【旧】foodish：”雑”食記

家庭でデミグラスソースを作るのは無理、というか苦労に見合わないと思っています。なんでもそうだけど、特にこういうのはプロにかなうわけないもん。
というわけで、自宅でハヤシライスを作る時にはビーフシチューの素を使う場合が多いのですが、今回はよりスピーディーにできる缶入りデミを使いました。速くできるという利点を生かし、玉ねぎのシャクシャク感を楽しむというコンセプトでいってみました。

• 玉ねぎは厚さ1センチ程度の厚みに切り、バラしておく。トマト小2個程度はざく切りに。
• 煮込むことはしないので、牛肉はスネなどより、ロース薄切りなど火の通りが早いもののほうが良い。今回は冷凍庫にけっこういいカルビ薄切りがあったので、それをざっくり切っておきました。
• フライパンにバターを入れ、弱火で熱して溶けてきたら、まずは玉ねぎ投入。塩胡椒しながらざくざく炒める。表面に色が付く程度に火が通ったら、やや火を強めた後、牛肉を表面が色づく程度に炒め、ざく切りトマト・デミグラスソース・少量の水を加えて混ぜ合わせる。
• ふつふつしてきたら味見。恐らくは酸味が前に出て、なおかつコクが足らないはず。適当に味を調整。ちなみに今回使用したのは、みりん・たまり醤油・ケチャップ・どろソース・オールスパイス・ナツメグ。
• そのままご飯にかけても可。時間があるなら、いったん火を止めて味を馴染ましてから時間をおいて温め直すとなお良いかと。ただし、玉ねぎに火が通りすぎるのは避けたい。

写真でご覧いただいておわかりのように、玉ねぎの形がアリアリ。噛むと中のほうはまだ歯ごたえが残っています。トマトを加えたのは、夏なので酸味を足したかったのと、冷蔵庫に大量にあったから(^^ゞ特に入れる必要もないと思います。ブランデーやワインがあれば、それ使うのもいいですね。

なんだかんだ足しても、やっぱりコクが足らないのはしょうがないです。「酸味がある爽やか路線」ということで納得しとかんとしゃあないか。