【旧】foodish：”雑”食記

◎2軒目：ヨコクラうどん


この店の歴史をたどればはるか江戸時代にまでさかのぼるとか、って情報は事前に知ってました。到着してみたらお蔵っぽくもある木造建築でさすがだなあと。で、お店に入ろうと思ったら中は何故かスカスカ。



その理由は、今は写真右側の古い建物は使っておられず、左端の新しい建物で営業されているからでした。営業してないのを気にもせずどんどん古い建物に入っていったWakkyさんとこに、レトロな店内風景写真がアップされています。こっちで営業してくれたらいいのになあ。


でアルミサッシをガラガラと開け新しい方の建物に入ってみると、予想以上にこっちもいい感じに古びているウッディな民芸調店内。灯りも何となくほの暗ーくさすが江戸時代からの風格と思いきや、軽ーくジャズがかかってたりお店の方の平均年齢が若めだったりして、見かけの割りにモダンなところもあります。


揚げ物類充実。こんぶ・アジフライ・金時豆…どれもそそるなあ。



1軒目でいきなりしっぽくイってるのでペース配分考えねばと思いつつ、野菜かき揚げ(100円)の魅力に負けてしまいました。うどんは丼に入れてもらったうどん玉に熱いだしをかけただけのひやあつ(小・170円)。なんとなく優し−い系のうどんだろうかと思っていたのに、正反対のかなりな剛麺でかけだしやや甘め。一軒目も大概だったけど、それ以上に力強くてしっかりした麺にちょっと麺食らいました。個人的には冷たいままの食べ方だとちょっとしんどいかなと思うくらいで、剛麺好きにはたまらんばいなうどんでしたね。
なんだかんだといい意味で予想を裏切ってくれるお店でしたねえ、ここは。それだからこそ江戸時代からずっと続けてこられたのかなあなんて思ったり。