初めての東北(2)〜乳頭温泉郷大釜温泉
Posted ish / 2010.09.24 Friday / 11:52
東北旅行の1泊目は、もう何十年も前から知ってていつかは行きたいと思っていた「乳頭温泉郷」の七つの宿のうちの一つ、大釜温泉。有名な田沢湖のまだ奥にあり、あまり遅い時間に知らない山道を走るのもナニなので、早めに到着しました。
山辺の学校っぽい木造建物は元々ここにあったわけではなく、移築されたそう。校門っぽい看板があったり、入り口上に大きな時計があったりと凝っています。
車を持っていなくても、マイクロバス・「湯けむり号」で乳頭温泉郷の七つの温泉を巡ることが可能。温泉宿泊者に限り1500円で全ての温泉に入ることができる「湯めぐり帖」を購入することができます。時間があるならここでゆっくりして全部回ってみたかったなあ。
さすがに内部まで学校っぽくなってるわけではなく、簡素な和室に共同のトイレと洗面所。こういう場所には華美な設備は却って不釣り合いだから全然オッケー。
(上の写真はクリックで大きくなります)食事は朝夕とも一階の食堂にて。夕飯開始10分前、館内にカランカラ〜ンと鐘が響き渡ったのには笑ってしまいました。刺身の盛り合わせみたいなワケのわからんものはなく、地元色一杯の料理が並んで豪華。最初だけビール飲んで、この内容なもんで当然の如く冷酒にスイッチしました。
全部説明するときりがないので、代表的なものだけ。七輪で焼いて食べる鮎の一夜干し、鮎をこうして食べるのは初めてやないかなあ。塩焼きが定番だけど、これもオツでした。
じゅんさいって何だか知らんが好きなんです。秋田県の山本町ってとこが生産量日本一だとか。見た目の透明感とつるっとした食感、酢が効いた味付けが夏向けです。
上の写真のお膳には写ってなかった熱々のきりたんぽ椀がほどなく登場。これに限らず全般的に塩が効いているのでお酒が進むのはいいんですが、もともと薄味家族なので量を食べるとちょっとしんどくなりました。(おいしかったんですけどね)
(上の写真はクリックで大きくなります)続いてこちらは朝食。頭まで食べられる鮎の甘露煮だけでも、ご飯一膳軽くいけてしまします。セーブしてなんとか二膳に留めたけど、旅先の朝ご飯ってどうしてこんなにおいしいんでしょうねえ〜
当日の宿泊客は僕らを含め3組だけだったので、夜遅くに露天風呂の写真を撮ることができました。乳頭温泉郷内でも微妙に泉質が違うそうで、こちらは硫黄臭漂う白濁したお湯、夜2回朝1回の計3回入りました。もちろん源泉掛け流し、お湯がコロコロと音を立てながらいつも流れていて、24時間いつ入ってもOK。湯船独占状態でゆったりゆっくりのびのび温泉につかっていると、ほんとうに贅沢な気分になれます。あ〜気持ちよかったなあ〜♨
Comments
teru2010/09/25 09:15 AM
東北旅行記、楽しく拝見しております。Twitterでの投稿があったときから、「ブログでUpさせるかな?」と心待ちにしておりました。
乳頭温泉郷は私も以前から狙っているのですが、なかなか行く機会がなく…(東北行くならもっと先の北海道にしてしまうことが多いので)。
「湯船独占状態」ですか…。こんなヨサゲなお風呂を独占できるなんて!平日が狙い目、ですね。
続きの東北ネタも期待しております!
ish2010/09/25 10:11 AM
teruさん>
コメントありがとうございます!
旅ものエントリはどうしても反応鈍いのでうれしいです。
関東なら東北は身近だし気軽に行けると思うんですけど、そんなものなんですかねえ。関西だと東北出身の方が日頃からあまり回りにいない場合が多いので、余計に遠く新鮮に感じるように思います。
温泉良かったですよ〜 ぜひ行ってみてください!
Wakky2010/09/25 10:28 AM
待ってました!
実は「鶴の湯」or「休暇村」orココでハゲしく悩んだんですが
結局私らは「休暇村」に泊まります。
こういう秘湯ムード満点のところっていいですよねー素朴で。
乳頭温泉郷の湯めぐりもしてみたいんですが、時間的に無理そうなので残念でなりません。
もう1回行かねば!? (^^)
ish2010/09/25 11:15 AM
Wakkyさん>
休暇村の前を通りましたが、あそこもきれいで快適っぽかったですよ。鶴の湯にも行ってみたかったなあ。もっとゆっくり時間が取れたらいいんですけどね。
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