【旧】foodish：”雑”食記

という訳で(前回のエントリ参照)、今回姫路のお店をググッた結果、目をつけたのが鰻の播州山。つい先日も鰻についてエントリしたばっかりなんですが、ピンと来たのがここだったのでしょうがない。
というか、僕は鰻好きなんで、モーマンタイ。

このお店、ググッた結果見つけたのですが、そうそう沢山ヒットしたわけではなく、せいぜい5件くらいだったか。それもそんなに詳しく紹介されていたわけではありませんでした。でも何故かヒットの予感。

お店は山陽電鉄・飾磨(しかま)駅から徒歩1分のすごく便利なところにあります。車なら、道が少し狭目なのと一方通行があるのとで、多少苦労するかもしれません。
店名の読み方は｢ばんしゅうざん｣とまるでお相撲さんの名前みたいで、歴史を感じさせる風格ある店構えでした。

店頭に張られていたお品書きがこれ。安いでしょ？

こちらのお店、実は持ち帰りがメインみたい。お品書きの各種鰻丼以外に、蒲焼、八幡巻(牛蒡に鰻や穴子を巻きつけ、タレ付けして焼いたもの)、鰻の肝焼きなどを店頭で販売なさっています。
この店頭販売の時間が12時から17時。それに対して、お店の奥で食事ができる時間は12時から15時の3時間だけです。
(いずれも日曜・祝日はお休み)

僕が頼んだのは鰻重の上。写真では2切れしか載っていませんが、ご飯の中にもう2切れ隠されています。蒸していない関西風の鰻は肉厚たっぷりで、噛むとむっちりした充分な歯ごたえが返ってきます。余分な脂気は一切感じさせず、密度の高い身の美味さが…！

同行者が頼んだ鰻定食は蒲焼とご飯が別々で、鰻は2切れながら八幡巻他が添えられます。この日は八幡巻がまだできてないとのことで、山椒が添えられた焼穴子がついてきたのですが、この焼穴子が秀逸。僕の大好物であることは差し引いても、シンプルで穴子穴子した旨みはかなりのもの。これで作った握り寿司はムッチャ！おいしいだろうなあ。

界隈は小ぢんまりした商店街ながら、あちらこちらに魚屋さんがありました。土地柄、海の幸に恵まれているんでしょうね。そうそう、丼のご飯もおいしかったですが、これも地元産なのかなあ、そういや近くの竜野は醤油の名産地だし、とか色々頭を駆け巡った一日でした。
ぜひとも再訪してみたいお店です。

(お店データ)
姫路市飾磨区栄町62−5　電話 0792-35-5155