【旧】foodish:”雑”食記

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名もないうどん屋〜讃岐うどん巡礼2009-6その3

Posted ish / 2009.12.06 Sunday / 20:47

名もないうどん屋1.jpg

3軒目は、4月に食べられなかった名もないうどん屋」へリベンジ。我々は執念深いのです。

(以下の小さな写真はクリックで大きくなります)

名もないうどん屋2.jpg名もないうどん屋3.jpg

(左)外部から見えるうどん屋らしき表示は、最初の写真の「うどん」の文字のみ。ぱっと見はその家がうどん屋かと思いきや、自販機の横の路地の奥に、母屋にへばりついたプレハブ倉庫みたいなのが見えます。これが今回の標的。
(右)到着したのは開店時間の少し前。その段階では「やってません」の札がかかっていましたが、待つことしばしでHPで見覚えのある女性店主が車で到着、「もうちょっとかかるけど(店に)入って〜」と極めて気さくに店内へ招き入れてくれました。

名もないうどん屋4.jpg名もないうどん屋5.jpg

(左)店に入ってみると、母屋側へ続いているのかと思ったらそうではなく、母屋の回りにL字型に店舗がへばりついています。店内は、カウンターちょこっと、小さなテーブルちょこっと。うどんは「おいしいうどん」「かたいうどん」の2種から選びます。
(右)厨房では、店主がうどん玉を伸ばすところから作り始めてくれました。この方、かなりなキャラの持ち主。開店以降次々表れる常連らしき皆さんも、如何にもベタなジモティらしくてやり取り聞いてるだけでも面白い。うーん変な店だけど、こういうの大好き。

名もないうどん屋8.jpg名もないうどん屋9.jpg

厨房前カウンターの左側の扉から、突然人が現れたり消えていったりするもんで、アレは何かと尋ねたら、裏口へと続く通路があるそうで、地元の方々はむしろこっち側をメインに使ってるそうです。
試しに通ってみたら、(左)母屋裏側を通って母屋右手の駐車場へ直通。(右)は駐車場側から見たら入り口ですが、こんなところからうどん屋に通じてるなんてわかるわけない(笑)


地元の方ともちょこっと話しているうちに、ほどなく麺ができる頃となりました。「なんにする〜?」と訊かれたトップバッターのK1郎さん、メニューにないのを承知で「あのー、ひやひやはできないんですか?」と尋ねると………………店主はなんとも言えない表情ですたすたと客席側にある冷蔵庫からお茶ラベルのついたペットボトルを取り出し、再び厨房へ。
ん?ひやひやできるともできないともなんとも言わずに微妙な表情の後の、あの行動は何?お茶が飲みたかっただけなのか、それともあのペットボトルの中身は冷たいだしなのか?



名もないうどん屋6.jpg

で、その結果。何事も駄目元で訊いてみるモンですなあ。
結局ペットボトルの中身は醤油が入ってないイリコだしと判明、こうなりゃ僕もやっぱりひやひやを注文するしかないでしょう。(注:いつもあるとは限りません)
上の写真、水に浸かったうどんみたいに見えますが、冷たい素(ス)のだしに浸かったおいしいうどん(一玉140円)です。

名もないうどん屋7.jpg

自分で醤油の量を加減して加えながら、ちょっと黄色くなったすだちを搾り入れ、ネギを加えてガーッと混ぜた状態がこれ。一つ前に行ったあたりやみたいな剛麺とは全く対照的、やや細めですらっ・つるっとしていて、伸びがあってうまーい!
ウケ狙い系な店名なので過度に期待はしてなかったんだけど(失礼)、予想外においしくてびっくり。「おいしいうどん」の名に恥じない、確かにおいしいうどんでした。(店もオモロイし)


※年明けから新規開店するお弟子さんのお店を手伝う?そうで、それに伴い現在のお店は週2日ほどの営業になるそうです。行ってみようと思われる方は、事前にHP等を参照の上、営業してるかどうか確認して下さいね。

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おがちゃん便り2009/12/07 09:48 PM

 はてさて、3軒目は「名もないうどん屋」です。 以前、余りに営業時間前に着きすぎて、あきらめたお店です。 今回は11:10に着い†††.

Wakkyの毎日  2009/12/07 09:54 PM

こんばんはこの日の3軒目は、高松市南部にある【名もないうどん屋】ですココだけの話なんですが、実は以前にフラレまして…(苦笑)今...

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