僕と博多
Posted ish / 2004.10.29 Friday / 01:24
もう10年程前、出張でしょっちゅう博多に行っていた時期がありました。多い時は通算すると年間30日程。当然、全て外食になるわけで、ということは年間30日は博多で食っちゃあ飲みしていたことになります。
ところで、JRの駅名は博多駅、市の名前は福岡市。僕にとっては何故か博多という呼び名のほうがしっくりきます。博多と福岡という地名にはおもしろい(失礼)関係があるのですが、よそものが説明するのもおこがましいので、ご興味がある方は調べてみてください。(例えばここなど)
さて、僕が初めて博多に行ったのは、高校を卒業してすぐの春休み。当時姉が博多に、兄が別府にいたので、両方のお宅訪問を兼ねて生まれて初めての一人旅をした時でした。これまた生まれて初めて神戸を離れた姉も、そろそろ博多住まいに慣れてきていた頃で、朝食には「こんなん知らんやろ〜」と得意げに「おきゅうと」を出してくれたのが、博多独自の食べ物と僕とのなれそめでした。
その後たまたま出会ったマンガ「博多っ子純情」は、いまだに僕にとってのベスト博多ガイドブックで、後生大事に単行本全巻を保存しています。地元出身の長谷川法世さんが描く、博多祇園山笠を代表とする行事・町並み・様々な食や習慣・地元の言葉などは、マンガそのもののおもしろさとはまた別の楽しみや博多に対する親しみを僕に与えてくれました。食ジャンルだけに限っても、屋台・替え玉・ごまさば・あぶってかも・博多うどん・水炊き・もつ鍋(当時は今ほど全国的ではなかった)などなど、このマンガを通じてその存在を知ったわけで、一体どんなものなんやろう、いつかは食べてみたいなあとあれこれ想像したものでした。それが、まさかその数年後には、1年のうちの1ヶ月を過ごす街になろうとは思いもしませんでした。僕と博多にはなんらかの縁があるとしか思えません。
(blogを始めるにあたって偶然選んだJUGEMも、博多生まれのpaperboyさんとこのだったし)
ところで、JRの駅名は博多駅、市の名前は福岡市。僕にとっては何故か博多という呼び名のほうがしっくりきます。博多と福岡という地名にはおもしろい(失礼)関係があるのですが、よそものが説明するのもおこがましいので、ご興味がある方は調べてみてください。(例えばここなど)
さて、僕が初めて博多に行ったのは、高校を卒業してすぐの春休み。当時姉が博多に、兄が別府にいたので、両方のお宅訪問を兼ねて生まれて初めての一人旅をした時でした。これまた生まれて初めて神戸を離れた姉も、そろそろ博多住まいに慣れてきていた頃で、朝食には「こんなん知らんやろ〜」と得意げに「おきゅうと」を出してくれたのが、博多独自の食べ物と僕とのなれそめでした。
その後たまたま出会ったマンガ「博多っ子純情」は、いまだに僕にとってのベスト博多ガイドブックで、後生大事に単行本全巻を保存しています。地元出身の長谷川法世さんが描く、博多祇園山笠を代表とする行事・町並み・様々な食や習慣・地元の言葉などは、マンガそのもののおもしろさとはまた別の楽しみや博多に対する親しみを僕に与えてくれました。食ジャンルだけに限っても、屋台・替え玉・ごまさば・あぶってかも・博多うどん・水炊き・もつ鍋(当時は今ほど全国的ではなかった)などなど、このマンガを通じてその存在を知ったわけで、一体どんなものなんやろう、いつかは食べてみたいなあとあれこれ想像したものでした。それが、まさかその数年後には、1年のうちの1ヶ月を過ごす街になろうとは思いもしませんでした。僕と博多にはなんらかの縁があるとしか思えません。
(blogを始めるにあたって偶然選んだJUGEMも、博多生まれのpaperboyさんとこのだったし)
今では数年に一度くらいしか博多を訪れる機会がありませんが、行ったとなればあそこのあれもここのこれも食べたいの行ってみたいだらけ。その中でも行きたいランク上位のお店いくつかを挙げますと、まずはこのfoodish2つめのエントリネタ・「八ちゃんラーメン」。ここのと京都の「天々有」は、味がどうこう言う以前に僕にとっての2大ラーメンなんです。八ちゃんの超ド級トンコツスープと極細堅メン、たまりませんなあ〜。他のどのトンコツラーメン食べても何か物足りなく思ってしまいます。
