「ランチ」カテゴリーアーカイブ

「久庵」で好物の鴨せいろ(神戸・JR兵庫駅北側)

20151021久庵
年に数回香川までうどん巡りに行っているのでうどん好きだと思われているでしょうが(実際好きですが)、そばもけっこう好きなんです。でも東京に比べて関西はおいしい蕎麦屋さんが少なく、職場近くなんて壊滅状態。ところが僕の場合は、ありがたいことに自宅から徒歩ですぐのところにいい蕎麦屋・久庵があるんですよ。

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オープンしてもう12年目にもなるんですねえ。今や神戸市内ではトップクラスの人気の蕎麦屋さんですが、ほぼ毎日そばを通るので、僕にとっては特別なお店ではなく、「ご近所のおいしい蕎麦屋さん」という日常的な存在です。今回も平日休みの13時頃、お昼時のピークが過ぎてから伺いました。

20151021久庵

(エントリ内の写真はクリック二度で大きくなります)

メニュー構成は少なくともここ数年ほとんど替わってないんじゃないでしょうか。かといってマンネリ感はなく安定の定番って感じ、個人的にはこういうのを増やして欲しいという気も起こりません。基本となる「せいろ」が美味しければ、あとはなんでもいいや。

20151021久庵
もちろんあったかいのも美味しいんだけど、やはりここではせいろを食べたい。しかも温かい鴨汁に付けて食べる「鴨せいろ」が好きなんですよねえ。冷たい麺を温かい汁にといえば今やラーメンのつけ麺がメジャーですが、どっちかといえば僕はこっちのほうが好きですねえ。

20151021久庵
まずは蕎麦に塩を軽くつけただけでいただきます。蕎麦が好きだけどウンチクは語れませんが、とにかくシンプルに味わいたい。そして次は鴨汁につけて。しっかり厚みがある出汁のつけ汁に蕎麦を半分ほどひたし、ズルズルっと。麺につゆが絡んで、麺も旨いつゆもうまいの相乗効果。合間にちょこちょこ鴨肉やネギなんかもいただいて、これだったら「蕎麦屋で酒」に馴染みのない関西人でも充分飲めます。
もともとの蕎麦が旨いもんでホントはせいろ二枚食べたいところなんだけど、けっこうな値段(2610円)になってしまうので、そんな贅沢はたまにしか出来ません。以前誕生日直前に来た時だけかなあ。あったかい鴨南蛮やここオリジナルの蕎麦の芽そばなんかも食べたいとは思うんだけど、やっぱりついついをこれを頼んでしまいますねえ。

{お店データ}
住所:神戸市兵庫区塚本通6-1-3
営業時間:11時半~14時、17時半~20時半
電話:078-531-7899
定休日:月曜夜・火曜


函太郎でプチ贅沢寿司ランチ(大阪・梅田)

20151031函太郎
今年は珍しく妻と休みが合うもんで、今回も大阪に出た際の寿司ランチです。土曜遅めの午後ということで、あまり選択肢もない代わりに空いてる時間帯なので、以前行って美味しかったグランフロント大阪内の函館出身回転寿司「函太郎」に行ってみたら、列もなく狙い通り。お昼休憩なしの通し営業だからこういう場合に都合いいです。

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回転寿司とはいえ100円均一とかではなく、ネタによって値段が変わる系。お馴染みのメニューもあれば、函館出身ならではの北海道っぽいのもあって選択肢豊富です。

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本日のおすすめもあり。北海道産に限らず各地の色んなものがあってどれにしようか迷います。あまり混んでない時間帯だったのでレーンの上にはお寿司はあまり載っておらず「どうぞお好みのものをご注文下さい」とのことで、実質的には回転寿司ではない状態でした。

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まずは本日のおすすめから甘海老・大蒸し海老・しま海老の海老三昧を一人一皿ずつ。三種盛りは色々味わえていいですね。

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続いて今度は金目鯛・活〆カンパチ・活〆しまあじの白身三昧も一人一皿ずつ。きっつけデカい、特に金目がおいしかったです。これは値打ちあったなあ。飲み物は最初ビール、途中から僕は芋焼酎水割りにチェンジしました。日本酒飲むとなんか眠くなる場合が多いのでね。

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以降は一皿をワケワケで、こちらはエンガワ。

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続いてウニ。僕は日頃から勝手放題食べまくってるので、罪滅ぼしのためこのあたりは妻に選択を任せましたw

