タヴァーン・ザ・カネサ(神戸・兵庫駅前)
Posted ish / 2006.02.01 Wednesday / 11:48
月曜の夜のこと。昔からの友人と久しぶりに地元で飲むことになったので、清八に連れて行って喜ばせようと思ったら何故か休み。orz
しょうがないのでどこにしようとしばし思案の後、少し前から狙っていたお店のことを思いつきました。
数年前までは、年季が入った外観の、いかにもといった感じの立ち飲み屋さんがリニューアル。暖簾にこそその伝統を感じますが、建物についてるサインはモロ今風です。
ちなみに店名表記は「タヴァーン・ザ・カネサ」としましたが、ググってみると、やっさんさんの鳥頭Blogを始めとして数箇所で「酒房カネチョウ」と併記されていました。チョウからサに改名したんかな?理由はよくわかりません。
さて、時々耳にしたことがある「タバーン」とは何ぞや。
「今宵もパブリック」さんから引用させていただきますと、
しょうがないのでどこにしようとしばし思案の後、少し前から狙っていたお店のことを思いつきました。
数年前までは、年季が入った外観の、いかにもといった感じの立ち飲み屋さんがリニューアル。暖簾にこそその伝統を感じますが、建物についてるサインはモロ今風です。
ちなみに店名表記は「タヴァーン・ザ・カネサ」としましたが、ググってみると、やっさんさんの鳥頭Blogを始めとして数箇所で「酒房カネチョウ」と併記されていました。チョウからサに改名したんかな?理由はよくわかりません。
さて、時々耳にしたことがある「タバーン」とは何ぞや。
「今宵もパブリック」さんから引用させていただきますと、
現代英語のタバーンは直訳すると「酒場」といったところでしょうか。しかし、タバーンは本来、食事をする場所を意味していました。食事を提供することが目的ですが、食事ができれば、当然のようにお酒も飲むことになります。こうしてタバーンとイン、エールハウスの境界は限りなく不明確なものになっていきました。タバーンという言葉もまた現在ではパブの店名として使われています。ということだそうで、カネサさんの想いとしては、「食べ物にも力を入れてるよ」ということなんでしょうね。
イン、エールハウス、タバーンの3つは、大雑把に言って、本来はそれぞれ宿泊施設・酒場・食堂を意味していました。タバーンという言葉もまた現在ではパブの店名として使われています。
こちらが店内。たまたまいかにもなおっさんぞろいですが(僕を含め)、店内は明るくて女性でも全然違和感ない雰囲気でした。ちょっとした勇気?さえあれば、こういうのもいいんじゃないですかねえ。
少し変わったアングルの写真なのは、お店の奥の2階席から撮ったため。10人分ほどのこのスペースにはテーブルと椅子があり、グループでゆっくり飲むことも出来ます。
ただし、やっぱりこのお店の醍醐味は1階でしょうね。壁に書かれたメニューやおつまみも目の前にあるし、立ちっぱなしでガッと飲んでぱっと食べて、「ほなまた来るわ〜」みたいなのが正統派なように思います(^^)
この日はまず生ビールとおでん、カキフライで軽くスタート。おでん一品120円中ジョッキ420円、各種食べ物はざっと見たところ500円以下がほとんどでした。おでんのじゃがいもがでかくておいしかったなあ。
続いて狙っていた路線にチェンジ。こちらのお店、実は洋モノも各種あり、けっこうワインが充実しているそうです。といっても全然詳しくないので、赤の重めのフルボトル2500円ほどとオーダーしてお任せすると、ちゃんとデキャンタに移して持って来てくれたのには、相当のこだわりを感じました。
ワインに合わせ、アテも洋モノにチェンジしたところ、これが予想以上にすごかった。(以下の写真はクリックすると大きくなります)
左はキッシュ(2人前)。ジャガイモとベーコンたまねぎの風味が素朴でいいですね。表面の粒マスタードがいいアクセントになってます。右はローストポーク。焼豚ではなく、あくまで「ローストポーク」という感じのジューシーなもので、カウンターの上に乗ったでっかいブロックをスライスして出してくれます。かなりのボリュームで確かこれが400円でしたっけ。かかってるソースがまたうまい。
