「のぶや」で不覚をとる〜讃岐うどん巡礼2011-1その4
Posted ish / 2011.01.27 Thursday / 10:28
4軒目は、僕にとって今回のコース中唯一初訪問の「のぶや」。昨年秋に現在の場所に移転オープンされた、太くてどっしりした麺がウリのお店です。初めてのお店ということもあるし、その他の意味でも個人的にはここが今回ツアーで僕にとってのメインターゲットなもんで、とうとう着いたかという感じ。
セルフ形式の店内に入ると、注文カウンターの充実度に眼を引かれます。お握りたっぷり、天ぷら・フライ類はオール100円で種類も多い。特にゲソ天はむっちゃでっかくてかなりそそられるものがありました。でも、今日はそんなものに構ってる場合ではありません(理由は後ほど)。
今回の個人的ミッションは、ここの「田舎味噌しっぽく」を食べること(直上の写真の右下)。事前情報によると、通常のしっぽくはしょうゆ味が多いところ、ここのは店主の出身地バージョンの味噌味であることが特徴。そしてもう一つは、半端ないものすごいボリュームであること!それがわかってたもんで、ここに至るまで食べたい物もガマンしてセーブしてきたんです。
他のお2人は別メニューを注文、出来上がった品物を持って席へ。僕は迷うことなく田舎味噌しっぽく(小・450円)をチョイスすると、ご主人が茹で上がったばかりのうどんをなみなみとどんぶりに入れ、「これ、田舎」とおかみさんらしき方にパスします。受けとったどんぶりに、寸胴からしっぽくの出汁と具をお玉ですくい入れていく様子が背中側から見えるので、僕はその過程をじっと見つめていました。
(以下、ishの心中)「おーさすが噂に聞いたとおりやなあ、お玉から注いだ具がどんぶりから盛り上がっとるやん。…え?まだこれで終わりやないの?もう一回載せるの?すごいやん、まだあの上に載せるんや!…………え、え、え、?また載せるの?まだ載るの?もう無理ちゃうん?なんかトングみたいの出してきて無理無理押しつけてるみたいやん!意地になってんのとちゃうん、あれは。めちゃくちゃやん、何考えてんねん!
(お待たせしました、とカウンターに持ってきてくれる)なんやねんこれは!!」
トレイに載せてこぼさないようにテーブルまで持っていったら、えて吉さんもmyblackmamaさんも声を揃えて「すごー!!なんやこれー!!」
そりゃそうでしょう、僕も唖然としながら運んできて、あまりにマンガ的な盛りに途中で思わず笑ってしまいましたもん。
横から見ればもっとこの盛りの凄まじさがわかります。多少小振りとはいえ、どんぶりと対称を成すしっぽくマウンテンの具は、ダイコン・ニンジン・こんにゃく・鶏・しいたけ・ごぼう・里芋・あげ・ひら天。しかもその具の切り方がデカいことデカいこと。これで(小)って、なんかおかしいんとちゃいます?
具の量が多いだけではないんです。ここのうどんはめっちゃパワフルでヘヴィ。太い堅い重いみっちり詰まってるエッジ立ってる。どんぶりの縁までうどんで埋まってるんだけど、そこまでたどり着くにはしっぽくの具を相当食べなくてはなりません。
普段のうどん巡りなら6,7軒は巡るのに、たかだか4軒目でも相当キツい。そのうえ味噌味なもんで、おいしくてあったまるから余計お腹にこたえるんですよ。注文したものは食べきるのがうどん食いの仁義。なのでなんとかクリアしようと頑張りましたが、8分目ほどのところでこりゃあイカンと自覚、情けなくもえて吉さんとmyblackmamaさんに「ゴメン、ちょっと無理なんで、残り食べてくれる?」とバトンタッチしてしまいました。こんなの初めて…
それなりの量を食べきる自信があっただけに、敗北感もひとしお。加えて、この後5軒目の「名もないうどん屋」を僕だけパスさせてもらうという尋常でない事態に相成りました。あ〜情けない。わかってたつもりなのに甘く見てました。
でもなあ、これが(小)なら(大)ってどんなんやねん!それを食べきる奴はどんな奴やねん!見てみたいなあ。
(追伸)量が多いことばっかり書きましたが、もちろんすごくおいしかったです!
