ベトナム旅行記4〜ハロン湾クルーズ
Posted ish / 2011.11.17 Thursday / 09:59
(以下の全ての写真はクリックで大きくなります)
バッチャン村を後にし、次の目的地&2日目の宿泊先・ハロン湾に向かいます。
ハロン湾(ハロンわん、越:Vịnh Hạ Long/灣下龍)は、ベトナム北部、トンキン湾北西部にある湾。大小3,000もの奇岩、島々が存在する。伝承では、中国がベトナムに侵攻してきた時、竜の親子が現れ敵を破り、口から吐き出した宝石が湾内の島々になったと伝えられている。 彫刻作品のような島々の景観は、太陽の位置によって輝きが変化し、雨や霧によってまた趣のある雰囲気を醸し出す。石灰岩台地が沈降し、侵食作用が進んで、現在の姿となった。1994年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録。〜Wikipediaハロン湾より抜粋
バスが港へ到着し、速攻で波止場へ。大小様々な船がうようよといます。まるで映画レッドクリフみたいやっ!
もちろん戦をするわけでなく、そのほとんどが観光船。さすが世界遺産、周囲の街も道路も整備されていて、国を挙げて観光資源にしようと力を入れているのがありありとわかります。港から出るクルーズは様々なパターンがあるらしく、ほんのわずかな時間のものから、宿泊施設完備の船で10日以上もかけてゆっくり巡るものまであるとか(@_@)
で、我々クラスの場合は、船内でランチをいただきながら3時間ほど湾巡りをしようという企画。船の1階部分には4人掛けテーブルが並び、階段を上がって2階デッキ部分では360度のナイスビューが楽しめます。
すでに13時を過ぎていたので、出港するなりいきなりランチスタート。まずは茹でたてアツアツぷりぷりのエビがわんさか出てきます。(以下、基本的に4人分です) これを塩とキンカンの絞り汁でいただきます。海老が甘〜い。
(左)揚げ春巻きをスイートチリソースとともに。船の上のごはんなんてってあまり期待してなかったけど、これなんかけっこう好みの味でした。
(右)パイナップルの芯?みたいなのが入ってる、割りと淡泊なスープ。こちらでは水分少なめのごはんに汁物をかけて食べる習慣があるので、この手のスープはたいがい出てくるようです。
(左)蟹身と何かを擦ったものを甲羅に詰めて揚げたもの。揚げ物ってひょっとしたら冷食なのかもしれんが、これもおいしかった。
(右)なんだかわからない白身魚を、スイートチリっぽい味付けで炒めたもの。これもそこそこ。
(左)イカと野菜の炒め物。シャキシャキ。
(右)これも旅行中よく出てきた、青菜炒め。今回はキャベツ。
今回の旅行ツアーにはこの食事付きクルーズも含まれており、ビールやジュースなどの飲み物は別料金でした。ビール1本(缶)でどこでもだいたい3米ドルくらいでしたかね。
天気予報では雨が降るかもだったのに、さすが俺様晴れ男、けっこういい天気になって幸いでした。風が強いとクルーズが中止になることもあるとか。
船外の景色を楽しみながら・ツアー同行の皆さんと話しながら・わしわし食事をいただいている間に、船は大小様々な形の岩や島の間をすり抜けていきます。
(左)食事が一段落した頃に、船は固定イカダみたいなところに停泊。
(右)何かっていうと、イカダに仕込まれた生け簀に蟹や海老やカキやハマグリやクエなんかがおり、これを買えば船で即調理してくれるって塩梅です。
(左)この手の仕掛けにはほとんど興味を示さない我々ですが、今回はせっかくなので乗ってみました。で、1人1杯カニを塩茹でで。
(右)愛想はよくないけど実は親切なクルーが、無言でにゅっと手を伸ばしてきて、食べやすいように殻を割って蟹をバラしてくれます。
今回の旅では、全般的にサービススタッフが微笑んでるってことはあまりなかったです。不必要に笑う文化がないのか、そこまでサービスマインドがないからなのかわかりません。だからといって、無意味にヘラヘラ笑ってるのも却って気持ち悪いしなあ。
岩&島の形は様々、行けども行けども海からニョキニョキつき出しています。「海の桂林」とも呼ばれていると聞きましたが、まさにそんな感じでした。(行ったことないけど)
そうこうするうちに、とある島に接岸。船着き場にはひっきりなしに船がやってきて、次から次へと人を乗降させていきます。
ここに何があるかと言えば、比較的最近に見つかった鍾乳洞。スミマセン、典型的な花より団子体質なので、ただ単に導かれるままに歩いてきました。しかし、なんでこんなにカラフルにライトアップするんかなあ。
鍾乳洞の島を離れ、港へ向かいます。お天気がいいからか湾の特性なのか、船の揺れもほとんど感じず、快適なクルーズでした。けど、これで10日間も過ごせるかと言われたら、ちょっと自信ないなあ。(ヒマ過ぎ)
ハノイから日帰りで、バッチャン村経由ハロン湾クルーズってツアーもあるそうですが、体力的にかなりキツいのではないかと思われます。僕らは港近くの街で1泊しましたが、それでも往復のバスの中や、ハノイのホテルに帰ってきてからも爆睡でしたw でも、わざわざ時間をかけて遠出をしてきてよかったと思える場所でしたよ。
Comments
La mer2011/11/21 10:58 PM
いつも楽しく拝見しております。
先日、兵庫のトヨタへ車の点検に行きました折に、ここで紹介されていたイタリアンのお店を思い出し行って見ました。
お手頃な価格で美味しかったです。
ベトナムは数年前に行きましたので、懐かしくブログを見させて頂いております。
ish2011/11/22 09:12 AM
La merさん>
ようこそお越し下さいました!ダラダラと長いベトナムエントリにコメントいただいて、嬉しいです。
そのイタリアンは、多分ペルドマーニさんのことでしょうかね。兵庫駅近辺は色々いい店があるので、またお越し下さい。
リンク先を拝見しました。なかなか楽しそうなお仕事でうらやましいです。今後ともどうぞよろしくお願いします。
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