このナポリ風ピザを注文したら、「生地が発酵し切ってないからまだダメ」と言われたのにはびっくりしました。お気づきの方も多いでしょうが、このお店の料理は(多分)全部自家製なんですねえ。しかし、ドゥから作るとは驚くべきこだわり。
結局しばらくしてお店のオバちゃんが「ピザできるよー」と教えてくれたのでちゃんとありつけました。薄めでパリッとしたドゥはさすが自家製で、ヘタなピザ屋など足元にも及ばないおいしさ。
店内の写真と料理の写真に感じる激しいアンバランスさ(爆)がこのお店の魅力であり、間口の広さを表していると思います。
この日は友人との会話を楽しみたかったので、それぞれの値段はほとんど憶えてません(^^; 他にももう何品か食べて、一人頭2,3千円だったでしょうか。(酔っ払ってたのもある)
いやはや参りました。すごいな、この店。
{お店データ}
住所:神戸市兵庫区塚本通6-1-2-16 電話:078-576-4323
営業時間:16時半〜22時 定休日:日曜・祝日
少し変わったアングルの写真なのは、お店の奥の2階席から撮ったため。10人分ほどのこのスペースにはテーブルと椅子があり、グループでゆっくり飲むことも出来ます。
ただし、やっぱりこのお店の醍醐味は1階でしょうね。壁に書かれたメニューやおつまみも目の前にあるし、立ちっぱなしでガッと飲んでぱっと食べて、「ほなまた来るわ〜」みたいなのが正統派なように思います(^^)
この日はまず生ビールとおでん、カキフライで軽くスタート。おでん一品120円中ジョッキ420円、各種食べ物はざっと見たところ500円以下がほとんどでした。おでんのじゃがいもがでかくておいしかったなあ。
続いて狙っていた路線にチェンジ。こちらのお店、実は洋モノも各種あり、けっこうワインが充実しているそうです。といっても全然詳しくないので、赤の重めのフルボトル2500円ほどとオーダーしてお任せすると、ちゃんとデキャンタに移して持って来てくれたのには、相当のこだわりを感じました。
ワインに合わせ、アテも洋モノにチェンジしたところ、これが予想以上にすごかった。(以下の写真はクリックすると大きくなります)
左はキッシュ(2人前)。ジャガイモとベーコンたまねぎの風味が素朴でいいですね。表面の粒マスタードがいいアクセントになってます。右はローストポーク。焼豚ではなく、あくまで「ローストポーク」という感じのジューシーなもので、カウンターの上に乗ったでっかいブロックをスライスして出してくれます。かなりのボリュームで確かこれが400円でしたっけ。かかってるソースがまたうまい。
このナポリ風ピザを注文したら、「生地が発酵し切ってないからまだダメ」と言われたのにはびっくりしました。お気づきの方も多いでしょうが、このお店の料理は(多分)全部自家製なんですねえ。しかし、ドゥから作るとは驚くべきこだわり。
結局しばらくしてお店のオバちゃんが「ピザできるよー」と教えてくれたのでちゃんとありつけました。薄めでパリッとしたドゥはさすが自家製で、ヘタなピザ屋など足元にも及ばないおいしさ。
店内の写真と料理の写真に感じる激しいアンバランスさ(爆)がこのお店の魅力であり、間口の広さを表していると思います。
この日は友人との会話を楽しみたかったので、それぞれの値段はほとんど憶えてません(^^; 他にももう何品か食べて、一人頭2,3千円だったでしょうか。(酔っ払ってたのもある)
いやはや参りました。すごいな、この店。
{お店データ}
住所:神戸市兵庫区塚本通6-1-2-16 電話:078-576-4323
営業時間:16時半〜22時 定休日:日曜・祝日
Comments
ポッポ2006/02/01 01:05 PM
このお店、いつも通るたびに「行きたいなー」とは思っていたのですが、
入り口はいつもおじ様がでいっぱいで、
しかも立ち飲みだと思っておりましたので、
なんだか行きにくかったのです。
でも、テーブル席もあるんですねー。
お店の前の黒板から、なんとなくワインに強いお店だとおもっていました。
今度行ってみたいと思います。
(でも、写真を見てもおじ様ばかりですね…)
一人では絶対に無理っぽい…
おがちゃん2006/02/01 03:23 PM
またまたよさげなお店です。
やっさんだとワインを飲みすぎるんで、なるべく行かないようにしてるんでしょうかね?
