よしや〜讃岐うどん巡礼2009-3その3
Posted ish / 2009.06.29 Monday / 11:00
今回の3軒目は今年初めにできたばかりの「よしや」。真新しい外観からフレッシュなパワーを感じます。で、こちらのお店は見かけは新しいんだけど、ある意味では古いともいえるかもしれません。
お店の前に高々と掲げられた看板や、入り口ドアに書かれた「純手打うどん」「ALL HANDMADE UDON FACTORY」の文字は、こちらのうどんが機械を使用せず全て手作りで作られていることを示します。うどんを作る工程でなんらかの機械を使うのが当然の時代にあって、あえてこの道を選んだ店主の心意気や如何に。
店名リンク先に記載されているように「『宮武が閉めるんなら自分でやったらええわ』・・・で、起ち上げた店」ゆえ、その筋の方には一目瞭然、先日突然に店を閉じられた「宮武」の流れを汲むメニュー。
…とエラそうに書いてても、僕は宮武では食べることがないままでした。残念。
こういうお店の形態で朝7時から食べられるってうらやましいですね。
チョイスしたのはひやひや。麺の太さが均一ではなく、ねじれていたり太さが途中で変わっていたりしているのがおわかりいただけるでしょうか。(上の写真クリックでアップになります)
この不均一さがこちらの麺の一番の特徴。口の中へとうどんをすすると、一定したリズムではない凸凹した食感を感じます。これを良しとするかどうかは好みが別れるところかもしれませんが、僕的にはそれが却って新鮮で野趣があって面白かったです。普段あまり意識したことがないんですが、香りも立っているように感じました。後のことを考えて控えたけど、しょうゆうどんで食べてみて、このうどんの個性をもっとストレートに感じたかったなあ。(でもかけだしもおいしかったし後悔なし)
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