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こちらは宇和島産・鯛一郎クンというブランド鯛。きっつけデカく脂のノリが良く、一貫でも充分食べごたえありました。

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なんかしらんが揚げ物も少し食べたくなって、ホッケの唐揚げ。おいしかったけどこれでけっこうお腹が膨らんでしまったのは、いいことなのか悪いことなのか。

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是非モノの〆鯖。もうちょっと浅めのほうが好みなんですがねえ。

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〆の巻物を何にすべきか、僕はとろたくにしたかったんだけど、妻優先で函太ロールとやらを。具だくさんな太巻きでお腹パンパン、これにてごちそうさま。

二人だと色々食べられるので、前回に比べて満足度はよりアップしました。100円とかじゃないのでメチャ安でないのは当たり前、でも珍し目のネタもあるしきっつけデカいしネタも良く、充分リーズナブル。回転寿司と思わなければいいわけで、立地も良くて便利だしピーク時を避けてこれからも利用したいものです。


超おすすめ!「魚万」の仕出しお弁当ランチ(京都・東寺東)

20151103魚万
先日、妻とまたもや京都に行って来ました。主たる目的は午後だったので、午前中はどこ行こかと思案の結果、東寺に。東寺といえば五重塔、ってのは誰もが知ってるといっても過言ではない観光名所。ところがよくよく考えてみるとちゃんと行ったことないんとちゃうの?!。…ってことで行ってみたら、ちょうど秋期特別公開ってのをやっており、大変興味深く拝見させていただきました。正直なところ、五重塔以外にもこんなに色々と見所があるとは思ってなかったし、東寺ってエリアが広いんですねえ。

20151103魚万
思いのほか見学に時間がかかったので、午後からの予定を考慮してもうちょっと東寺にいたかったけど早めに切り上げ。時刻はすでに14時近くになっていて腹ペコだったので、とにかくすぐに食べたいと東寺近くをウロウロ。事前に下調べもしておらず選択肢があまりない中、来る途中で見かけた「魚万」にエイヤッ!で入ってみることにしました。
後でわかったことですが、こちら100余年の歴史を持つ仕出しメインの料理屋さん。写真左側が調理場、写真右側のガラリ戸を開けるとフツーの家みたいな玄関が現れ、階段上がった2階で食事をいただくことができます。

20151103魚万

(エントリ内の写真は二度クリックで大きくなります)

店頭のメニューボードによると、ランチタイムは1200円〜3500円(税別)で各種あり。仕出しがメインのためか、お店で食事する場合は出来上がりまで少々時間がかかるとのこと。これも後でわかったことですが、確かに時間はかかりましたが出てきた料理を見れば納得がいきます。

20151103魚万
二階には4人掛けのテーブルが4セット。玄関同様にフツーの家の和室って感じで、飲食店っぽい飾り気はほとんどありません。何度も書きますが、これも仕出しがメインだからでしょう、でもこちらとしても妙に格好つける必要もなくのんびりくつろげて、この雰囲気は全然オッケー。見学で歩き疲れた足を伸ばし、ゆったり気分で料理が出てくるのを待ちました。

20151103魚万,京都
で、それなりの時間待って現れた東寺弁当を見て驚愕。一番安い1200円の弁当なんだけど、品数多いわレベル高いわなんじゃこれ!
まずお造りの部は、一目見ただけで上物とわかる中とろ・はも湯引き。その左側には色んなものがあまりにたくさん盛り込まれているので、重なって全容がわからないほど。よって僕にしては珍しくきっちりメモらせていただきました。その内容は、 鯛の子・鮭のなんとか?巻・菊菜おしたし・ 焚き合わせ(生麩/コンニャク/小芋)・ 椎茸ウニ焼き・海老天ぷら・スモークサーモン紅白なます・鶏牛蒡巻 ・かまぼこ・だし巻き玉子・穴子八幡巻・粟麩柚味噌焼・ブリ味噌漬け焼・柿枝豆栗入り白和え。
どうっすか、この品揃え。もちろん品数が多いだけでなくどれもこれも素晴らしい出来映えで、こりゃあ時間かかって当然。仕出しメインだからこれだけの品数を揃えることが出来るんでしょう。おまけにお吸い物もありきたりなものではなくプチ椀ものクラスの充実度だし、お漬け物3種もきっちり美味しいので、人によってはこれだけでご飯がなくなってしまうかもしれません。後の用事があったのでビールで我慢しましたが、こりゃあ本来なら日本酒必須ですな。彩り・盛りつけも抜かりなく美しく、京都に来たんだということを実感させてくれる満足度満点のお弁当でした。