ish2006/02/01 04:54 PM
ポッポさん>
表から見ただけでは、よっぽどでないと女性一人で入ろうとは思わないでしょうね。でも写真でご覧の通り、いわゆる立ち飲みのお店とはかなり雰囲気が違うから、複数なら一度行ってしまえばなんてことないと思います。かえっておっちゃんたちが可愛がってくれるかもしれませんよ(笑)
おがちゃん>
前から目をつけてたんですが、自宅近くで立ち飲みに行くという状況がなかったもんで、出遅れてしまいました。和風のアテもいいっすよ〜
それにしても、ここ数年の兵庫駅近辺はすごいです。仏・伊・焼肉・そば・うどん・パン・寿司・立ち飲み・洋食・中華と、バラエティに富んだいいお店が出来て嬉しい限り。まだ紹介できてない所、行けてない所もいくつかある位だし、ほんといい感じです♪
やっさん@鳥頭2006/02/01 05:18 PM
TB有り難う御座いました。
このお店、奥のテーブル中々空いていないんですよね。
なので、ここって決めてきて座れないと、何だか、、、
ワインも良い物が安く、料理も本格的。
料理のコースもされているようで、今度食べたいと
思っているのですが、、。
予約なら、席をサーブ出来るそうです。
やっぱりここは1階で立ち飲みスタイルかな??
なんにせよ、近いうち訪れてみます。
ish2006/02/01 06:22 PM
やっさんさん>
立ち飲みでも良かったんですが、たまたまあいてたので2階に行ってみただけなんです。あ、写真撮りやすそうというのは頭にあったかな。
しかし、恐ろしく中身が濃い立ち飲みですね。
会社の近くならしょっちゅう行ってしまいそうです。
mikyunn2006/02/02 11:57 PM
こんばんは。
とっても気になるお店ですよね。
それにしても食の充実がすごくてビックリ。
ここって前はもっと普通のおでんが似合うような
立ち飲み屋さんだったような。
なんだか妙に風通しのよさそうな店だった気がします。
わたしの立ち飲みのイメージって
薄暗くて、どことなく薄汚れていて古ぼけたカウンターに
関東煮のなべがあり、ふた昔前の美女のポスターが貼ってあるような酒屋だったけど、ずいぶん変わってきましたね。
ここなら、おひとりさまでも入れる、かな?
ish2006/02/03 12:19 PM
mikyunnさん>
そうそう、まさにそんな感じの、仕事帰りのおっさんがちょっと一杯、みたいなお店でしたね。あれはあれでいい感じやったとは思うんですが。
店の雰囲気としては、女性一人でもそんなに浮かないと思いますよ。お店としても多分嬉しいんじゃないですか。
ただ、女性一人で入る勇気があるかどうかがポイントですが。
もぐこ2007/02/03 02:44 PM
古い記事へのコメントで失礼します
以前、この近所に住んでたのでずっと気になっていたのですが
先日初めて行ってみました
思いっきり気に入ったので、自分ちにも書いてみたのですが
よかったら、このエントリへTBさせていただいてもいいですか?
ish2007/02/03 09:08 PM
もぐこさん>
古い記事でも全然OKですよ。TBどうぞよろしくお願いします。
今度は是非ピザとローストポークを食べてみてくださいね〜
もぐこ2007/02/04 12:18 AM
こんばんわ
OKいただいたので、早速トラックバックさせていただきました
お料理Mもビックリですけど
立飲みで、これだけの種類のお酒が飲めるところも珍しいですよね
引っ越したとはいえ、それでも結構近くなので、ちょこちょこ行けそうです
次回は、ぜひワインのいいのを・・と思っています
シェリーを頼んだんですけどね、おばんちゃんは全然わからないらしくて
店長に「シェリーってどれよっ」って叫んで
店長も負けないくらいの大声で、「○○にある▲▲っていうお酒がそれだよーっ(`Д´)ノ」 って・・
店長以外のおばちゃん達は、思いっきり普通の立飲みのおばちゃんだったので
なんだかそれがまた、とっても面白かったです
ish2007/02/04 12:55 AM
もぐこさん>
TBは承認制ではありませんので、今後はどうぞお気軽に。
ここのご主人、一見ちょっと怖そうですけど、実はけっこうお茶目なんですよ。お店の人やお客さんの様子見ながら飲むのも楽しいですよね。
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