【旧】foodish：”雑”食記

前回以来ほぼ2ヶ月ぶりの讃岐うどんツアーに行って来ました。今回は、昨年末に俊徳道の次郎吉へご一緒した＊あきこ＊さんを主賓ｗに、Wakkyさんご夫妻・myblackmamaさん・えて吉さんとの総勢6名と、久しぶりに賑やかな人数。ツアーのテーマというか条件は、＊あきこ＊さんが行ったことがない店ということで、僕としては新店は1軒だけでしたが、内容濃く楽しい一日となりました。


◎一軒目：よしや

僕としては今回で6回目と、香川で一番食べに来てるんじゃないかと思われる「よしや」さん。ご店主とはブログにコメントしたりツィッターでフォローしてたりしており、今回はこのような返信をいただいていたので、初めてお店で実際にご挨拶しました。忙しいところ、スンマセンでしたねえ。


(左)僕らが到着した10時半頃は団体のバスツアーが到着したばかりで、店外に何人かの行列ができていました。並ぶのが嫌いなツアーメンバーゆえパスしようかとの意見もありましたが、これくらいならすぐ捌けるだろうし、茹でたてにありつけること間違いなしってことで、ポジティブに考え方を変えました。
(右)20食限定のしっぽくにもめっちゃ惹かれたけど、以前食べたことがあるのでガマン。ほんとならここでしっぽくと別のと2杯食べたかったなあ。夫婦で2杯を分け分けできるWakkyさんご夫妻がうらやましい〜


釜から揚がった茹でたてを熱いままで食べても良かったかなあとも思ったけれど、よしやに行くと決まった段階でこれと決めていたひやひや(小・220円)で初志貫徹しました。いつも通りビシッと筋が通ったうどんとひや出汁の組み合わせは、やっぱり強力ドストレートでうまいのひとこと。
営業時間も長いし、色んなことにいつもチャレンジされてるし、基本を大事にしつつパンクｗだし、ここのご店主はほんとうに頼もしい存在だと思います。また必ず行きますからね〜


◎二軒目：冨永

今回唯一の僕にとっての新店は、大好きな「怪しい系」。えて吉さんからの事前情報によると、「フツーの家に上がってうどんを食べさせてもらう感じ」ってことなんですが…

(左)店(家？)の周囲にはのぼりがたってて、なんとなくうどん屋があるのかなあという雰囲気はかもし出しており、近づいてみるとフツーの民家っぽい玄関。
(右)ガラガラと戸を開けると、店名入りの玄関マットが敷いてあって、一瞬靴を脱ぐのかと思いきや、「土足でどうぞ」の表示があるのでそのままで。なんかちょっと申し訳ない気分になってしまいます(^^;)


中に入ると民家そのまんま。板の間部分と靴を脱いで上がる座敷席があって、なんか不思議な雰囲気。


板の間パートに調理場が隣接していて、そこで注文をして各自で席に持っていくシステム。年季の入ったご夫婦が、個性的なファッション？で元気に働いてらっしゃいます。


ここでのオーダーはひやあつをイってみました。一杯180円に、生姜とネギは丁寧に別盛り、おまけにもれなく小鉢(大根と昆布の炊いたの)とお漬け物がつく心遣いがあったかい。脱力系な店構えと店主の年齢からして、もっとふにゃっとした麺を想像してたのですが(失礼)意外なことにけっこうな剛麺。こっちの想像の範囲を軽々と超えられてしまい、やっぱり讃岐うどんは奥が深いなあと感じさせられる一杯でした。