河原町近辺でこの内容のランチなら、恐らく2500円は下らないでしょう。今エントリ書いてて、これ食べるためだけのためにでもまた京都に行きたくなっています。こんなものがあっさり出てくるのが、恐ろしいまでの京都の奥の深さ。毎度ながら、いやあ〜凄いところやなあと思わずにいられません。

{お店データ}
電話:075-691-6061
住所:京都市南区西九条針小路町4-5
営業時間:11時~14時半 17時~20時(※要予約)
定休日:水曜


想定外の「加奈井」(神戸・板宿)

20151022加奈井
先日のこと。朝からヤボ用を片付けて、さあ昼飯だと姉兄との三人。このメンバーだとどこに食べに行くか決めるのはいつも僕なので某所を提案したところ、珍しく姉から強い要望で「鰻が食べたい」と。このメンバーでそうなったら行き先は自動的に「加奈井」で決まり。うーん、嬉しいけどこの日こういう展開になるとは予想してなかったなあ。

20151022加奈井
お昼少し前に入店、予約してないので焼き上がりまで小一時間待たなければならないのは承知の上。その間小上がりに座ってなんだかんだ話すことが出来るので、1時間くらい待つのは全く苦になりません。

20151022加奈井

(エントリ内の写真は二度クリックで大きくなります)

お昼の定食もありますが、やはりここではノーマルの丼を食べたいところ。今回うちの姉も勘違いしていましたが(何回来てんねん)、ここの丼は松竹梅の梅のほうが上位で普通とは反対なのにご注意を。昨年末に比べて、200円ほど値下がりしているようです。

20151022加奈井
待つことしばし、ここでは初めてのう巻き(2000円)をわけわけ。デカい、フワフワ、薄味。原価率考えると高めですが、技術料込みと捉えるべきでしょうか。

20151022加奈井
続いて白焼きもわけわけ。ここの白焼きのことは何度も絶賛してるので別角度からいいところを書きますと、ここは鰻がおいしいのはもちろんのこと、脇役も抜かりないんです。例えばこの白焼きに添えてあるワサビは、天然物を恐らくは鮫皮でおろしたもの。きめが細かくクリーミーで辛くて甘くて、これだけでも充分酒のアテになるレベルです。お漬け物だってお茶だって、ちゃんとおいしい。なかなかありませんよ、そういうお店って。

20151022加奈井
で、待望の鰻丼登場。蓋からしっぽがはみ出しているルックスに、開ける前の期待感が余計にそそられます。ワクワク。

20151022加奈井
蓋を開けたらドッカーン。ここの鰻丼は松竹梅の三段階のうち梅が一番量が多く、こちらは真ん中の竹。値段の違いは蒲焼きの大きさの違いで、質には変わりはありません。
先日四国に天然うな重を食べにいったし、まだエントリにはあげていませんがこの間に某飲み会で蒲焼き食べたので、ここんとこ超・鰻づいています。とはいえ、加奈井の鰻は僕の日常の生活圏で食べられる最上位の鰻。これだけ鰻が続こうとも、もちろん大喜びでいただきました。見かけ濃そうですがあっさりしたタレなので、鰻の旨味がストレートに伝わってきます。程良い焼加減、いい香り、肉厚な食べごたえ。ご主人もおかみさんもそれなりのお歳なので、いつまでこの鰻丼が食べられるかわかりません。もしなくなったらどうしよう、そうなったらものすごい喪失感を味わうだろうなあ。それなりの値段がするので勇気が入りますが、どうぞ皆さんも是非召し上がってみて下さい。


京都で中華ランチ〜ぎをん森幸(京都・岡崎南/祇園東)

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もう1ヶ月ほど前になりますが、シルバーウイーク中に妻と京都へ展覧会を見に行きました。めっちゃ混むのがわかっているので早めに自宅を出発し急いで美術館に向かった甲斐あって、それほど並ばずに済みました。どんどん人がやって来る岡崎ゾーンをあとにし、さて昼ご飯。河原町に出ても混んでるだろうから、春に京都で泊まった時に前を通りかかって気になっていた「ぎをん森幸(もりこう)」に行ってみることにしました。

