杯でした。

予備知識なしに選んだ割りには大ヒット。アテで飲んで〆にそばってのが理想ですが、ここに車なしで来ることは難しいから泊まりじゃないと難しいでしょうかねえ。

{お店データ}
住所:福井県鯖江市東鯖江1-1-3 MM6ビル1F
電話:0778-42-8199
営業時間:11時~14時半、17時半~22時
定休日:火曜(祝日を除く)


1泊2日北陸の旅(2)〜宿はホテル八鵬(石川県・白峰温泉)

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今回の宿は、日本百名山の一つ・白山のふもとにある白峰温泉ホテル八鵬。旅行に行くことが決まって、いい温泉があって自然に囲まれていて料理が良さげなところないかなあと色々検索してて、たまたま出くわしました。

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創業以来40年ほど経つこのホテル、5年前に経営権が譲渡され、現在はバリューマネジメントという会社が運営しています。
参考リンク:歴史的建物を再活用!日本の文化を継承する再生ビジネス・バリューマネジメント/読んで分かる「カンブリア宮殿」

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ぶっちゃけ設備は古く、例えばこの内線電話も使用不能のため専用の携帯電話を渡されました。その替わりというか、スタッフは若くて感じが良くて一所懸命、ハードのマイナス面をソフトで補おうという戦略のようです。

晩ご飯

(エントリ内の写真はクリック二度で大きくなります)

周囲にコンビニもないので当然宿ご飯。訳のわからん鮪やイカの刺身などは出てこず地元食材がメイン、それがこの宿を選んだ理由の一つなんですが。写真はニジマスの洗い・地元3店の堅豆腐の刺身・山うどの旨煮・わらびの酢の物。

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炭火が仕込まれた炉端がテーブル代わり。予約時間にちょうどいい塩梅になるよう、ヤマメとニジマス(どちらもデカい)の塩焼きが予め仕込んでありました。

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以降の炭火焼きは自分達のペースに合わせてセルフで。堅豆腐・トウモロコシ・金時草&粟の生麩・里芋・薄揚げ・甘長唐辛子・飛騨牛など色々。

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こちらは今回楽天のプランに付いていた追加のA5ランク飛騨牛。

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これらをこんな具合に網の上に載せたり、周囲の灰に串を突き刺したりして焼いていくわけですが、炭火が元気なのでむっちゃ熱い&暑いでアルコールはビールばっかり飲んでました。山の中なので市街地より涼しいとは言え、真夏だったらちょっとしんどいかも。
とはいえ、最初の魚2匹だけでもけっこう食べごたえがあり、全体的にボリュームは充分過ぎるほど。量だけでなく地元産品中心の食材をシンプルに焼く、時には写真左のチーズでフォンデュ風にとおいしく楽しくいただきました。

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そして〆は、ナメコ入り茶碗蒸しとお澄まし・ご飯。

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デザートはシャーベットとフルーツの盛り合わせ、とにかく暑くてw満腹で大満足。

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話変わって、温泉はホテルの最上階にあり、清掃のための1時間以外はいつでも入浴可能。湯上がりの肌が絹のようにスベスベになる「絹肌の湯」は全国でも希少な「純重曹泉」だそうで、とにかくこれまでに経験した事がないヌルヌル度。チェックインした時に宿の人が「ローションをそのまま温めたような温泉です」とか言ってて、何を大げさなって思ってましたが、本当にその通りでした。

朝ご飯
朝食も地元産品中心で、チマチマと色々。車じゃなければ当然朝風呂後にビール飲みながらってイってるところでしたね。

ハード面さえ少し我慢できれば、食事良し・温泉良し・リーズナブルでおすすめ。残念ながら梅雨の影響で大雨が予想されたため、朝食後早々に宿を発ちましたが、できればもう少しゆっくりしてもう一度温泉に入りたかったです(でも3回入ったけど)。宿の近くの温泉街の街並みや土産物屋も見たかったし、なにより白山の姿を見られなかったのが残念でした。関西からもさほど時間がかからないし、またいつか来ることもあるでしょう。