【旧】foodish：”雑”食記

◎五軒目：塩がま屋

JR宇多津駅のすぐそばにあって、一見ファミレスの居抜きかと思うくらいゆったりしたこちらのお店、以前は塩づくりと製麦業、そして廻船業を営まれていたそうで、地元の塩の神様・塩釜神社からお店の名前を付けられたそうです。


そんなこんなで5軒目。皆さんいい加減お腹も膨れているにも関わらず、せっかく香川に来たんだからせめて5軒くらい(なんとなく)は食べて帰らないともったいないと思いつつ、ラストに一般店はチョイキツいぞ。(注：一般店の多くは、セルフ店や製麺所のような「小」メニューがないので)


悩みながら各自メニューを選択、塩がま屋では細いうどんがチョイスできるので、Wakkyさんの奥さんは上の写真の細うどんざる。細いうどんの食感がシンプルストレートに味わえる上、今回の状況的には誠に賢い選択だと思いました。ちょっと味見させてもらいましたが、細くてもコシがあって、これからの暑い季節にはぴったしですな。
その他、量もわからんのに天ぷらうどんを敢えてオーダーして、そのボリュームにびっくりしていた方もいらっしゃいましたが、さてワタクシのチョイスは…


えて吉さんが今回のツアーにこの店を候補としてあげていた時から食べてみたかった、オリーブ牛うどん(細麺・ぶっかけ・あったかいの)。製麺所だったら4,5杯くらい食べられるであろう、なんと1080円の豪華版！！オリーブ牛ってのはオリーブ色の牛…じゃなくって、オリーブをエサに育てられたブランド讃岐牛。エントリあげるのに調べててわかったんですが、香川の牛って西暦700年頃からの歴史があるんですってね。
写真がうまく撮れてないのでわかりにくいですが、どんぶり全面にすごくサシが入った甘辛味の牛肉がかぶせられており、迫力満点。食べてみたら、こりゃフツーはうどん屋で食べられるようなレベルもののじゃありません。脂の質がよく嫌味のない甘味、とろけるような柔らかさ(柔らかけりゃいいとも思ってないですが)。正直なところオリーブ牛の圧勝でうどんの印象が希薄ではありますが、この価格でも全く悔いが残らない逸品でした。お腹大きいし苦しいかなあと思ってたのに、思ったよりサクッと食べられて自分でもビックリ。オリーブ牛のすき焼き食べてみたいぞっ！


ってことで、今回は以上5軒。梅雨入り前にまた行きたいなあ。