今や全国的に有名になったらしい餃子の「鉄なべ」。これを書くにあたって検索してみたら、本店が移転してたんですね。全然知らなかった、というくらい行ってないんです。僕が初めて行ったのは当時の本店で、地元の友人に教えてもらったんですが、ちょっと怪しげなゾーンにあってびっくり。おいでおいでと手招きするおばさんに、「いや、そっちには用事ないねん」といいつつお店に向かったものでした。(わかる人にしかわからん内容でスミマセン)
ガイドブックで知り、初めて体験する博多のハレの料理・水炊きの味と値段に大感激した「水たき長野」には、数年前家族全員で訪れました。ここも最初の頃は普通の民家のような造りだったのが、数年後には料亭っぽく変わっていて、あれれれれ[:冷や汗:] 凄く高くなってるのではないだろかとビビリながら入ってみたら、まったく変わらない内容でまたまた感激。長い事行ってないけど、今はどうなんやろか。
その他、「そんなに興味があるんなら、いっぺん山笠に出てみんしゃい」とまで言ってくれた中洲のバーのマスターと奥様は元気だろうか、とか、あの屋台はこの屋台はとか。食べ物はもちろん、人柄、言葉、町並みなど全部ひっくるめて、とにかく僕にとっては肌に合う街なんです、博多は。
blogをやっていておもしろいなと思うのは、日本各地、いや世界各地のブロガーさんと知りあいになれたり、それぞれが住んでいる街の様子がうかがえること。もちろん博多についてもあちこち覗かせていただいております。
でもなあ、blog読んでるより、やっぱり2,3日かけて久しぶりに博多の街をウロウロしたいなあと常々思っているのですがねえ…
今や全国的に有名になったらしい餃子の「鉄なべ」。これを書くにあたって検索してみたら、本店が移転してたんですね。全然知らなかった、というくらい行ってないんです。僕が初めて行ったのは当時の本店で、地元の友人に教えてもらったんですが、ちょっと怪しげなゾーンにあってびっくり。おいでおいでと手招きするおばさんに、「いや、そっちには用事ないねん」といいつつお店に向かったものでした。(わかる人にしかわからん内容でスミマセン)
ガイドブックで知り、初めて体験する博多のハレの料理・水炊きの味と値段に大感激した「水たき長野」には、数年前家族全員で訪れました。ここも最初の頃は普通の民家のような造りだったのが、数年後には料亭っぽく変わっていて、あれれれれ[:冷や汗:] 凄く高くなってるのではないだろかとビビリながら入ってみたら、まったく変わらない内容でまたまた感激。長い事行ってないけど、今はどうなんやろか。
その他、「そんなに興味があるんなら、いっぺん山笠に出てみんしゃい」とまで言ってくれた中洲のバーのマスターと奥様は元気だろうか、とか、あの屋台はこの屋台はとか。食べ物はもちろん、人柄、言葉、町並みなど全部ひっくるめて、とにかく僕にとっては肌に合う街なんです、博多は。
blogをやっていておもしろいなと思うのは、日本各地、いや世界各地のブロガーさんと知りあいになれたり、それぞれが住んでいる街の様子がうかがえること。もちろん博多についてもあちこち覗かせていただいております。
でもなあ、blog読んでるより、やっぱり2,3日かけて久しぶりに博多の街をウロウロしたいなあと常々思っているのですがねえ…
Comments
タカジロウ2004/10/29 01:04 PM
博多ときいて思わず書き込んじゃいました。と言っても僕は福岡の方にいるわけですが……。さらにブログには全く地域性があらわれてませんが(笑)福岡の南に久留米というところがあるんですが、そこいらのラーメンも好きです。濃いーとんこつ+堅めんのシンプルな味で ish さんも気に入るかも。
もつ鍋って博多発祥だったんですか!?知らんかった……。
ish2004/10/29 11:58 PM
タカジロウさん>
ようこそお越し!実はこのエントリ、タカジロウさんの事も意識して書いたんですよ。
久留米ラーメンというのもよく聞きますね。九州ではあと熊本とか鹿児島なんかも。こちらではそこまで濃いーぃとんこつはなかなか巡り合えません。一風堂なんかでももの足りませんもん。
もし仮に現地同様の濃さのお店がこちらにあったとしても、商売がなりたたないのかも知れませんね。
地域性があらわれない=地域に関係ない、ってのもブログの面白さですよね。タカジロウさんとこ、中身ももちろんデザインかっこいいしなあ〜。ホント、あこがれてます。
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