セルフ形式の店内に入ると、注文カウンターの充実度に眼を引かれます。お握りたっぷり、天ぷら・フライ類はオール100円で種類も多い。特にゲソ天はむっちゃでっかくてかなりそそられるものがありました。でも、今日はそんなものに構ってる場合ではありません(理由は後ほど)。
今回の個人的ミッションは、ここの「田舎味噌しっぽく」を食べること(直上の写真の右下)。事前情報によると、通常のしっぽくはしょうゆ味が多いところ、ここのは店主の出身地バージョンの味噌味であることが特徴。そしてもう一つは、半端ないものすごいボリュームであること!それがわかってたもんで、ここに至るまで食べたい物もガマンしてセーブしてきたんです。
他のお2人は別メニューを注文、出来上がった品物を持って席へ。僕は迷うことなく田舎味噌しっぽく(小・450円)をチョイスすると、ご主人が茹で上がったばかりのうどんをなみなみとどんぶりに入れ、「これ、田舎」とおかみさんらしき方にパスします。受けとったどんぶりに、寸胴からしっぽくの出汁と具をお玉ですくい入れていく様子が背中側から見えるので、僕はその過程をじっと見つめていました。
(以下、ishの心中)「おーさすが噂に聞いたとおりやなあ、お玉から注いだ具がどんぶりから盛り上がっとるやん。…え?まだこれで終わりやないの?もう一回載せるの?すごいやん、まだあの上に載せるんや!…………え、え、え、?また載せるの?まだ載るの?もう無理ちゃうん?なんかトングみたいの出してきて無理無理押しつけてるみたいやん!意地になってんのとちゃうん、あれは。めちゃくちゃやん、何考えてんねん!
(お待たせしました、とカウンターに持ってきてくれる)なんやねんこれは!!」
トレイに載せてこぼさないようにテーブルまで持っていったら、えて吉さんもmyblackmamaさんも声を揃えて「すごー!!なんやこれー!!」
そりゃそうでしょう、僕も唖然としながら運んできて、あまりにマンガ的な盛りに途中で思わず笑ってしまいましたもん。
横から見ればもっとこの盛りの凄まじさがわかります。多少小振りとはいえ、どんぶりと対称を成すしっぽくマウンテンの具は、ダイコン・ニンジン・こんにゃく・鶏・しいたけ・ごぼう・里芋・あげ・ひら天。しかもその具の切り方がデカいことデカいこと。これで(小)って、なんかおかしいんとちゃいます?
具の量が多いだけではないんです。ここのうどんはめっちゃパワフルでヘヴィ。太い堅い重いみっちり詰まってるエッジ立ってる。どんぶりの縁までうどんで埋まってるんだけど、そこまでたどり着くにはしっぽくの具を相当食べなくてはなりません。
普段のうどん巡りなら6,7軒は巡るのに、たかだか4軒目でも相当キツい。そのうえ味噌味なもんで、おいしくてあったまるから余計お腹にこたえるんですよ。注文したものは食べきるのがうどん食いの仁義。なのでなんとかクリアしようと頑張りましたが、8分目ほどのところでこりゃあイカンと自覚、情けなくもえて吉さんとmyblackmamaさんに「ゴメン、ちょっと無理なんで、残り食べてくれる?」とバトンタッチしてしまいました。こんなの初めて…
それなりの量を食べきる自信があっただけに、敗北感もひとしお。加えて、この後5軒目の「名もないうどん屋」を僕だけパスさせてもらうという尋常でない事態に相成りました。あ〜情けない。わかってたつもりなのに甘く見てました。
でもなあ、これが(小)なら(大)ってどんなんやねん!それを食べきる奴はどんな奴やねん!見てみたいなあ。
(追伸)量が多いことばっかり書きましたが、もちろんすごくおいしかったです!
Comments
Wakky2011/01/27 08:25 PM
おがちゃんのよき理解者になれたようですね(爆)
ish2011/01/27 08:56 PM
Wakkyさん>
敗北感、かなりあります(笑)
Wakkyさんが食べた「田」の肉しっぽくも食べてみたい〜
Wakky2011/01/28 07:12 PM
たしかにこのしっぽくはエグイですね(笑)
ここと『田』の肉しっぽく食べたら、2軒でパンクしそうですねぇ(笑)
のぶや → 田 → うぶしな
で逝けますよ(爆)
ish2011/01/28 09:43 PM
Wakkyさん>
なんで3軒で逝く必要があるのか?!(爆)
冬以外なら さぬ一ざるカレーあと飯 + うぶしな とあと一軒はどこになるかなあ。
ミホ2011/01/28 09:57 PM
ああ、そのやりとりが楽しそすぎてうらやましー!!
ish2011/01/28 10:01 PM
ミホさん>
まだしばらく無理?
復帰待ってます〜
Wakky2011/01/28 11:49 PM
♪ 【うぶしな】に負けた〜 いえ、【のぶや】に負けた〜
このうどん、量多い〜 いっそきれいに食べるか
力の限り食べたから 未練などないわ〜
ダシさえも飲めぬ〜 二人はギブアップ〜
ish2011/01/29 12:06 AM
Wakkyさん>
未練いっぱいあるわい!
ダシどころか、麺も具も食べきれんかったわい!
…しかし、選曲古いなあ〜
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