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店名に「ぎをん」ってついてますが、八坂神社より北側で東大路より東側。岡崎と祇園の中間あたりで大通りからもはずれており、お店の前を白川が流れる穴場チックな立地。シルバーウイークまっただ中のお昼時であってもあたりに観光客の姿は見かけず、並ばず入れて作戦成功。

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お店に入ってみて、おしゃれな調度にちょっとびっくり。壁一面に描かれた孔雀の壁画はどこかで見たタッチだなと思ったら、春に泊まった「京都トラベラーズイン」と同じく木村英輝さんの作品でした。関空にもこの方の作品があるんですね。この写真を見るとけっこう格式高そうなお店に思えるかも知れませんが、実際の店内の雰囲気は至って庶民的。フロアのおねーさんも元気よくオーダー通してて、気持ちいいくらいでした。

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お昼ご飯3種のうち日替わりランチは平日のみなので、初めてのお店ってこともあるし1000円のお弁当にしようかと思っていたら、中華好きの妻が「どうせだったらミニコース(税込2200円)にしよう」と言い出したもんで、これ幸いと採用。まず出てきたのはぱっと見で春巻きかと思いきや「もやしの湯葉巻き」で、おっ、なんかちょっと変わったもんだすなって感じでスタートしました。

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続いて「山芋と卵白のとろみスープ」。かなり淡泊な味付けなんだけど、ベースとなるスープそのものがおいしいし、いい器使ってるなあってことで、一気に期待感上昇。

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続いての「小海老の板春雨包み蒸し」で当たりを確信、どうっすか、このルックス。タレの海に浮かぶ透き通った物体、それらをびしっと引き締める濃いグリーンの器。小海老と板春雨、薄味のタレとのマッチングよし。ビール飲みながらのランチでしたが、これは紹興酒が欲しくなってきました。

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「若鶏ときのこの炒め」にはアンがからまっており、舞茸のシャクシャク感ととろみの対照的な食感が楽しい。鶏も良かったけど、この料理の主役は舞茸ですな。

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ここまではスタンダードな料理はなかったのに、ここでいきなりド定番な「酢豚」。これは僕の好みでしたねえ。揚げ加減やや深めな豚肉にからまるアンが、しつこくない程度に濃く酢にコクがあって甘味控えめ。久しぶりに旨い酢豚を食べたなあという気分でした。

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仕上げは炒飯なんだけど、蓮の葉に包まれて出てきます。こちらは開いたところ。恐らくは、炒めてから包んでおいて蒸せばサーブできるので扱いやすいって面もあるのではないかと想像しますが、シンプルな塩味炒飯に蓮の葉の香りが移って高級感あって、これは面白いアイデア。達者ですなあ。

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デザートの前に、コース外の一品を追加。他のお客さんが食べてた天ぷら盛り合わせがおいしそうだったもんで、えび天を。ややぷっくりしたコロモに花椒塩をチョイつけて、困った、ビールが足りません。

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そしてデザートはタピオカ入りココナッツミルクでフィニッシュ。一品一品の盛りはそう多くはないけれど、品数豊富でランチとして量的に充分満足できるものでした(海老天追加したけど)。どの料理もけっこう薄味ながら、足りない感は全然なし。重さがなく軽快にスイスイ入っていく感じで、これで2200円はとてもお値打ちだと思います。いやあ、これはいいお店だわ。

20150921森幸

ランチ以外のアラカルトメニュー、夜のコースメニューも興味津々。上の写真にマウスを乗せると矢印が出てくるので、クリックしてその他メニューもご覧下さい。広東料理がメインですが、若鶏の朝天辣椒炒めなんちゅう辛そうなのもあり。座敷席もあるし、多人数で是非とも再訪してみたいものです。

しかし毎度ながら京都っちゅうのは恐ろしいところですなあ。和食はもとより、洋食だって中華だってラーメンだってなんだって、すごいところがゴロゴロあんねんもんなあ…

{お店データ}
住所:京都市東山区白川筋知恩院橋上ル西側556
電話:075-531-8000
営業時間:11時半~13時半、17時~21時
定休日:水曜(祝日の場合は営業)