【旧】foodish：”雑”食記

ネーミングの通り「だしが入ったソース」なのですが、どんなものなのか、何に使うのか、想像しにくいでしょう。このソース、少し前までは「うすウス」という名前でした。うすウス＝うすいウスターソースということから名付けられたのでしょう。

関西では粘度が高い「とんかつソース」、関東では「ウスターソース」がソースの主流であるといわれています。それぞれ様々な料理に使われますが、フライものにかけるなど、洋食系の場合がもっともポピュラーでしょう。
ところが、このだし入りソースは不思議なソースで、洋食のみならず和食にも合うんです。そのまま薄めて天つゆにもなるし、丼もののつゆとしても使える。ウソみたいですが、和風だしでウスターソースを割ったものだから、こんな使い方もできるんですね。

僕が気に入ってる使い方は、やはりフライものにかける場合。串カツ屋さんなんかで、どっぷりつけても味が濃すぎないソースってありますよね。ああいう感じのソースなんです。キャベツの千切りなんかにかけてもすごくおいしい。
ソース味が欲しい、でもあんまりしつこいのも、って場合にぴったりです。他にも色々合うものはあるけど、とにかくこれまでのソースの概念にない使い方ができるのでおもしろい。

オリバーは有名メーカーなので、ここの商品は(特に関西地区では)どこででも見かけます。ところが、このだし入りソースはまだメジャーになりきれていないのか、けっこう入手困難。僕の知る限りでは、神戸コープにある他、知り合いの情報によると万代百貨店でみかけたとも。是非一度おためし下さい。