【旧】foodish：”雑”食記

今回の旅の目的というかきっかけというか、とにかくメインイベントは、日本を代表するあの名旅館・和倉温泉の加賀屋に泊まることでした。



創業明治39年・「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で31年連続総合第1位・石川能登の工芸品があちこちに配されてまるで美術館な館内・ゆったりとした大浴場・旬と地元産にこだわった料理。この最高ランクの宿の、第2番目のランクに当たる「雪月花」のオーシャンビューが今回の旅の2泊目でした。(前夜とのギャップが激しすぎ…)


上のリンク先のスライドショーだけでは、加賀屋の魅力や豪華さは到底伝えきることができません。ほんとにすごかったです(表現できる文章力もなし)
今回と同様のプランなら、だいたい1泊2食付きで1名あたり5万円程度でしょうか。円高の昨今、近場なら短期の海外旅行にだって行ってこられます。
「なんという贅沢なことをしてきたんだ、こいつらは。お金持ってるなあ〜」とお思いでしょう。

…ところがですねえ、実はですねえ、今回の宿泊はタダだったんですよｗｗｗ

あるものを買った時のプレゼントはがきを出したら(出したことすら忘れていた)、ある日突然「加賀屋雪月花1泊2食ペアでご招待」の通知がきたんです。最初はなんのことだかよくわからなかったんですが、どうやらそういうことらしいとわかって大騒ぎ。こんなラッキーなことって今まで経験なかったんだけど(そりゃそうだ)、神様からのご褒美なんでしょう。




もちろん食事も超豪華。建物や部屋のあちこちに配置されている工芸品やそのしつらい同様、あまりにも間口が広く奥行きが深く、とてもじゃないが僕の文章でなんか説明できません。ということで、どういう風にブログネタにするかなんて考えることは初めから放棄して、素直に楽しんできました。
よろしければ夕食・朝食の一部をスライドショーでご覧下さい。


料理がおいしいのはもちろんのこと、使われている食器や供され方に、それ以上の優雅さ・豪華さ・ハレ感・質の高さを感じました。それと、旅先の旅館の朝食っておいしいものなんですが、今回の(上のスライドショーでは小皿のセットもの以降)は「贅沢な食材を使っていなくても感じる贅沢さ」というか、「もてなしの気遣い・心配り」みたいなものが伝わってきました。実に豊かで幸せな食卓でしたねえ。


以上、全くの説明力不足・表現力不足で申し訳ありません　<(_ _)>